仮面ライダーギーツ 1話~16話 感想と評価 浮世英寿はじめキャラ解説とアクション、ストーリーについて

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平成ライダーは半分以上見てきましたが、令和ライダーはギーツが初めての仮面ライダーレビューになります。

ブルーレイも発売されていますが、2023年9月現在、アマプラで配信されているので、視聴するハードルはかなり低めになっているといえます。

ベルトがかっこいい、主人公ギーツをはじめライダーのデザインが秀逸、脚本家が、エグゼイド、ゼロワンを手掛けた高橋悠也さんということで、そのあたりも含めて感想を述べていきます。

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仮面ライダーギーツ 序盤感想 ストーリー デザイアグランプリとバトルロワイアル

仮面ライダーギーツは、デザイアグランプリというゲームが行われている世界です。

 

運営側から仮面ライダーに選ばれた人間たちは、ジャマトという怪物と戦いながら、あらゆるゲームでポイントを競って、勝ち残ったものが、デザ神となって、運営がかなえられる範囲で新しい世界の主となって、希望をかなえます。

 

願いは、金持ちから、不老不死、さらには他人の生殺与奪まで自由に決められます。

 

デザイアグランプリで、ジャマトに殺された人々は、ライダーたちがジャマトのボスを倒してゲームクリアすれば生き返りますが、ライダーたちは生き返ることができません。

 

PUBGや荒野行動のバトルロワイアルを元ネタとしており、劇中でライダーが使用するバックルは、ライダーが自由に選択できるわけではなく、特定の条件をクリアしたり、別のライダーから強奪してきます。

仮面ライダー555がベルト争奪戦でしたが、ギーツはバックル争奪戦といえます。

 

世界観は、希望を叶えるために他のライダーと戦うという点で、仮面ライダー龍騎に似ているものの、命を奪い合うわけではなく、最終的には協力して怪物を倒すという流れになっています。

 

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仮面ライダーギーツ 序盤 主要登場人物の目的と性格

仮面ライダーギーツは4人のキャラクターを中心に物語が進行します。

浮世英寿(うきよえーす) 仮面ライダーギーツ

キラキラネーム・・・かもしれないが、本作の主人公。

一見すると俺様、王子様主人公

飄々としており、目的のためなら仲間をだますこともあるが、その目的は結局人を助けることにつながっている。

 

初回の登場では、ジャマトにボロボロにされる街をバックに

「忘れたほうがいいこんな世界なんて」とまわりを諭すようなセリフをいったあとに

「諦めない限り世界は変えられるからな」と発奮させる

 

景和と祢音(ねおん)の導き手となっている。

意外と癖は強くなく、歴代ライダー主人公と比較してもかなりの常識人かもしれない。

行方不明になった母親をさがし、この世界でなぜ自分が生まれ、生きてきたかを追求するためにデザイアグランプリに参加する。

 

デザイアグランプリにはずっと参加し続け、少なくとも4回優勝している

 

  1. 生きている限りDGPに参加し続ける権利が与えられる
  2. 働かなくても生きている
  3. 最も有名なスターになっている
  4. DGP運営と家族になる

 

母親が、DGPのナビゲーターという過去をつかみ、DGPの謎にせまるために、中枢に近づくが、それがゲームマスターギロリの反感を買うことになる。

 

桜井 景和(さくらい けいわ) 仮面ライダータイクーン

物語冒頭では、企業面接を受けるが、何度も面接で落ちる。

フリーターで、行きつけの蕎麦屋でバイトしている。

 

正義感が強く、お人よし。

唯一の家族は姉がいて、両親はデザイアグランプリで命を失っている。

 

桜井の親は、デザイアグランプリに参加したわけではなく、デザイアグランプリでジャマトに殺され、そのゲームですべてのライダーが敗北したため、エリア内の人々はすべて殺されたという扱いになっている。

 

DGPを繰り返す中で、芯の強さを発揮し、エースからは「いうようになったな」と認められるようになっている。

実は、頭も回り16話であえてギーツにやられるふりをして、ギロリの参戦をうながして、不正を明るみにさせている。

 

鞍馬 祢音(くらま ねおん) 仮面ライダーナーゴ

鞍馬財閥の娘。

過去に身代金のために誘拐されており、母親からは過保護に育てられている。

 

