The Callisto Protocol カリストプロトコル ネタバレ ストーリー まとめと考察

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日本語版が発売中止となった、The Callisto Protocol カリストプロトコルをクリアしたので、私の主観も盛り込まれていますが、ストーリーのまとめと考察を行っていきます。
過去にも他のゲームでストーリーのまとめであったり、解説、考察をおこなっているのでよろしければご覧ください。

 

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※この記事は2024年2月23日に更新しています。

 

本作は日本国内で流通しているハードでもプレイでき、日本語のローカライズもしっかりされていますが、現状北米版のソフトしか入手することができず

ストーリー、世界観は魅力的だけど、プレイできない人が多数いると思われます。その助けとなるため、このブログはカリストプロトコルの魅力を未プレイの方でも十分に感じていただけるように作成しました。

 

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル 冒頭 あらすじ

主人公は、惑星間で運送をしているジェイコブ・リー

ジェイコブはある薬を搬送する仕事を任され、この仕事が成功すると一生分暮らせるらしい。相棒と主に雑談するが、船内で異変が起こり、エウロパという惑星でテロ活動を行っていた、ダニ・ナカムラ率いるテロ集団に襲われる。

なぜ自分が襲われているのか、この不条理がわからないまま、ジェイコブは緊急排出ボタンを押し、ナカムラ以外のテロリストを一掃するが、船は木星のカリストという星に不時着する。

ジェイコブは助かるも、相棒は半身が削られて帰らぬ姿に。

不時着するや否や、人間ぐらいの大きさのロボットとフェリスという男性に発見され、コールという男の命令で、ジェイコブと生存していたナカムラは、ブラックアイアン刑務所という場所におくられてしまう。

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル ブラックアイアン刑務所の災害と逃走

刑務所に運ばれて早々、ジェイコブは、マーラーという女医によって、身体になにかを埋め込まれる。死の危険もあったが、ジェイコブはまだ生きていた。

刑務所内では、コールという新しい黒人男性の所長が、ホログラム越しでなにか演説をしている。

ほどなくして、表が騒がしくなっている。

周囲は燃え盛り、悲鳴が聞こえる。どうやら囚人たちが脱走しているようだ。さらに、ゾンビのような怪物のようなクリーチャーがなぜか徘徊している。

事態は混乱状態になり、監視官や囚人たちが次々に殺されている。ジェイコブも武器を活用して、なんとか生き延びる。

脱走の最中、イライアスというジェイコブよりもはるかに古参の男と協力することになった。

どうやら、イライアスは脱走する飛行船のあてがあるらしい。ジェイコブは運転ができるので必要とされており、ジェイコブも複雑な刑務所内を案内してくれる相手が必要だった。

 

二人は協力する中で、不思議な友情が芽生える。数々の死線を潜り抜け、相棒に似た信頼をジェイコブはイライアスに寄せる。

 

しかし、ジェイコブと別の協力者として、イライアスはナカムラと手を組んでいた。イライアスは二人の関係を知らなかったらしい。

 

ナカムラも「その男を信用するんじゃないよ」とイライアスに警告する。

 

脱走のために外に出る必要があり、酸素を確保するためにパワードスーツに身を包むジェイコブとイライアス。

 

イライアスは、自分を守るために人を殺したことで、ブラックアイアンに収監されたそうだ。イライアスの境遇に同情をよせるジェイコブ。

 

そんな二人の信頼を引き裂くようにトラブルが発生し、イライアスはマスクがこわれ、酸素を確保することができないまま絶命してしまう。

また孤独になったジェイコブ、そんなジェイコブの前にあらわれたのはナカムラだった。

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル ジェイコブトナカムラの共闘 暴かれるブラックアイアンの謎

唯一の生存者、ナカムラと二人になったジェイコブ。目の前は自分をこんな状況に陥れた女性で許すことはできないが、相手も同じ感情らしい。しかし、二人で協力しなければ生きていくことはできない。

ナカムラは協力する前に、どうしても確認したいということで、不時着したジェイコブの船の物資を確認する。

ジェイコブは「ただの薬だ」と説明し、ナカムラが確認するとどうやら普通の薬だったらしい。

ジェイコブの誤解が解かれ、とりあえず二人で脱出を試みる。

ナカムラはテロリストであるとUJCという物語を取り巻く企業、団体が報道しているが、ナカムラはプロパガンダだという。

カリストで起こっているパンデミックも、エウロパやほかの惑星で同様のことが起こっているらしい。ナカムラはこのパンデミックの謎をどうしても追求したいらしい。

二人は、道中で別れながらもなんとか協力して、助けに来た飛行船に救難信号を送ろうとするが、ホログラムであらわれたコール所長が「いままでの動向をみていたぞ」と飛行船を撃墜してしまう。

逃げ場を失ったナカムラとジェイコブ。ナカムラは当初の目的通り、ブラックアイアンに帰還し、事態の謎を解明し、ジェイコブも付き合うことになる。

 

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル 終章 コールの野望とジェイコブの秘密

戻ったブラックアイアンは、刑務所全体がすでに感染させられていた。

再び訪れたブラックアイアンで、ジェイコブは女医のマーラーと再会し、ブラックアイアンが何のために建設されたのかを知ることになる。

ブラックアイアンで見たクリーチャーは、他の惑星で発見され、同じように悲惨なパンデミックが起こり、周囲の人々が感染、死亡する事態が起こったらしい。

多くの人々は感染して、死ぬか悲惨なクリーチャーになるだけだったが、被験者ゼロ、アルファと呼ばれている、感染に適応して、強靭な肉体と精神力を持つ存在に進化する個体が見られた。

被験者ゼロなどは結局死ぬのだが、その中から病原体の幼体が採取され、ジェイコブはその幼体をブラックアイアンからエウロパまで搬送し、結果的にエウロパのパンデミックにつながった。

