新NISA投資家影響を受ける あおぞら銀行ショック 高配当株が失われ、1000円の下落を受けて 高配当株に対する考え方の変更を 

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あおぞら銀行が、米国の不動産リスクによって、配当が出ないことが決定し、配当額も減少予定を受けて、株価が急落。

3200円以上だった株価は、2100円台まで急落しました。

今回は、このあおぞら銀行ショックについて考えてみる記事になります。

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あおぞら銀行は高配当の中でもボラティリティが高い

あおぞら銀行は、銀行銘柄でありながら、もともとは「日本不動産銀行」としてスタートしており、不動産の動きによって敏感に反応します。

 

リーマンショック、コロナショックという2つの直近の暴落にも素直に反応しており、特にリーマンショックは約5分の1にまで株価が下落しています。

 

かなりボラティリティの高い株価ながら、高配当というこで、新NISA開始時、成長投資枠の個別株で本当に推されていたのかな?と思うほど上級者向きの銘柄に感じられます。

 

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高配当株を購入する心理と落とし穴について

高配当株をメインに購入する人というのは、投資に対して、大きな自信をもっていない人でもあります。

投資はどれだけのプロが購入しても負ける場合もありますし、素人が購入してもラッキーヒットはあります。

 

そのキャピタルゲインの乱高下に耐えられない素人が、投資した分だけ、定期的に配当というリターンのある高配当株に比重を置く傾向にあります。

高配当株投資を選択することによって、配当の出ない成長株の選択肢を除外することができ、投資先の数を減らすことができます。

 

また、配当というのは基本的にその会社の利益から捻出されるため、一定の配当利率を出せる企業というのは、知名度の高い企業が多く、情報が集まりやすいという点も、高いメリットなのです。




また、「投資し続ければ数年間でこれだけになる」という見立ての元、長期保有の助けになり、配当の出ない銘柄を投資する場合は、ホールドし続けるべきか、どのタイミングで利確、損切すべきかという判断に悩まされるのです。

 

そのため、高配当株というのは、よい意味で、思考停止できるという点が魅力です。これは、投資信託にも同様のケースが当てはまります。

 

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高配当株は売り時が本当に難しい

過去の経験則として、高配当株は売り時が本当に難しいです。

高配当を言い訳に、ホールドすることができるからです。

過去にJTを保有していましたが、高配当以上に、株価が下がってしまって、最終的に損切することになりました。

 

そのため、私は配当だけをしっかり出します、ここ5年は連続増配ですというだけの株を買わないようにしています。

購入したとしても、その銘柄は本当にディフェンシブな銘柄であるかを熟慮を重ねる必要があります。

 

高配当株を買うにしても、その会社は成長性があるのか、経営は健全なのか、借金はないのか?という点もしっかり考える必要があります。

投資にはインカムゲイン(配当や優待)と、キャピタルゲイン(値上がり益)の2つの考え方があります。

 

例えば、1株1200円の株を100株購入して3%の利回りであれば3600円です。

世間的に3%以上の利回りは優秀とされていますが、この株価が1250円、1150円と50円上下するだけで、配当の恩恵はほぼなくなってしまいます。

 

原理原則として、配当がもらえるから買うではなく、配当は1つの材料としてのみ考えるほうがいいのでしょう。

 

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高配当銘柄はリスクは高いと考え、分散、パーセンテージを抑えていく

  1. 高配当銘柄との付き合い方として、リスクを抑えるのであれば、ETFを購入してリスクを分散させるという方法
  2. 高配当銘柄そのものが、リスク銘柄のため、ポートフォリオのパーセンテージを抑えて下落に備えられるようにする方法




この2つが、高配当銘柄の付き合い方になると思います。

また仮にあなたの年齢が若く、会社で働き続けて、収入を上げ続ける見通しがあるなら、高配当は、ハイリスクローリターンの可能性もあります。

結局、個別株というのは、購入したタイミング、価格や外的なニュースによって、価格が上下してしまいます。

美人投票の側面もあるため、価格は将来の折り込みになっています。例えば任天堂が急騰しているのは、2024年内にswitchの後継機がでるとうわさされているからです。

 

今回のあおぞら銀行ショックを重く受け止めるとともに、投資は単純に○○だから○○と考えるのではなく、柔軟に起こりうるべきリスクや、可能性を考えていくものだということを、痛感させられました。

 

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