Marvel’s Spider-Man 2(スパイダーマン) レビュー・感想・評価 最高のグラフィック、素晴らしい戦闘 しかしながら、なぜかマンネリに感じてしまうPS5の独占タイトル

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2023年10月、PS5久しぶりの独占タイトルで、全世界のゲームファンが待ち望んでいた

Marvel’s Spider-Man 2(スパイダーマン2)を30時間ほどプレイしてクリアしたので、その感想やレビューをまとめていきたいと思います。

 

このブログでは、PS5所有者の筆者が、PS5の最新タイトルなどを紹介しています。

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スパイダーマン2はどのような作品? 前作との比較について

(ゲーム史上最高の夜景がこちら)

スパイダーマン2は、ラチェット&クランクのインソムニアックゲームズが開発を担当しています。

ラチェット&クランクパラレルトラブルもPS5の初期に発売されながら、2023年時点でもPS5で最も美しいタイトルの1つとして取り上げられています。

 

PS5を買ったばかりの人は、サブスクでも遊べる作品になっているので触ってみてほしいです。

グラフィックモードはパフォーマンスモードを利用。4Kモニターを使用しているのですが、忠実度モードにすると画面にシャギが入るようになりました。

グラフィックのクオリティは、PS5で最高峰といって間違いないでしょう。

(パフォーマンスモードであっても水にうつる風景、波などが美しく表現されています)

特にシンビオート、本作のメインヴィラン(悪役)のヴェノムの黒くぬめり気のあるグラフィックは異常なクオリティであり、一見の価値があります。

 

ニューヨークの街中、水の表現、夜景、高層ビル群など、プレイ中も手を止めて眺めたくなるレベルでした。

 

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スパイダーマン2 新要素 ウェブウイングという新しい移動が、非常に爽快感があって面白い

スパイダーマン2ではウェブウイングという、ウェブスイング中に△ボタンを押すだけで使用可能なグラインド移動が追加されました。

(ウェブウイングを活用したサイドミッションや収集もあります)

上昇気流にのったり、風にのったりすることで移動が加速し、建物があまりない場所でも快適かつ気持ちよくかつ高速に移動できるようになりました。

 

移動のバリエーションやメリハリがついたとこで、移動中にどれだけ早く移動できるか、気持ちよく移動できるかを自分で考えながら、ニューヨークをかけまわるので、移動時間がいままでのスパイダーマン以上に楽しくなりました。

 

サブクエストを攻略して、ファストトラベルが使えるようになっても、ウェブスイングとウェブウイングで街中を徘徊するほうが楽しいと思えるぐらいでした。

 

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スパイダーマン2 新要素 パリィによって戦闘のメリハリがより鮮明になる

戦闘面は、2のアビリティを継承し、ド派手になりましたが、一番の変更はパリィ要素の追加です。

今までは回避するだけだったのが、敵の攻撃をパリィで弾いて反撃できるようになりました。

スパイダーマンはスパイダーセンスという危機察知により、敵の攻撃の瞬間が知らされるので、それを利用すればパリィはしやすいです。

 

パリィはとても簡単というわけではなく、ボスになれば連続で決める必要があったり、あえて攻撃のタイミングをずらしてきたり、パリィ不可能な攻撃なども混ぜて決まます。

逆にパリィで受け止めないと、回避できない攻撃もあり、戦闘に大きな変化をもたらしました。

しかしながら、このパリィ要素によって、ノーマルでもなかなか難しい難易度になっており、難易度設定は豊富に用意されているのですが、アクション中級者でも苦戦するような作品になっています。

 

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スパイダーマン2 ストーリーの長さと面白さについて考える

スパイダーマン2のメインストーリークリア時間は15時間から20時間といわれています。

 

1作目と同様にメインとなるヴィランは2人で、映画化も決定しているクレイヴン・ザ・ハンター。彼は他のヴィランを狩りの対象としてニューヨークを混乱の渦に巻き込みます。

(映画化が決定していることで、おそらくメインヴィランにされた、実際に人気はあるヴィランみたいですが、彼の目的も含め全く魅力に感じませんでした)

 

もう1人が単独で映画化もされ、スパイダーマンのみならず、アメコミで屈指の人気キャラのヴェノムです。マヴカプで初めて知りました。

(みんなが待ち望んだヴェノム、本作は宿主にまつわるエピソードもかなりシリアスになっている)

サブストーリーも連話になっており、ボリュームがそこそこあるのですが、メインストーリーをまずは続けてやることをお勧めします。

 

