HUTER×HUNTER ハンターハンター考察 なぜハンターはパワーデフレに成功したのか?

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ネットでハンターのまとめ記事の動画なんかを調べてみると、「そういえば陰獣は強かったよな」っていう動画があって、そういえば、ハンターってキャラクターの純粋な強さだけでいえば、デフレに成功しているかもなと思ったので、その要因などを含めて、考察していきます。

この記事では、ハンター好きの筆者が、ハンターハンターについて、あることないことを勝手に考察しながら、まとめています。よければほかの記事もご覧ください。

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主人公を退場させたことによる基準の喪失と勝利をゴールにしない

パワーインフレというのは、週刊漫画によくある現象で、主人公が対峙する敵が右肩上がりに強くなって、収集がつかなくなるという状況です。

筋肉量や、気の概念がある漫画だと、強い敵があらわれる、主人公が進化する、さらに強い敵があらわれる、主人公が進化するというのをただ繰り返すだけになり、単調かつ、漫画によっては戦闘シーンの味わいがなくなるものもありました。

ジョジョなどの能力系漫画で、このパワーインフレの抑制は試みられましたが、明確な回答にはなっていませんでした。

ハンターハンターでは、まず主人公のゴンを退場させたことによって、主人公という基準がなくなりました。

しいて言えば、ジンフリークスやクラピカが新しい主人公ですが、クラピカはあらゆる敵と戦うわけではなく、目の奪還とオイトとワプルを脱出させるのが目的です。

暗黒大陸編についても、怪獣をぶっ倒すぞって目的ではなく、いかに災難を回避しながら、暗黒大陸の資源をとるか?がメインです。

過去であれば

  • ハンター試験→ライバルを蹴落とす
  • 天空闘技場→200階の敵を倒す
  • ヨークシン→旅団への復讐
  • グリードアイランド→カードコンプリートのためライバルを倒す
  • キメラアント→王を倒す

いずれも、だれかを倒すことが必要になっています。

主人公という読者がわかりやすい、パワーバランスの中心を一度なくしたことと、戦いに勝つことが、主目的ではなくなったのです。

 

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ハンターハンターにおける強いというのは? なぜヒソカとイルミは最強クラスなのか?

ハンターハンターの世界では、ハンター協会があって、それぞれのハンターが目的を達成するために念を習得しています。

シングルハンターのツェズゲラがグリードアイランドで、ゲンスルーに対して「人を殺めるために念を習得している」と表現していますが、普通の漫画なら、能力は相手を倒す、殺傷するためにいかされるものですが、ハンターハンターは異なります。

現在の王位継承戦は、王子同士の殺しは禁止されており、自分たちがかかえるチーム内で、偵察、陽動、守備、殺傷などが分かれています。

この原型が、現在活躍中の幻影旅団であり、旅団の中には戦闘部隊もいれば、パクノダやコルトピのように調査したり、囮をつくれる役割もあります。

このチーム戦、一見すると戦闘に関係ない能力が、戦闘でいかされる点がハンターの面白いところです。

ハンターハンターではキメラアントというイレギュラーをのぞけば、いまだにヒソカ、イルミ、クロロが最強クラスの念能力者になります。

彼らの特徴はどのようなものでしょうか?

  1. 念能力の中に殺傷能力の高い能力を持っている
  2. 基礎体術が圧倒的に高い
  3. 念の基本技術をマスターし、高等技術を一部つかいこなせる
  4. 念に対する知識と応用する経験値が高い

これをすべて備えているキャラは、稀です。

例えば、キメラアントだと1と2はクリアしていますが、3と4がないため、ナックルのような条件の難しい相手だと苦戦します。

逆に知識があれば、ゼノがクロロと対峙したときのように、相手がどのような目的で行動するかを予測することが可能です。

特に3を習得しているハンターは少なく、裏ハンター試験も基本技術のマスターだけで完了となります。

戦闘で必要になる堅(けん)さえもままらないハンターが多数です。

逆に現在の王位継承戦の念能力者は、モレナのグループや、クラピカの講習を受けているものも含めて、ほとんどが1の状態です。

この未熟な状態でも対抗するために、オートで発動する守護霊獣を王子が所有していたり、チームを組むことで、足りない知識を補完しあうことを前提としています。

冷静に考えれば、ヒソカとクロロは10人チームのやっていることを1人でもできてしまうぐらいのスペックがあるのです。そりゃ作中最強クラスですよね。

本当にハンターハンターという漫画は恐ろしく、面白く、いくらでも考察できてしまう漫画です。

 

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ヒソカとイルミは護衛軍よりも強いのか?

ソースがないため、デマの可能性が高いのですが、冨樫先生が、ヒソカとイルミをキメラアントで出さなかった理由について、ヒソカとイルミがいたら護衛軍をすぐに倒せたからという発言をされたらしいです。

重ねますが、これはデマの可能性も高いです。

しかしながら、そうであってもまじめに考察してみたいと思います。

まずヒソカのバンジーガムは、レイザーとのドッジボール戦で見せたように、レイザーが具現化した念獣に力負けしています。

ピトーとユピーをはたして拘束、引っ張れるのかは疑問です。

イルミの針に関しても、キメラアントの皮膚にささるかどうか、まず疑問です。

どちらもできると仮定して、イルミは念能力のタイマンにおいて最強クラスの操作性です。針を頭に刺すことがができれば、ほぼ勝利です。

シャウアプフは疑り深く、ピトーは、自分を能力で操ることができるので、実質操作系同士の対戦になりそうです。ユピーの場合は過信する傾向にあるので、させるかもしれません。

ヒソカの場合ですが、バンジーガムで拘束できたとしても、ただちに護衛軍を殺傷できることは難しいでしょう。

しかし、観察眼にたけているので、人と同じ毒で殺せるという結論にはたどり着くかもしれません。

 

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ハンターハンター 旅団はなぜ強くてカリスマ性がある?

冨樫先生は、バーチャファイターがとてもお好きだったというエピソードがあり、実際に漫画でもバーチャファイター2のラウの動きをそのままキャラにさせているコマがありました。

ハンターハンターというのは、情報戦の面白さもあり、幻影旅団が強いのは、先ほど挙げた、念の知識だったり、高等技術に関して、団員同士で共有できているからですね。

最初から知っていたのかは不明ですが、ネットや情報にたけているクロロなので、念の最終的な強さにたどり着くまで長くはかからなかったのでしょう。

そうなると、同じ目的のために動いている、協専ハンターとか、チームとなって念に対して堪えず情報共有しているモレナ組は、かなり強いグループといえそうですね。

現在主人公と言えるヒンリギも、能力は強いのですが、高等技術を惜しみなく戦闘で発揮できる強さはないと思われます。

今後はこういった、○○が強い、弱いというシンプルな角度からハンターを考察していきたいと思います。

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