今回は、1年経過してもいまだ口コミ評価の高い、switch(スイッチ)のアクションゲーム「アストラルチェイン」。こちらを購入して、20時間ほどプレイして、未クリアの状態ですが、評価とレビューをしたいと思います。
プラチナゲームスなので、難しい歯ごたえのあるアクションゲームですが、慣れると非常に爽快で神ゲーと思える要素もあるのですがつまらない要素も実は・・・
ゲーム歴25年の筆者がまとめてみました。
このブログではswitchの最新作ゲームをレビューしています。よろしければ参考にしてください。
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アストラルチェイン アドベンチャー評 アクションとの緩急はついているが、全体が間延びしてつまらない理由になってしまう
(捜査パートだけなら、アクションとの緩急がつくのですが、他にいろいろ盛り込んだことによって、おっさんゲーマーは疲れやすい・・・)
アストラルチェインは、正確にアクション一辺倒ではなく、アドベンチャー要素やキャラクターの強かなども含んだ、作品で、ステージクリア式ですが、箱庭マップを自由に歩きながら、サブミッションをこなすという今風の要素もあります。
そのため、プラチナゲームスのアクションゲームとしては、クリア時間が30時間以上かかるボリューミーな内容になっています。
大神のように、NPCの悩みを聞いて、ちょっとしたミニゲームをクリアして報酬をもらったり、レギオンという相棒(ジョジョのスタンドのような役割)を強化するRPG要素もあります。
これが、すべてにおいて成功しているかといわれると、つまらないと感じる面も多いです。
探索するかしないか自由だが、探索を怠るとアイテム不足に陥りやすいというジレンマ
(タイムズスクエアのような迫力ある街並み。ただアクションシーンは、ほぼ異空間で行われます。カメラ操作が簡便なのはいいですが、箱庭要素は必ずしも成功していないかと)
まず、1章、2章と章立てて進んでいくのですが、1章あたり2時間ぐらいと長いです。途中でセーブすることができますが、難易度を変えるとか、リタイアするとまた最初からやり直しです。これがストレスで、本作のクリアを断念しました。
探索をするかしないかは自由なのですが、道中で宝箱をあけていって支給用回復アイテムを丁寧にとっていかないと、回復アイテムが不足してしまいます。回復アイテムは、ゲーム内の拠点で購入することができますが、拠点から出ると、購入機会が一気に減ります。
敵の拠点といえる異世界と現実世界を行き来するのですが、異世界や現実世界にアイテムを販売している自動販売機があるのですが、回復アイテムを販売していない自動販売機も多くあって、あまり役に立ちませんでした。
ゲームは、プレイヤーが面白いと思える場面だけを集めるのだけではなく、ストレスと感じる部分があるから、爽快なプレイが際立つのですが、もう少しアクションに没頭させてくれてもよかったのではないかな・・・・と惜しく思えました。
アストラルチェイン アクション 神ゲーと評価されるグラフィックと動かして楽しい要素が多い ただやるべきことが多く、慣れないと同じことの繰り返しになる
アクション面に関しては、ネットの口コミと同じく非常に素晴らしいと感じました。
2020年9月時点でも、switch作品の中で屈指のグラフィックを誇りながらも、動きの乱れやバグもなく、非常になめらかかつ、スピーディーにキャラが躍動しています。さすがアクション職人が集まった、プラチナゲームスの作品だと感動しました。
(グラフィックに関しては、switch作品最高峰。これでちゃんとぬるぬる動くのだからすごいです)
アクションゲームとしては、従来のプラチナゲームス、ベヨネッタのようにタイミングよく避けて、レギオンと連携攻撃を叩き込めるシンクアタックという攻撃をうまく使いながら、敵にダメージを叩き込みます。
(シンクアタックを立て続けに決めたり、回避をジャストタイミングで発生することで、レギオンを追撃させるなど、操作、そしてグラフィックどちらも爽快感のある仕上がり)
ボタンをガシガシ押すだけでは、攻略できない奥行きの深い難易度
敵は雑魚であっても、あまりひるまないため、レギオンの特殊能力をつかって、ひるませたり、レギオンとの鎖をつかって、突進した敵を転ばせたり、敵をぐるっと鎖で囲んで、束縛させるなどして、自分でチャンスを演出するというプレイも可能です。
