線香　レビューと感想　松栄堂　白川　８８０円　より甘さと白檀が際立つ１本

好評かどうかわかりませんが、今回も線香レビューしたいと思います。松栄堂さんで販売されている、白川という線香です。前回紹介した二条と同様に、２０本入りで１０００円未満で買える、線香デビューに適した線香になっています。二条との比較も含めて、紹介していきます。

このブログは、京都出身の筆者が、線香について紹介、感想、レビューしていく記事になっています。気になる方は、カテゴリーの線香レビューや、関連記事からほかの記事もお願いします。

松栄堂　白川の線香本体の香りと感想

白川の線香本体は、紫色になっています。秋なので、紅芋なんかを思い出してしまいますね。

本体の匂いは、二条同様に白檀ベースなので、ややスパイシーな香りが漂いますが、二条よりもふんわりとした甘さが広がっている感じです。

二条よりも２００円程度高いですが、どちらかといえば女性向きの匂いなのかな？って気がします。

二条に比べると、一般的な線香の香りに近く、祖母の家を思い出しますね。

白川の香りは、本体と同様に二条と比べて、やや柔らかい甘さをまとっており、スイーツのような優しい甘さが時折現れます。

二条ほどにスパイシーな鼻をつく個性はなく、気分転換や作業中にという目的は少し離れるかもしれません。

匂いの広がりと、強さは白川のほうが上で、消えた後も部屋の中は白檀の芳醇な甘さが漂います。これは好き嫌いがはっきり分かれるところでしょう。

たまにあらわれる線香ならではの香ばしい香りもアクセントになっており、甘さ、スパイシーさ、香ばしさをバランスよく楽しめるという点では、はじめの線香に最適だと思います。価格も比較的安いですから。

逆に個性が強すぎて、白川一本だけだと物足りなくなる、複数本楽しみたくなるぐらいの線香かなと思います。