ポール・ポグバ ユベントス10番の悲しい最後になるか? 怪我の多さ、素行不良さ、もはや過去のMFという評価に

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ユベントスファンにとっては、3月非常にショッキングな事件が起きた

ポール・ポグバ、ドーピング違反で4年間出場停止

2度の検査にわたって、テストステロンが検出され、前例のない4年間の出場停止(実際は欠場分を引いて3年間)の判決が下された。

今回は、ポールポグバについて、簡単にまとめるとともに、ユヴェントスにとってポグバとはどういう選手だったのか、ユナイテッドへのカムバックは正解だったのかという考察も行っていきます。

このブログでは、WCCFの情報をはじめ、サッカーについての考察や情報を発信しています。

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ユベントスでスペシャルな活躍をし、当時最高峰のミッドフィルダーとして評価されたポグバ

ポール・ポグバはフランス代表のMFでマンチェスターユナイテッドのユースに所属していましたが、当時のユナイテッドの選手層の厚さのため、出場機会を求め、セリエAのユベントスへフリーで移籍

ユベントスでは移籍後からすぐに頭角をあらわし

  • 恵まれた体格から繰り出される迫力満点のミドルシュート
  • 体格からは想像できない非常に繊細なドリブルと、キラーパス
  • フランス代表ではボランチとして、守備的なタスクもこなす万能性

いわゆる、現代型MFの完成系だと当時言われました。

 

しかしながら、現代で要求されるMFのスキルは上の3つに加えて、怪我をしないこと、90分通して、上下動の攻守にわたる運動ができるスタミナ、そしてキャプテンシー、誠実さなどが求められているようになりました。

 

一時期は、レアルマドリードに加入か?未来のバロンドール候補といわれたポグバでさえも、今思うともう過去のMFだったのかもしれません…

 

 

 

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ポグバ ユナイテッドに復帰も過去の栄光を取り戻すに至らず

ポグバは4年間、ユベントスに4年連続のスクデッドをもたらし、CL決勝まで導くも、当時120億円以上の最高移籍金で、古巣のマンチェスターユナイテッドに移籍。

 

ユベントスとしては、貴重な戦力を失うも、ジダン同様にクラブに多大な移籍金をもたらしてくれたという恩があります。

 

その移籍金によって、ローマのピアニッチ、ナポリのイグアインを獲得することに成功します。(主力選手の大半を同リーグから引き抜く行為は個人的にあまり好きではないですが)

ユナイテッド加入後のポグバは、2018年のロシアワールドカップで優勝という栄光を掲げるも、目立ったタイトルは1617シーズンのELカップ。

 

プレミア優勝は、香川真司が所属し、ファーガソン最終年の1213から遠のいている現状です。

 

セリエAよりもインテンシティを要求されるプレミアの環境下で、多くの怪我を引き起こしてしまったことや、モウリーニョとの不和…ちなみにモウリーニョは、イブラヒモビッチやマテラッツィといういわゆる悪童と相性がいいのですが

意外と、ポグバは優等生キャラだったかもしれません。

本当の要因は不明ですが、レアル時代のクリスティアーノ・ロナウド同様にモウリーニョの守備的すぎる戦術を公で批判したのが、きっかけだったようです。

 

ワールドカップでは、キャプテンシーも発揮していたかもしれませんが、ユナイテッドは、ブルーノ・フェルナンデスの加入により、ポジションは被らないものの、ポグバの印象が落ちることに…

 

 

 

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ユベントスに移籍金フリーでまたも復帰したポグバ 怪我の多さ、素行不良が問題視される

ユナイテッドから再びフリーなったポグバは、サウジアラビアからのオファーもあったようですが、ユベントスに再度フリーへ移籍

9連覇後、ピルロによって崩れてしまったユヴェントスは、3シーズン優勝から遠ざかっており、セリエAではまだまだ英雄視する人が多かったため、ポグバは救世主のように期待されていました。

 

ここ最近のユベントスは前線フィオレンティーナで頑張っていましたが、ポグバの帰還により、ポグバ、ラビオ、ロカッテリという強力な中盤が期待されました…

しかし、移籍後すぐに怪我をし、出場時間がわずかばかり・・・

 

療養中にスキーにいっていると思しき写真で炎上し、今回の薬物報道で、もともと年俸16億もらっていたことが明らかに

 

ユベントスの救世主は一転して、財政難で、プレミアに後れをさらにとっているユベントスの金食い虫となってしまいました…

 

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ポグバのユナイテッドカムバックは間違いだったのか? ユベントスは補強がなければ9連覇は薄かった

さかのぼって、ポグバのユナイテッド移籍は失敗だったのでは?という考察もされています。

当時のユベントスはセリエAが下火だったという現実を踏まえても、連覇中でCL優勝を目指せるポジションにいたた

 

ポグバが残っていれば10連覇、さらにはCL優勝も達成していたか…それはわかりませんが

イグアイン、ピアニッチ、ダニエウ・アウベスの加入により選手層がより一層あつくなり、左ウイングとしてのマンジュキッチの献身性が見いだされるなど、ポグバが抜けたからこそ、生まれた戦術もあります。

 

現在のサッカーは、パサー、ディフェンダーとMFに役割が決まっているわけではなく、ある程度ピルロもガットゥーゾもできるような選手が求められているため、ポグバが時代の流れに取り残された可能性は、ユベントス残留でもあったと思われます。

英解説者、ポグバが凋落した理由に「マン・U復帰が一番の間違い」…さらに「騙された気分」と辛辣な批判も

 

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戻っていた9連覇の立役者は、他のメンバー同様に寂しい末路を迎える可能性が高い

今回の件で、一番落胆したのはチームのチームドクターなどに全く相談せずに、知人の医師?から渡された薬をそのまま飲んだという、ポグバのプロ意識の欠片のない行為でした。

またスターゆえ、知人や弟から恐喝や脅迫をされていたという側面が、ポグバのメンタルやプレーについて影を落としていたかもしれません。

ここ近年、ユベントスは長年の功労者が悲しいことに

ディバラは、契約延長できずフリーで退団

ボヌッチは、いったんミランに移籍したとはいえ、ユベントスに戻り活躍したが、特に派手なセレモニーもなく

戻ってきたアッレグリは以前のような、キレの鋭い采配がみられず、アッレグリ得意の多くのスター選手の管理、ターンオーバーは、タレントが少なくなった現在のユベントスでは影をひそめることに

そんな中で戻ってきた10番に期待をしたのですが、この形になって非常に残念です。

ポグバは控訴をするようで、もしかしたら無罪になる可能性はゼロではありませんが、よくて出場停止期間の軽減であり、30を超えるミッドフィルダーがあと何年プレイできるのか?

少なくともキエーザを売却するかどうかという報道が相次ぐ、財政状況のユベンントスにとって、ポグバを残しておく理由はほぼないというのが、現状ではないでしょうか。

 

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