スーパーマリオRPG switchリメイクのクリア感想 10時間でまとまった優秀なアクションRPG 現代のRPGもこうあるべきだと思った

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1996年、まさにSFCからNINTENDO64に転換する年に発売された、SFC最後のメガタイトルといってもいい「スーパーマリオRPG」

こちらが、switchで完全にリメイクされた形となったので、遊んだ感想とどのような人におすすめかをまとめていきます。

 

ちなみに、この作品がおそらく2023年最後のフルプライス最新作の作品になると思われます。

今後もブログのゲームレビューを末永く応援してくださいますと嬉しいです。

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スーパーマリオRPG オリジナルから約25年以上で何が変わったのか?

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スーパーマリオRPGは、エニックスと統合する前のスクウェアと、任天堂が共同開発された作品です。

 

当時からかかわっているスタッフも一部在籍していますが、リメイクに関わっていないオリジナルスタッフも、リメイクの再現度に高評価されています。

ちなみに、現代でオリジナル版を遊ぼうと思ったら、レトロゲームショップでSFCと購入する方法もありますが、スーパーファミコンミニにも収録されています。

 

私はオリジナル版はジーノ加入ぐらいのタイミングで、やめたのですがオリジナルの雰囲気を損ねることなく、現代では貴重な短時間で密度の濃いRPG体験ができて、非常におすすめの作品です。

 

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スーパーマリオRPG  リメイク版と決定的に違う難易度について

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オリジナルをほぼ忠実に、言語まで再現した本作なんですが、もっとも違う点がバトルの難易度です。

スーパーマリオRPGでは、攻撃の際、敵から攻撃を受ける際にタイミングよくボタンを入力することで、チェインが発生して、左下のゲージが増加するようになっています。

ゲージが満タンになると3人技という、強力な全体攻撃、全体回復、バリアなどをパーティーによって決められた効果が発動します。

 

この3人技によって、スーパーマリオRPG特有の戦闘中にパーティーを入れ替える面白さに拍車がかかっています。

一方で、オリジナルでは全体攻撃や強力な攻撃はFPを消費して繰り出すという流れだったのに対して、リメイク版では3人技があることで、難易度は下がっています。

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また、全体技も使えるのでFPを使って、全体技を打つ優先度があまり高くならなくなります。

難易度調整として、エンカウントバトルの一部の敵に「きょうてき」と設定され、通常の敵より、攻撃力や体力が増えています。

ただ、強敵もわかりやすく黄色で表示されていますし、逃げることも可能です。体力はかなり多く、手間をかけて倒しただけの経験値やコインがはいらないので、スルーすることが多いです。

 

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スーパーマリオRPG  RPGとして今遊んでも面白い?通用するのか?

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今の時代にスーパーマリオRPGを遊ぶメリットなのですが、現代キャラクターを動かすまでに、とにかくムービーシーンが多すぎて、辛いです。

特にレビューは高かったのですが、ゼノブレイド3はムービーが多すぎ、内容もあまりよくなく、戦闘ももっさりで途中で断念するレベルでした。

 

一方で、現代のRPGに慣れすぎると、スーパーマリオRPGのあっさりしたストーリーの解説、明快でわかりやすいバトルなどは非常に精錬されており、短時間でコマンドバトルRPGをちゃんと遊んだという満足感があります。

 

グラフィックもPS5の最新作などに比べるとさすがに劣りますが、必要十分の3Dグラフィックで、音楽もキングダムハーツ、ストリートファイター2で有名な下村陽子さんが担当されています。

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フィールドやダンジョンの探索要素も、コンパクトで、隠しブロックをすべて集めるなどのやり込みを見出さなければ、クリアまで10時間程度で終わりますが、10時間でも内容のある10時間なので、現代のRPGに換算して20時間ぐらいの満足感があります。

 

現在遊んでも素晴らしいのが、マリオの軽快なジャンプアクションによって、フィールドの障害物や敵をかわしていくこともゲーム性として、落とし込まれている点です。

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道中は強制的ですが、ミニゲームがいくつか存在しておりますが、どれもアクション性があって、それなりに楽しめるものが多く、コインなどの報酬なども組み込まれています。

 

RPGとしてもクオリティが高いのですが、ちゃんとオリジナルのマリオに敬意をはらって、アクション性のあるミニゲームもいくつか入っており

本作でマリオを初めて知った層にたいして、マリオ作品を遊んでもらえるような導線をしっかりひいているのが本当に素晴らしいコラボだなと思いました。

 

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結論 RPGのクリア時間は20時間ぐらいでも十分満足できる

現代のゲームというのは、何時間楽しめたのか?遊べたのかを重視する傾向にありますが

たとえ50時間ぐらい遊んだとしても、人が印象に残ったと記憶できる箇所というのはかなり限られてきます。

 

それに、プレイ時間が長いとみんなでクリアしたという体験を話し合うことも難しくなります。

例えば、今年switchで発売されたゼルダのティアキンは多くの方がプレイされたと思いますが、実際にクリアまでたどり着いた人はどれぐらいいるでしょうか?

 

またクリア時間が短いということは、名作のアルバムのようにちょっと時間があいたら聞いてみるかというリプレイ性の高さにつながります。

 

クリアするのがゲームのすべてとは言いませんが、クリアした人が限定されるのもどうかな?と思います。もちろんフロムの死にゲーのようにクリア率が低いことが逆に話題となるケースもあります。

私も今年はボリューミーな作品を遊びすぎて、2024年はインディーズゲームやレトロゲームを中心に小粒なレビューをそろえていこうかと悩んでいるところです。

 

正直、今のゲームはたとえ値段に対して、膨大な時間遊べたとしても、そこに人生を奪われすぎて、全く好きになれません…

 

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