里崎智也氏、令和の虎のプロ野球選手引退後8割が自己破産を真っ向から否定

いつも見ている里崎チャンネルで、令和の虎の内容について言及した場面があり、私が以前にブログでまとめていた回だったので、ブログでまとめてみようかと思いました。

このブログでは、野球や令和の虎についていろいろとまとめています。

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本当にプロ野球選手は引退後に８割が自己破産するのか？

元中日の三ツ間氏が出演したスポーツ版タイガーファンディングで、こちらも元中日の平田氏が、岩井主宰と話の中で、引退後８割が自己破産ということを話されたとのこと。

もちろんこれは平田氏が見てきた選手だけの実数値ではなく、平田氏の口ぶりから察するに、おそらく入団や退団時に球団やまわりから伝えられた言葉をそのまま岩田主宰に伝えたのではと推察されます。

令和の虎の内容に対して、里崎氏は「あれは嘘です」と真っ向から否定。

里崎氏の周りに破産したことはないか？と聞かれて、「聞いたことがない」と実例を出されます。

里崎氏が在籍していた時のロッテは、２度の日本一に輝いており、日本代表選手も多かったため、年俸もロッテ歴代選手の中では高かった選手が多かったこともあります。セカンドキャリアもコーチや解説者、里崎氏のようにyoutubeとしても活躍し、１億円プレイヤーになっている人もいます。

「２割もいないんじゃないかな、２％すらあやしい。平田は影響力のある場でいってはいけない。プロ野球OBのがんばっている人たちに対して失礼」

とも付け加えました。

一昔前だと、一流選手であっても金銭トラブルで裁判沙汰になったり、本当に野球しか知らずに騙されるなんて報道も目にしました。

ただ現在は、試合後にひたすら飲み歩くという武勇伝的な話もプロ野球で聞かれなくなりましたし、若手選手はスマホゲームしているという噂もyotuubeなんかで聞きます。

おそらくなんですが、平田氏に自己破産８割といったのは中日の球団関係者で、選手たちが引退後にお金に困らないように、厳しい数値を出して入団時などに教えたのではないかと推察されます。

プロ野球選手は個人事業主でもあるため、入団時に球団から税理士などの斡旋やマネーリテラシーの講習なども軽くしているはずです。

プロ野球選手は活躍すれば給与も大きいですが、それだけ税金で引かれるものも多いですし、逆に自分の仕事に関わる道具などは経費として計上できると思われるので、意識が高く、給与を得られる選手ほど管理はされていると思われます。

近年のプロ野球では、育成枠というものが設けられており、育成枠の選手は、新卒やサラリーマン年収を大きく変わらない給与になっています。

これならば、社会人野球の選手のほうが年俸や将来の安定性に魅力がありますね。そういう事情もあり、一昔前と同じように、社会人野球を進路として選ぶ若手もいるみたいです。

キャリアを全うした選手はよほどのことがない限り安泰。

一方で若くして戦力外として切られた選手も、年俸が急激にあがったという体験がなく、社会にでるわけなので、戦力外というショッキングなイベントを体験することになりますが

社会に出ても、プロ野球とのギャップに大きく苦しむ可能性は低くなります。そもそも野球部という体育会系に打ち勝ち、プロ野球選手に選ばれるレベルですから、一般人に比べて、場になじむとか、肉体労働面で能力は発揮できるはずです。

一方で、難しそうだと感じるのは１～２年活躍して、年俸が急激に上がったけどそこから活躍できず、戦力外になってしまう例。

単年でも活躍すれば、球団はその素質をまた開花させるだろうと、様子見するためその後戦力外になった後の年齢は社会復帰を困難にさせそう。

さらに、年俸が急激にあがることで、家をかったり、車を買ったり、生活の質をあげることで、自分を追い込むタイプの選手もいるため、その選手がけがなどして活躍できなくなると大変ですね。

引退後に活躍されている里崎氏、古田氏はいずれも現役時代はその時代の名捕手でした。

古田敦也氏は、現役時代の間に資産運用をされていました。株を取り扱った番組でも呼ばれることがあり、当時から意識の高さを持っていたのでしょう。

里崎氏も、プロ野球で長く活躍できないことの方が多いため、入団当初から一定額を定期預金。最初から貯金する額を決めておかないと絶対に使ってしまうということで、ルールを課していました。

非常に賢明な選択です。私も最初は３～５万を別の銀行口座に振り込んでいて、順調に貯金できたのですが、面倒になって一体化したら、なかなか貯金できなくなりました…