令和の自作シール最高峰の加工技術 AGAWAさんのペッキャオトリビュートシールアルバム

スポンサーリンク

スポンサーリンク

おそらく、ビックリマン40周年の記念シールがあったとしても、この自作シールの加工技術以上のものは作れないかもしれない…

もう個人製作という枠を超えて、職人芸としか言いようのない

自作シール業界でも、知る人ぞ知るAGAWAさんのペッキャオトリビュートシールアルバムを運良く、赤も青も両方購入(フリマアプリで)できたので紹介する。

 

今回のレビューは、すでにAGAWAさんがブログで語られている公開情報を参考にしながら、語っていきます。

Hello Pecquiao! ペッキャオトリビュートアルバム

 

過去に自作シールについて紹介した記事を書いています。

まんだらけ京都店限定 自作シールレビュー MADさん、キープロジェクトさん 悪魔アスタロト(ガチホロ)、京四八

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

AGAWAさんのペッキャオトリビュートシールアルバム

AGAWAさんは非常に人気のある自作シールを販売されている方で

(CDの紙ジャケットみたいになっています。昔はヘヴィメタルやハードロックの紙ジャケットよくもってましたね)

1世帯1商品という制限をもうけたとしても、あっという間に完売してしまうらしい。

 

TwitterやLINEでシール販売の告知をしているのですが、ファンは絶対にチェックしている。

 

氏の素晴らしさは、なんといっても令和のシール技術はこうだなと思わせてくれるぐらい、他の自作シール製作者に比べて、シールの加工技術が群を抜いている。

これは、AGAWAさんが1から作っているというより、委託業者に何を注文すべきで、技術のある業者を見極めている能力が高いということだと思われる(自作シールについてあまり詳しくないので、あくまで予想)

 

ペッキャオトリビュートアルバムは、そんなAGAWAさんのシール技術が積み込まれた商品で、赤版と青版に分かれています。

ペッキャオという名前で、複数のデザインをシールデザイナーや絵師などに依頼して、AGAWAさんがシール化されています。

 

赤版は、背景なしのプリズム加工にフルカラーのキャラクター+おまけ

青版は赤版のキャラクターをベースに、1つとして同じではない特殊加工を施しております。

 

AGAWAさんの公式サイトでは、どちらも完売状態。キャンセルになったものが再販される予定ですが、キャンセルされる方がどれほどいるのか…

青版は、セット内容の一部をばら売り予定とのこと。

現在、フリマサイトやネットオークションでも販売されており、目安として赤版は定価3000円だったのが4500円程度、青版は定価10000円だったのが、13000円程度になります。

私は、非常に運が良かったのか、未開封新品を青、赤セットで14000円で販売された方がいて、その方から購入しました。本当にありがたいことです。

 

スポンサーリンク

ペッキャオトリビュートシールアルバム 赤の感想

正直、動画で見ていて青ばかり気になっていたので、赤にものすごい期待をしていたわけではないのですが

すべて開封して、シールホルダーにコレクションすると壮観です。

シンプルなプリズムになっている分、キャラクターの配色の鮮やかさが際立ちます。それぞれに個性がたっていて、この個性の違いというのは、シールホルダーにかざって、見比べるからわかることですね。

基本9枚におまけとして、勇者ペッキャオが2パターンあります。

1つは、80年代ビックリマンの悪魔シールのように背景が一色で、レトロな見た目。

2枚目は、ホロ加工になっており、単に元絵をホロにしたのではなく背景をしっかり追加して、立体感を味わえるような作りになっています。

以前にMADさんのガチホロ「悪魔アスタロト」をレビューして、あれが2750円でしたが、このペッキャオだけでも2000円ぐらいの価値を感じさせるクオリティですね。

 

スポンサーリンク

ペッキャオトリビュートシールアルバム 青の感想

青に関しては、なるべくじっくりと紹介していこうと思います。

もうセットで公式サイトから販売されることはないですし、高値で売るとか、もったいないなという理由で、未開封でキープされている方もいるかもしれません。

でも、社会人ですし、1万円をシールに払うってことはなかなかないので、あけてしっかりみて、さらに触って堪能するのが、コレクターだと。それが本来の楽しみ方だとも感じます。