メインストーリーは、序盤こそピーターとマイルズのそれぞれのヒューマンドラマが展開して、冒頭のサンドマン戦以降は、スロースタート

 

ムービーは長すぎるわけではないのですが、結構だれやすいのと、合間に戦闘せず歩くだけのパートがあるので、そのままスリープして終わることも多かったので、ここはちょっと不満でした。

 

マイルズは、スパイダーマンの相棒というより、第2のスパイダーマンであり、彼のストーリーの掘り下げと重要度もかなり高いです。

中盤以降は、怒涛の中ボスラッシュです。本当にめくるめくボスラッシュで、楽しかったのですが、戦闘が楽しめないとちょっと厳しいかなといったところです。

 

 

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スパイダーマン2 やれることは多いが、難易度ノーマルでも3発程度で死に、上級者と初心者に大きな差が生まれる

スパイダーマン2は前作に比べて、アビリティの拡張性があがったことと、アビリティ4種類、ガジェット4種類を最終的に駆使して戦えるようになりました。

では簡単になったかというと、スパイダーマンはかなり脆く作られています。

難易度ノーマルでも雑魚、ボスに関わらず、攻撃を3回ぐらい受けると瀕死です。

 

回復のためには攻撃をあてつづけることで増えるフォーカスゲージというものを消費します。フォーカスゲージは最大3本まで貯められるのですが、ダメージが大きいのでなかなかためきれません。

また、フォーカスゲージは消費することで雑魚敵を一撃、ボスに大ダメージを与えることができるので、うまい人ほど戦闘をスタイリッシュかつはやく終わらせることができる一方、下手な人には厳しいプレイになってしまうのが、難点かなと思いました。

 

攻略としては、1作目同様にウェブをうまく使うのがポイントです。

特に序盤は雑魚敵にフルコンボを決めても倒しきれないことがほとんどなので、壁際にいる敵は積極的にウェブをあてていき、はりつけにして無効化しましょう。

 

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スパイダーマン2 欠点 スキルが個別に強化されるため、ピーターとマイルズに格差が生まれる

個人的に不満だったのが、スキル面

スキルは、ピータースキル、マイルズスキル、共通スキルと2種類あるんですけど、無難に共通スキルから強化していきました。

 

経験値はたくさんもらえて、スキルポイントも多めにもらえるんですけど、終盤はピーターのシンビオートアビリティが楽しすぎて、ピーターばかり成長させて、マイルズは放置していました(笑)

またピーター、マイルズのアビリティは1ボタンに2種類あり、それぞれ組み替えるのですが、スキルの強化は1種類のみを強化するものがあったり、無駄になることもありました。

 

個性ができるのはいいんですけど、結局マイルズでも強い敵と戦う必要があるので、ピーターとマイルズのスキルを区別させる必要があったのかな?と思います。単純に煩わしく感じました。

 

あと、クリアして個人的に一番活用したスキルが、ステルススキルで糸をはったじょうたいで、2体の敵をまとめてステルスできるスキルです。

共通スキルの一番下にあるため、かなりスキルポイントが必要ですが、攻略が格段に楽になります。

 

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スパイダーマン2 ゲームのクオリティは最高傑作だけど、なぜかダレてしまう

ミッションは、メインやサブも含めて、かなり差別化されており、アクションゲームのあらゆる要素、スパイダーマンゲームとしてかなり満足のいくつくりになっていたと思います。

ただ、戦闘やステルス、さらにムービーのボリュームが前作より1つ1つが長く、なぜか2日ぶりぐらいにプレイしても、だれてしまう作品でした。このあたりは価値観になってしまいます。

そもそもスパイダーマンのゲーム性が、最初から強化していなくても超人的な移動と動きになるため、過去作も最初の5時間がピークであとは、マンネリ化していきます。

これも私のわがままですが、今年1年は大作が多すぎて、みんなボリューミーで、スパイダーマン2もクリア時間は短いものの、やっていることの濃度が濃すぎて、疲れてしまうという点が挙げられますね。

 

だからこそ、道中で挿入されるMJのステルスパートが意外にクオリティがたかく、面白く感じられました。

 

映像の見せ方や、クオリティはあがっているけど、やっている戦闘やステルスはほぼ一貫しており、真新しさが感じられづらいという点もあったと思います。

例えば、同社のラチェット&クランクなら、飽きたなと思った時点で、全く新しいガラメカが登場して、ゲーム性がガラッと変わりますが、スパイダーマンにはあまりそのような要素はありません。

 

…といいましたが、2023年で間違いなくトップクラスのオープンワールド作品であり、この作品のためにPS5を購入する価値は間違いなくある作品です。

 

 

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