 

つまり、ナカムラの間接的な仇はジェイコブであり、エウロパの大量死はジェイコブが関わっていたが、ブラックアイアンとUJCの巧みなプロパガンダにより、ジェイコブは自分の罪を自覚しないまま仕事していたのだ。

 

さらに、ブラックアイアンはコールが、宇宙に適応する人間をつくるため、被験者ゼロを再現するために、もう一度別の惑星でおこったパンデミックをブラックアイアンで起こしていたのだ。

 

(実験台にされ、自我を失っていく被験者)

囚人たちの一部は、病原体を移植されることで、意図的にクリーチャーにさせられていた。

 

コールが常にホログラムで登場していたのも、ブラックアイアンにいれば、命を失うリスクがあるからだ。なんとも卑劣な男だ。

 

ナカムラはクリーチャーに襲われ、感染してしまう。ナカムラの感染を救うため、ジェイコブはマーラーと接触する。ナカムラを助けるためには、新しい被験者ゼロとなったフェリスの血が必要だ。

 

ブラックアイアンの指令室で、フェリスと再会し、ジェイコブはクリーチャーを利用してフェリスを突き落とすことに成功したが、フェリスは生きていた。

 

それどころか、理性を保ちながら病原体と融合しており、驚異的な戦闘力と再生能力を備えて、ジェイコブの前に現れた。

 

フェリスと再戦したジェイコブだが、フェリスに異変が、強大なクリーチャーへと変貌したが、これもジェイコブは打倒する。

 

血清をナカムラに打ち、彼女を助けることに成功。

 

ジェイコブとナカムラは脱出ポットからの脱出を試みるが・・・

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル ラスト ジェイコブの運命

脱出ポットは1人しか乗れない。ジェイコブはもともと病原体をはこんで、惑星のパンデミックに間接的にかかわってきた。

 

その罪の意識から、ナカムラをポットに乗せる。

 

マーラーによって、互いの意志が疎通するようになったジェイコブとナカムラ。ナカムラはジェイコブの贖罪の意識を感じ取りながら、脱出する。

 

ジェイコブは追ってきたクリーチャーを倒しながら座り込む。もう助かることはないだろう。

 

絶望の最中、マーラーから通信が入る、まだあきらめてはいけない、助かる道があると・・・

カリストプロトコルはここでエンディングを迎える・・・

 

 

 

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコルの謎 本当の被験者ゼロはジェイコブ・リーではないのか?

ジェイコブは、病原体の運び屋として利用されていたのだが、本当は被験者ゼロとして、人類の可能性の運び屋として使役させられているのではないか?

 

つまり、運び屋というのはダブルミーイングとしてとらえられる。

 

根拠は乏しいが、マーラーがジェイコブの刑務所搬送時に行った手術が、命のリスクがあるということ。

 

これは首に打ち込む装置が、そもそも命を失うリスクがあると考察もできるが、特別な措置が施された可能性もある。

また、マーラーは物語途中で、ナカムラを助けたり、コール所長と意見の相違から、たもとを分かつことになった。これは明確な被験者ゼロを生み出したことへの自責の念もあるからかもしれない。

 

この考察だと、被験者ゼロは、大量の感染者の中で生き残ったものという偶発的な要素で生み出されるという前提だったが、繰り返される研究の中で、意図的に被験者ゼロが作れたとしたら?

 

そうなると、コールの驚異的な生命力だったり、フェリスのように戦闘を繰り返す中で興奮状態になっている点も説明がつくと思う。

 

もう1つは、なぜコールが、ずっとジェイコブを監視していたのか?という点だ。

 

コールは独断で今回のパンデミックを起こしたわけではなく、仮面をかぶった謎の男たちの指示で動いている。

 

もちろん、ジェイコブが病原体の運び屋だったから注意深く監視しているという考察もできるのだが、あえて「ずっとお前たちをみていたぞ」といっていた背景は、他にもあるのでは?と考える。

 

フェリスは結局のところ、「駄作だ」とコールに捨てられており、フェリス=被験者ゼロは結局、ミスリードだったのではないかと思われる。

こうなると、あんだかエイリアンのシガニー・ウィーバーみたいな立ち位置をジェイコブはになっているなと思う。まぁ、SFホラーの金字塔だったから、参考になるのも無理はない。

 

 

 

 

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The Callisto Protocol カリストプロトコル ストーリー評価

カリストプロトコルは新規IP、令和の時代、洋ゲー、宇宙SFホラーということで、最初はかなり複雑な印象を受けたのですが、DOOMのようなノリも感じ、意外とゲームプレイと同じように、ストレートでわかりやすいシナリオだったと思います。

 

ムービーを見れば、大枠のストーリーはわかりますし、「これは○○だったんだな」とジェイコブが、ちゃんと説明しなおしてくれます。さらに、日本語吹き替えされており、声優さんの演技も非常に素晴らしいです。

 

逆にシンプルといっても考察の余地もあり、続編を意識してつくられているてんは、いろいろ想像がはかどります。

 

本作はムービーシーンのみならず、ステージ上で手に入る音声ログを聞きながら、背景をさぐることができます。脇道にずれることで、刑務所内の隠し部屋に到達し、今回の計画の一端を聞くことも可能です。

音声ログは、ゲーム中にいつでも繰り返し聞けるシステムになっており、バイオショックに比べるとすごく親切。

深堀をしたい人は、音声ログをしっかり聞き直しましょう。

 

さらに、ビジュアル面でも強烈な作品なので、ステージ上の背景だったり、オブジェクトが思わぬヒントだったり、考察に使えそうなので、サバイバルホラーの長所をしっかり踏まえていますね。

 

 

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