まずこの刺繍とデカプリズムでさっそく、印刷技術のすごさを見せつけます。

BABYペッキャオはワッペンのようになっていますが、膨らんでいる部分と、そうでない部分の遠近感が素晴らしく、眺めていても、クオリティが高いです。

デカプリズムのほうは、ぱっと見、派手で見にくいのですがすこし離してみると立体感があって、迫力があります。

ウルトラメタルエンボスという新しい加工技術を使っており、凹凸表現が非常に深くなっており、まさに1つの作品という見た目になっています。

分厚さもあり、実際にさわって凹凸を堪能しながら、ゴージャスなシールを愛でるという楽しみ方がよさそうです。

 

魔胎伝ノアのように、顔部分が立体加工になっていますが、全体がホロではなく、カラー状態で3D加工というのはちょっと斬新。

またキャラクター絵が浮き彫りになっていて、こちらもかなり厚みのあるシールに仕上がっています。

こちら青シートをはがすと、色鮮やかなホロになります。

保護シートをつけたままでも、青ホロとして堪能できるのですが、青シートがはがれると、1粒で2度おいしい作品になっています。

今回は、本来は保護シートをはがした姿を作者は見てほしいと感じて、はがしましたが、はがすのが結構大変で、こだわりがなければ、保護シートのまま保管したほうがよさそうです。

本来のガチホロは、背景の炎によって立体的にみえるものの、ものすごく立体的に見せようというものではなく、光の当たり方によって、色鮮やかに輝く美しさを堪能するのが、よさそうです。

 

レインボーゴールド加工。手で触ると若干の凹凸が感じられます。

他のシールに比べて、通常の厚さなのかわかりませんが、ややシールフィルムに入れにくいと感じてしまいました。

一番、元のデザインに近いものになっていますが、こちらも角度によって、輝き方が細かく変わります。

AGAWAさんの代名詞ともいえる?3D技術。

こちらは、緑の単色になっていますが、フルカラーで3Dシールを製作されており、まさに小さなフィギュアが中に内蔵されているような感動があります。

しかもこのシール、真横までぐりぐりと動きます。どういう技術なんだ…

今後もこの方面で、AGAWAさんはさらに我々を驚かせてくれるシールを作ってくれそうですね。

最後に、左が赤、右が青

一見して同じにみえるのですが、こちらシルクスクリーン印刷となっていて

ビックリマン初期のころに採用されていた、キャラクターがくっきりと見やすい印刷であり、高級感のあるような雰囲気も出せると

いまとなっては、その印刷が高騰してしまったのか、本家ビックリマンでも使われなくなりました。

レトロ感も抱かせつつ、今見ると、まさにエモいと感じるようなシールになっています。

 

 

スポンサーリンク

ペッキャオトリビュートシールアルバムは買うべきかどうか?

本当に素晴らしいシール体験でしたね。フィギュアなどを眺めているかのような満足感があり、久しぶりに趣味にお金をしっかり使ったなという感想です。

フィギュアなどと違って、シールの良さはフォルダーなどを出してみるだけという手軽さですね。

さて、赤と青どっちがおすすめかと言われたら

 

  1. シールのデザインや、フォルダーで眺めるコレクション性なら赤
  2. シールの最新加工技術を堪能するなら青

正直、どちらが下位互換や上位互換というわけではなく、それぞれに良さがあります。

あと青は、将来的に売却も考えている人がいるかもしれませんが、スリーブから取り出して、実際にさわって堪能してみると、さらに素晴らしさに気づくと思います。

 

少し残念なのが、やや高価な価格になるため、せめて青版はすべてのシールにスリーブをつけてほしかったなと思います。

 

今回のセットを超えるような加工技術のシールセットはなかなかお目にかかれないと思います。

出るとしたら、AGAWAさん自身が自らの壁を越えて、出されるときかも…

次はできることならフリマサイトではなく、AGAWAさんの公式サイトからちゃんと購入したいですね。

 

 

まんだらけ京都店限定 自作シールレビュー MADさん、キープロジェクトさん 悪魔アスタロト(ガチホロ)、京四八