PSプラスのエクストラ以上の加入で遊べるゲームカタログで、ダウンロードできるお姉チャンバラORIGINを遊んでみました。
ゾンビを斬りまくる露出度の高いお姉さんが主人公という、ストレートにB級路線を狙いながらも、カルト的な人気を誇り、現在では「地球防衛軍」とともにD3パブリッシャーの看板タイトルの１つとなっています。
本格的なアクションが堪能できるということで、果たしておもしろいのか、つまらないのかどうかをレビューしていきます。
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お姉チャンバラORIGINとはどのような作品なのか？
お姉チャンバラORIGINは、大型タイトルを遊びすぎて、ちょっとゲームに食傷気味な人におすすめの作品です。
１週のクリア時間は３～４時間とかなり短く、ムービーをスキップすれば２時間ぐらいでさくっとクリアできます。
あとは、キャラの育成や難易度を変更して遊ぶだけ。
お姉チャンバラORIGINはPS2に発売された初代お姉チャンバラ、２のストーリーをフルHDのPS4で新要素を絡め、再現した作品です。
遊んでみると、ストーリーの単純明快さだったり、デビルメイクライやNINJAGAIDENが売れていた時代の、古き良き高速剣劇アクションを堪能することができます。
お姉チャンバラORIGIN 戦闘 アクションゲームの面白い要素がすべて詰め込まれている
お姉チャンバラは一見すると、大量のゾンビを斬りまくるという無双ゲームに近いコンセプトに見えます。
確かに適当にボタンを押すだけで、攻略はできるのですが、敵の攻撃する瞬間にガードを押して、パリィができたり、タイミングよく回避を続けることで、強力な一閃を繰り出せます。
敵の返り血を浴びることで、暴走状態になって攻撃が強化されたり、本当にPS２によく遊んだ、デビルメイクライや鬼武者を遊びながら、思い出しました。
本作独自のシステムとして、クールコンビネーションというものがあり、タイミングよく攻撃をあてることで、攻撃速度や、最後のフィニッシュ技が強力になります。
フィニッシュ技が出る瞬間は、一瞬だけスローになったり、カットイン状態になるので、とても気持ちいいです。
このように、雑魚敵であってもただ連打するのではなく、タイミングよくボタンを押したり、駆け引きを楽しむことも可能です。
また、ゲーム中盤からは、妹と一緒に出撃することができます。主人公を操作しながら、妹にチェンジすることで、主人公のコンボが継続した状態で、妹を操作しながら、攻撃できます。逆も可能で、これによってコンボ数やダメージをのばすことが可能です。
お姉チャンバラORIGIN ４時間だけど飽きてしまう敵のバリエーションとシステム
サブスクで遊んでおいて、これは不公平なレビューですが、フルプライス作品として考えると、あまりにもボリュームが少ないです。
これはステージ数ではなく、敵のバリエーションやステージの見せ方です。
特に後半のステージは「あれ？もう１回同じステージを遊んでいるのかな？」と思ったぐらいに変化が乏しく、一定の敵の倒し方を覚えれば、あとは作業になってしまいます。
慣れると、パリィよりもジャスト回避（ジャストといっても難しくない）を連発して、一閃をした方が、ダメージの効率や時間もいいことに気づき、そこから作業になってしまいました。
キャラにはレベルの概念があり、ステータスをアップすることができますが、特別な技が使えるとか、武器ごとに育成要素があるというやりこみ要素は乏しいです。
この辺りは１周１０時間ほどで計算しているデビルメイクライや、鬼武者のほうがよくできていると思いました。
システムは最近の流行りをすべて取り入れたといえば聞こえはいいのですが、最終的にやることが限られてきて、飽きてしまうという流れです。
かなり大味なゲームで、すべてをほめることはできませんが、冒頭でお伝えしたように、サブスクの１作品として考えると、とても優秀で、大作ゲームの合間にすかっと遊ぶには最高のお供です。
最近は、ゲーム時間を圧縮して、楽しませるゲームが減ったなと思う今日この頃でした。
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