キャノピーグロース(CGC) 2023年第4四半期決算発表 近年最悪 株価0.5ドル割れも見えてくる

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キャノピーグロース(CGC)について、6月22日に2023年第4四半期決算が発表されたので、その結果を皆様と考察するとともに、今後のキャノピーグロースの株価の値動きについて予想していきたいと思います。
正直、キャノピーグロースを保有している筆者にとっては、落胆以外の何物でもなく、保有する場合も損切りする場合も地獄を見なければなりそうです。

 

このブログは、株式投資をしている、30代投資家が情報発信しているブログです。

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今回の記事を製作するにあたって、引用、参考にしたサイトは以下の3点になります

公式サイト

キャノピーグロースの決算情報

株探ニュース

 

 

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全く持って期待できない公式サイトのニュースリリース情報

公式サイトのニュースリリースから読める、企業側の声明をまとめてみます

2023年に事業変革?を行っており、2024年には大幅なコスト削減が見込める

  • 2024年第1四半期までに負債額約5億ドル減少する見込み、2024年第2四半期までに設備売却により最大1億5000万ドルの収益見込み
  • 2023年度純収益は前年比21%減の4億300万ドル
  • 2022年度第4四半期のC3売却と2023年度第3四半期のカナダ小売事業の影響を調整すると、2023年度の収益は2022年度と比較して11%減少
  •  カナダの医療用大麻収入は、市場が縮小する中、2023年度は前年比6%増加、2023年度第4四半期は前年比8%増加
  • 「2023年度はキャノピー・グロースにとって変革の年であり、収益性への道を加速し、今後の大きなチャンスを実現できるよう事業を位置付けるための包括的な戦略の導入を開始

 

あまりにも膨大なため、Google翻訳で読んでみましたが、ほんの序盤だけをまとめました。

一番重要な伝えたい情報は先に結論として、まとめていると思うので。

内容をまとめると、先見と成長性のあるビジネスプランがあるわけではなく、とにかく既存の事業や工場、リストラなどをおこなうことによって、お金を浮かせますよという宣言しか聞こえないです。

一応、まだグロース株としてみられていますが、グロース株であるならば、赤字というのはとにかく資源や先行投資という点で攻めで使わないと、投資家に認められない側面があります。

この調子だと、2024年も同じこと書いているような気がします・・・私は生きているのでしょうか・・・・

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キャノピーグロース 分析 圧倒的に悪い決算内容と気になる自己資本比率の大幅減について

株情報の有名なサイト、株探(かぶたん)さんのニュースでは、2023年度第4四半期(1月~3月)と通期の決算が記載されています。

株探ニュース

売り上げが20%以上も減っているのも深刻ですが、ここ3年でもっとも悪い、しかも圧倒的に悪い、営業利益、最終損益、EPSとなりました。

正直、みればみるほど悲しい数字になっています。

特に最終損益は約33億ドルで、これを現在のドル円レートで計算すると4700億円という途方もない数字、どうやって返していくんだろう?

最近、楽天が純損失で3700億赤字でニュースになりましたが、キャノピーグロースのほうがよりひどいみたいです。

よく、日本では楽天とソフトバンクの赤字が報道されますが、ソフトバンクは株の含み損などの赤字であって、これから伸びる可能性はありますが、楽天は基地局を減らしたうえでの赤字であり、成長の余地が感じられず株価が下落するというのが、通説です。

財務も悪くなっていて、自己資本比率もこの1年で約60%から約30%の半分になっています。企業としての体力はどうなるのか?倒産、吸収される可能性もあるのでは?と危惧しますね。

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今後のキャノピーグロースの株価の予想 大下落と冬の時代を覚悟

現在のキャノピーグロースの株価は0.5ドル付近をさまよっています。0.5ドルを下回るとさらなる下落が現実的になります。

株価というのは、その会社の将来の予想値でもあり、多くの投資家がキャノピーに対して悲観的な見方をしていますし、私も保有者ですが、悲観的です。

今までの記事でも記載したように

  • 世界各国で娯楽大麻が解禁されたとしても、価格競争によって大きな利益が見込めない
  • キャノピー独自の商品、独占した技術が表立ってアピールされているわけではなく、競合他社を多数抱える
  • 報告書をみても、不採算事業を閉じているだけでり尻すぼみの印象

 

楽天のようにモバイル事業が悪化したとして店じまいできるというわけではなく、キャノピーにとっては大麻事業が全てとなり、それが不採算で成長する見込みがないとすれば悲観にならざるを得ません。

異常を踏まえ、今後キャノピーグロースの株価は0.5ドルを下回る可能性があり、次回の決算までに小数点第二まで落ち込む可能性も十分にあります。

私のように20~40ドルの時に高値掴みしてしまった投資家は、損切りしようにも雀の涙のキャッシュしか手に入らないこともあって、なかなか撤退しづらいです。

逆に、最近1ドルを割ったあたりからナンピンして、平均取得価格が1ドル未満であるならば、1回撤退するのもありだと思います。

上昇するにもしても、いきなり急上昇する可能性は極めて低いと考えています。

下がり続けた株を保有して、いつか上がるかもと夢を抱くことは楽しいのですが、現実として一度下落し、市場から厳しい判断をくだされた株が再浮上する可能性は、奇跡に近いと考えられます。

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