そんな母親の束縛から抜けるために、脱走して、その様子を動画配信に流し、登録者1000万人の超有名配信者になるが、GPSをつけられているため、すぐにボディガードに見つかる。

鞍馬財閥はデザイアグランプリのスポンサーである。

 

「本当の愛がほしい」と愛を求めており、最初はお嬢様として戦うことを恐れていたが、次第に仮面ライダーとしての戦闘の才能などを発揮させていく。

 

鞍馬財閥がスポンサーであるという関係上なのか、タイムファイアーの父親によって強制的に参加させられている。その理由は謎

 

吾妻 道長(あづま みちなが) 仮面ライダーゾンビバッファ

仮面ライダー1作に1人はいる過剰なリアリスト、戦わなければ生き残れないの体現者。

 

建設作業現場で普段働いており、デザイアグランプリ中も生活を変えることなく勤勉に働いている。実は、4人の中で一番真面目キャラかもしれない。

 

仕事仲間がテーマパークをたてたいという夢のもと、デザイアグランプリに出場するが、他のライダーの裏切りにあって死亡。

 

仲間の想いを受けて、仮面ライダーバッファとして参戦し、全ての仮面ライダーをぶっ潰す力を欲するが、もしそんなことになれば、ギーツは10話で終了する。

 

仮面ライダーバッファなのだが、あまりにも劇中でゾンビバックルを使用する回数が多く(相性が良い)、仮面ライダーゾンビといわれることも。

 

ただし、ゾンビバックルが終盤まで使われることで、デザイアドライバーのコストパフォーマンスの良さが際立っており、玩具戦略としては実は成功じゃないかといわれている。

 

ツムリ

デザイアグランプリのナビゲーター。

かなり美人である・・・

ナビゲーターとして、公平公正なゲーム進行をモットーとしている。

しかし、しっかり自我もあり、エースの希望だった運営側と家族になるということも、最初はかなり拒否しており、エースから「姉さん」と呼ばれることに拒否反応を起こしていた。

ギロリ暴走の際に、反旗を翻したわけではないが、陰でエースをサポートしていた。

 

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仮面ライダーギーツ ストーリーとアクション評価

16話まで見たのですが、ギーツは驚くほどギャグ展開がなく、平成後期でうんざりするほどあった、変身音で遊ぶ、茶化すような描写もなかったです。

 

16話で明らかになる、デザイアグランプリが、リアリティショーで誰かのエンターテイメントとして、戦わされているという展開は、リアルタイムでも知っていましたが、面白い設定だなと思いました。

 

クオリティは高く、CGやアクションも2023年の特撮水準としては高いです。

昔のライダーは、CGって見るからにのっぺりとした見た目でわかりやすいんですけど、令和ライダーになったら、CGってわかることはわかるんですが、安っぽい光沢感のあるグラフィックになっていないです。

 

変身シーンは、素体のスーツにバックルに対応したアーマーが、横からドッキングするような見ごたえのあるものになっています。

リボルトオンで、ライダーそのものが回転して、上下のアーマーがいれかわる描写はたまりません。

ただ、このCGの手間がかかるのか、かなり早い段階で省略されています。

 

 

スタントも、バトルロワイアルがいろんな武器をあつかって戦っていくということで、ギーツの基本武器が銃なんですけど、話によってはハンマー、水鉄砲、チェーンソーと様々な武器を扱って飽きにくいです。

動きも俊敏で、銃をくるくる回転させながら、ガンアクションするのが、とても爽快です。

 

いや・・・このCGを見れば見るほど、なんで映画でお金もかかっている?であろう「シン・仮面ライダー」のCGがあれだけひどいものなのか結構疑問です。

 

ここまでは、ほめちぎっていますが、欠点もあります。

まず、新鮮味は薄めです。バトルロワイアルもの自体が、結構既視感があります。

次に、エースの性格が、突き抜けているわけではなく、かなり常識人の部類で、ギーツのキャラクター全体が、かなり大人締めで、実は印象に残りづらいなという欠点もありました。

ただこのあたりは、中盤から終盤で評価が完全に変わっていくと思うので、いまは楽しんでみています。

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