(鎖で拘束するというアイデンティティがあるのですが、何度もやると束縛時間が減少するなど、一辺倒な戦い方では、通用しないようになっています)
回復アイテムは、探索を怠ると潤沢ではありませんが、中型の敵を倒して、Aボタンでとどめを刺すと、体力が全回復するので、敵を倒す順序だったり、敵に密着して攻撃を続けることが重要で、位置関係を考えながら、戦うのが非常に楽しいです。
プラチナゲームスは、ただキャラクターをかっこよく動かして、派手なエフェクトをちりばめるだけではなく、ちゃんと戦略性があるアクションが多いので、好きですね。
レギオンは、全部で5種類存在して、それぞれ遠距離に秀でていたり、パワー型だったり、バリアをはってくれたりと、戦略性があって、それぞれ独立して成長させることができます。
アストラルチェイン 総評 激しいアクションゲームにもかかわらずリプレイ性に難がある いろいろ覚えることが好きで、激しいアクションが好きな人はおすすめ
アストラルチェインは、新規IPとしては、抜群のクオリティを誇っています。時間や体力に余裕がある10~20代ゲーマーなら、ほぼ間違いなくはまれるでしょう。
ただ、僕はこのゲームがあいませんでした。
理由としては、ストレスがたまるポイントが多いという点につきます。
まず、ゲームシステムがすごい古いと感じる点がありました。
このゲーム、キャラクターのアクションはなめらかですが、スティック方向で素直に動くのではなく、ちょっと直線的にぎこちなく動きます。
また、レギオンを呼び出したり、レギオンをつかってジャンプしても位置が結構ずれるのですが、落下ダメージが厳しすぎます。
中盤以降になると、トラップや落下ポイント、敵の攻撃も1回で体力の半分ぐらい食らいます(難易度ノーマルでも)。
それでいて、敵の攻撃がかなり高速で、エフェクトがビームなど派手なので、疲労感を伴います。
アクションゲームだから当たり前だろ?そして「お前が30歳だからだろ?」って意見はあると思います(笑)
ただ、ここ最近でもSEKIROやデビルメイクライ5、そしてワンダフル101といった比較的激しいアクションかつ歯ごたえのある作品は、遊んできたつもりです。
これは前述のアドベンチャーパートや、育成要素など、ゲームのボリュームを上げているにもかかわらず、アクションは回避タイミングがシビアだったり、攻撃の隙がわずかであるという激しさを求めているからだと思います。
よくいえば緩急ついているのですが、私は間延びしている印象が強かったです。
SEKIROやベヨネッタなどになると、ボスステージだけならそれに集中させたり、難易度をの高さを補うためにリプレイ性を高くしたりするのですが、アストラルチェインはそのような気配りが薄かったと思います。
また、アクションやゲームにもとめるルールや知識が多いです。
(レギオンに個性があるのが素晴らしいですが、それぞれ成長が独立していたり、操作するたびに変更するのがやや面倒でした・・・)
デビルメイクライは一見すると難しく硬派なんですが、スティンガー(突進)、ハイタイム(打ち上げ)さえ覚えておけば何とかなるようにデザインされています。スタイリッシュランクを上げるとか、ノーダメージクリアにこだわらない前提です。
一方で、アストラルチェインは、覚えるべきことが結構多いなと感じました。
私は、エンディングまで到達できなかったのですが
「switchでおすすめのアクションゲームは何?」と聞かれて、あなたが硬派なゲーマーで、ゲームにあてる時間の余裕があるならば、間違いなくアストラルチェインは最もおすすめできる作品です。
私はクリアできませんでしたが、本作を受けても、ベヨネッタ3は遊びたいなと思いました。
あと、余談ですが、使用するボタンがおおく、激しいアクションゲームなので、ジョイコンよりも、プロコンなどを推奨します。
(非公式ではありますが、非常にクオリティの高いコントローラーも3000円前後で購入できます)
Death Come True(デスカムトゥルー) クリア後ネタバレなし感想・レビュー ドラマ×ゲームは成功したのか?
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