どうも、今回は投資とTCGについて、最近はやりのオンラインオリパについて思うことを述べてみることにしました。
タイトルにもありますが、投資家というのはTCG投資家ではなく、普通の株などの投資家からの視点になります。
オンラインオリパは投機としては、かなりハイリスクであるということ
コロナ以前、TCGのオリパといのは、希少なカードというよりは、実際の対戦で使える有用なカードが当たり枠というのが、よく見られました。
少なくとも１回５０００円や１万円といった高額なプレイ料金を取られることはありませんでした。
TCGが資産性のある商品であると市場で認められて以降、数多くの企業や個人がオンラインオリパに着手
１回１００円の手軽なものから、１万円のハイリスクハイリターンのものまであります。
直ちに問題になっていないものの、クレジットカードを使おうと思えば、限度まで使えるという点で、競馬や競輪のような危うさを秘めています。
さらに、パチンコやスロットなどは、どれだけ低設定であっても、あたりが０％ということは少なく、１０００円（５００円）払えば、最低限の抽選は受けられます。
一方で、オリパは、すでにあたりがなくなっているというリスクがあります。
個人的には業者は儲かりませんが、コンビニの一番くじのように、当たったものはバッテンをひくなどして、消費者に告知してもらったほうがありがたいです。
もちろん、業者からすればすべて最後まで引いてもらえないと赤字のオリパもあるでしょうが
その場合は、通常ラインナップを弱めにして、ラストワン賞を豪勢にするという考えたもあります。
オンラインオリパにとって追い風となったPSA１０
オンラインオリパのあたりにPSA10などがよく見られるようになりました。
私もPSA１０のカードを１枚持っていますが、溶接されているためカードの保護力が非常に高く、PSA１０だからというよりも、保護されている点に安心感を覚えます。
ただ、PSA１０をいざカードショップに売却するとなっても、ケースに傷が激しくついている場合は減額対象にしているという店もあります。
また、PSA１０＝完璧な美品というわけではなく、凝視すればPSA１０でも傷が見られる場合もあり、あくまで人の目によって決められた基準ということになります。
とはいえ、品質の保証としては利便性が高く、オリパやオンラインオリパというのは、「高額カードでも品質が悪いものを出しているんじゃないか？」という疑惑が常にされているもので、それを払しょくするには十分すぎる武器になります。
オリパのみならず、福袋などもPSA１０が出されるケースが増えましたね。
あたりであるカードの価値のボラティリティが激しすぎる
ここ最近は、特にポケモンカードなどの価格が、適正化しているのか、一時のバブルに比べるとかなり下がってきています。
店舗からすれば、１回５０００円で２００万相当のあたりカードを置いていたのに、それが５０万ぐらいになってしまうと、ユーザーに購入される可能性が確実に薄まってしまいます。
消費者側も、常にカードのレートを頭にいれて、そのオリパでアドがとれるかどうかを考えなければいけません。
また手にしたとしても、今度は売った場合に利益がでるかどうかは別の話です。
このブログでも以前にとりあげた、リーリエの全力は現在メルカリで２～３万円で出品されていますが、一時期は３０万以上した代物だったので、かなり下落しています。
オンラインオリパを繰り返し遊んで、売却すると古物商が必要になってくる…
オンラインオリパで出されている商品はすべて中古品になります。
ボックスも未開封ですが、正しくは新古品で、店舗で購入されたものを個人がオリパに出しているにすぎません。
オリパをやっている人々は、古物商の取得が義務付けられています。
現在はわかりませんが、一時期はツイッターなどで個人的にオリパをやっていた人がいたのですが、彼らは古物商を持っていたのか…？
そして、オリパ販売者のみならず、購入する側もオリパの沼にはまって、何度も繰り返し遊んで、それを定期的にフリマサイトなどに出品した場合は、業としてみなされる場合があります。
業として繰り返されているかどうかという明確なラインはないものの、ただ漫然とオリパをかって、利益がでてやったーと思うのは、危ないと思われます。
古物商だけでなく、繰り返し中古品を転売して、利益を得たとなれば、雑所得の申告漏れということにもなりかねません。
以上の点から、興味本位で少しオリパをやることはいいと思われますが、自分の資産をかなり入れ込んで、繰り返しプレイして、それを売却するということになったら、上記の条件は頭にいれておく必要があるでしょう。
