GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア)クリア後 レビュー 3度のアップデートで生まれ変わるが、イージーでないと楽しめない

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PS2時代に一部のゲームファンに愛されていたガングレイヴというシリーズを、韓国のゲームメーカーIGGYMOBが現代によみがえらせたのが、GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア)という作品。

 

当時、アニメも半分ぐらいみたし、PS2も2作品しっかりプレイするぐらいには、ガングレイヴは好きでしたが、韓国のメーカーが作ったVR版ガングレイヴの出来があまりにもひどいと感じて、ゴアも駄目だろうなと思っていました。

その予想は残念ながら的中し、発売当時は一撃死や不公平なルールが山積しており、アクションゲームとして満足のいく水準にはとてもいかなかったそうです。

発売当初のゲーム性、空気感はこのまほろばさんという方が詳しくレビューされているので、よろしければご覧ください。

ゲームカタログで追加されたということで、アップデートが完成された状態で遊んだ感想になります。

でも結論を言えばそれでも穴の多い作品であることに変わりないです。

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GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア) 単純明快 目の前の敵を倒すということだけをコンセプトにした作品

本作は最近のベヨネッタ3など複雑化したアクションゲームのアンチテーゼかのように、やることが非常に単純で、隠し部屋や隠しアイテムなどはなく、ほぼ一本道で進んでいき、目の前の敵を倒してくというだけの作品です。

それが悪いわけではなく、むしろ何も考えずすぐにゲームを起動して、少し満足して寝るというサイクルができそうな作品です。

ステージは30ステージ以上あるのですが、1ステージが約5分前後でクリアできます。(難易度イージー)

 

BGMもちょっとループがぎこちない場面もありますが、おおむね良好。

敵を撃った時の挙動も爽快感はあり、振動も頑張っていると思います。

デビルメイクライのスタイリッシュランクのように、ステージ中のオブジェクトを効率よく破壊しながら、敵を攻撃していくことでたまるビートカウントと、デモリッションショットなどの必殺技で倒すと評価されるアートスコアをためることで

 

ステージクリア後の評価が高くなり、主人公グレイヴを強化するためのポイントがたくさんもらえます。

 

敵をいかにかっこよく、かつ効率よく倒すかを追求することが、ガングレイヴゴアの究極のゴールになりそうです。

プレイ感覚は最近の複雑化するアクションゲームと異なり、昔のベルトスクロールアクションや、ハウズオブザデッドなどのガンアクションに近い単純明快さがあります。

 

フルプライスで買うかどうかは微妙な作品ですが、ゲームカタログの1つとして遊べるならば、素晴らしい作品だと思います。

 

 

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GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア) アップデートを重ねても解決されない根本的な問題点

ガングレイヴゴアは発売当初に多くの問題点をユーザーに指摘され、かなり評価の低かった作品でしたが、開発側の熱心なアップデートにより、普通に遊べる凡作、バカゲーぐらいのレベルまでは復帰したといわれています。

しかしながら、このガングレイヴゴア

 

ゲームを起動して最初の5分ぐらいは楽しいのですが、30分ぐらい遊んでいくとやることがパターン化してしまい、かなり眠くなってしまいます。

最たる要因は

敵配置の単調

につきます。

敵の種類が単調なわけではないです。近接攻撃をしないとはがせない盾持ち、遠くからレーザーを打ってシールドを削るスナイパー(回避でかわせる)、近接攻撃をしかけるオーグ

実は、敵のバリエーションは自体は、フルプライス作品として過不足ないレベルにいます。

 

問題なのは、敵配置が効果的に「このステージはこの敵を多めに出そう」という意図があまり感じられず

ただ大量に敵を押し込んで、さばききれなくてゲームオーバーさせるというコンセプトしか感じられないという点です。特にノーマルはそれを感じて、速攻でイージーに切り替えてプレイしたら、ストレスはないのですが、今度は簡単すぎてつまらなくなりました。

次回作があるとすれば、ノーマルとイージーの間ぐらいの難易度が欲しいですね。

 

行ってしまえば、無双シリーズのようなゲーム性なのですが、無双シリーズも優れた作品はステージギミックや、展開の変化、増援を出すタイミングが絶妙なものもあります。

ガングレイヴゴアはただ漫然と敵を出し続けるので、ステージの景観がかわっても、敵のパターンは全然変わらないように見えてしまいます。

 

あとプレイ時間を長くさせるために30ステージにする必要はなく、オリジナルの初代のように駆け抜けようと思ったら1時間で遊べるような作品に割り切ってもよかったのではと思います。

 

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ガングレイヴゴア 総評 残念な部分も光る部分も明確にあったが、次回作があるとすれば期待できる

最近、ピノキオの作品などもありましたが、韓国のゲームメーカーに対するイメージは、中国のmihoyoほどすさまじいゲームを作るというイメージはありませんでした。

サムスンやLGほどの知名度や信用には至っていないかなというところです。

今回のガングレイヴゴアも、フルプライスで買っていた作品と仮定すると、面白いなと思う時間よりもつまらないと思える時間が圧倒的に長かったのが本心です。

ただし、光る部分も多かったです

  • 複雑化する現代のゲームの中で、単純明快に遊べるゲーム性は評価できます
  • ムービーは最新のAAAタイトルと比べても見劣りしないぐらい素晴らしいものがあります
  • 初代からの声優をしっかり起用されており、追加キャラも大塚明夫氏を起用などこだわっています

 

switchで完全版が出る予定なのですが、次回作も同じスタジオでより洗練されたガングレイヴが楽しめるのであれば、発売日に買おうかなと考えています。

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