HUNTER×HUNTER 念の修練度の考察 冨樫義博展で判明 今後どのように使われる? 極と特質系の関係

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先日、グランフロント大阪で行われていた冨樫義博展にいってきて、冨樫先生の原画集を見てきました。非常にいい経験ができました。

 

ネットではすでに話題になっていますが、いままで公開されていなかったHUNTER×HUNTERの念の修練度というものが公開されていました。

 

冨樫メモと呼ばれる、冨樫先生が書かれた念能力の設定資料に記載されているもので、それまで漫画で公開されていなかった設定だったため、ファンの間でも話題を集めました。

 

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念の修練度は王位継承戦で使われないと思う理由

念の修練度は、漫画で本格的に説明されていないので、設定としてはあるけど、ボツ設定に近いものになっています。

ハンターの念設定は、グリードアイランドの凝を駆使したオーラ攻防力や、キメラアントのオーラ総量のように、その時点では熱心に語られますが、次の章に移ると、別の新しい設定が盛り込まれ、設定が継承されているわけではありません。

 

念の修練度は、キメラアント編までのキャラクターが記載記載されいるため、王位継承戦でいかされる可能性が結構低いと読んでいます。

 

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念の修練度について

念の修練度は、それぞれの系統、強化系、変化系などの習得速度の速さ、身体能力の高さ、精神力などを踏まえた総合的な「現時点」での評価であり、能力の強さを相対的に表したものではありません。

 

修練不足だったり、環境の変化、念の制約などによって簡単にあがったり、落ちたりするのも特徴です。

修練度は

優<秀<天賦<極

の順になっています。

例えば作中でも強いとされている

 

ネテロ(強化系)、メルエム(放出系)、ゼノ(放出系)は極になっていますが、一方で、特質系のアルカも極です。

面白い例としては、ゴンが優なのですが、ゴンさんになることによって、一瞬だけ極に到達しましたが、その制約によって念能力を喪失しました。

 

クロロ(特質系)、ネフェルピトー(特質系)、イルミ(操作系)、ヒソカ(変化系)という作中でも強豪キャラであっても天賦で止まっています。

 

極というのは、本人の努力だけでなく、運やめぐりあわせなどの要因も含まれているとのことです。さらに、極はその能力者が会得しうる技術の最高到達度に達しているかどうかであり、裏を返せば、天賦であるということは、まだ強くなる可能性があるのです。

 

グリードアイランドで登場し、クラピカのジャッジメントチェーンを除念した、アベンガネは、具現化系の極に到達しています。除念者としての能力は作中でもトップであり、唯一無二の存在であることも大きいでしょう。

 

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修練度においても特質系はさらに異質な存在である

興味深い説明として

特質系の能力者は他の系統の能力者と異なり、属性円の中心に位置しても能力の深化がすすまないケースがあります。

本来特質系が習得不利とされる位置にある能力の修練が「極」への覚醒の条件となることもあり、一概に判断できない複雑さを併せ持っていると記載されています。

 

まとめると特質系は

  1. 修練度をあげても能力の強化につながるとは限らない
  2. 極への覚醒条件はある能力の修練が必要

 

最初は、どのような修行をしても修練につながるわけではないからとか、特質系は実はどの系統にも属していないから、極になることは難しいという、特質系の抽象的な要素が理由かと思われました。

 

私の中で特質系の定義は、あらゆる系統にアクセスしやすいという点にあります。

 

念の系統が決まっている場合、カストロのように強化系であると具現化系の習得で才能を費やしてしまいますが、特質系はそのような制約が薄めです。

 

つまり、どの特質系能力者もクラピカのようなエンペラータイム(すべての系統を100の性能で出せる)に近い性質をもっていると考えられます。

 

極というのは、1つの道を極めるという意味で、野球でいうとストレートをひたすら磨くピッチャーもいれば、いろんな変化球を駆使するピッチャーもいるという話です。

 

ただ、前述したように極というのは、その能力者が発現しうるマックスの性能であり、極になれた能力者がイコール最強でない点は、HUNTER×HUNTERの深い点といえますね。

現在の王位継承戦では、念の構成や成り立ちというよりは、純粋に能力の優秀さという能力バトルを楽しむような流れになっています。

また、連載再開してほしいですね。

 

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