新すばらしきこの世界 未クリアレビューと感想 なぜ2万本しか売れなかったのか? 携帯機から進化はあったのか?つまらない部分を掘り下げる

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9月に渋谷に行く予定があったので、渋谷を題材としたゲームがあったなと思い出し、PSのサブスクサービスを利用して、スクウェア・エニックスが2021年に出した「新すばらしきこの世界」を遊びました。

プレイ時間は10時間ほど、7日間のデスゲームを繰り返すというコンセプトですが2週目の3日目あたりで、もう飽きてしまって、つまらないと思ってしまったので辞めました。

switchとPS4で発売されたのですが、初週2万本ほどとかなり、売れなかった本作。

 

個人的につまらないと思った理由と、現代のゲームに求められる要素についてまとめました。

 

スクウェア・エニックスのタイトルにつて、過去にいろいろレビューしているので、よろしければご覧ください。

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新すばらしきこの世界 ストーリーは、10時間ほど遊んでも、ほぼお使いで、大きな動きや展開が乏しい

新すばらしきこの世界は、前作のすばらしきこの世界の続編にあたる作品で、14年ぶりの続編になります。

前作のすばせかはDSで発売されましたが、のちにアニメ化やswitchでもリメイクされており、とても遊びやすい環境が整っています。

私もリアルタイムでプレイしたことがあり、とても楽しみましたね。

 

新すばらしきこの世界に関しては、まずストーリーがつまらなく、1日の展開がとっても長く感じられました。

 

前作同様7日間のデスゲーム、同じく命をなくして別世界でサバイバルゲームをしているチームと戦うという内容になっています。

 

エリア内の敵を倒してポイントを稼ぐとか、謎解きするとかいろいろあるのですが、どれも内容は単調かつ冗長

 

ムービーはあまりないのですが、テキスト量が膨大で、おつかいや謎解きにまつわるテキストが多いので、途中で読むのがつまらなくなりました。

 

あとストーリーは、主人公のリンドウ含めて、覚えさせる期のない、無駄にスタイリッシュな名前のキャラが多くて、感情移入できませんでした。

 

リンドウたちの行く手を阻むのか手助けしているのかわからない死神陣営もキャラが多すぎて、まとまりがないですね。

 

優れた作品なら、ドラクエVのゲマのように敵側は中盤まで少人数だしておいて、主人公と因縁をつけておいて、物語への興味をひかせるという方法をとっています。

 

新すばらしきこの世界は、無駄にいろんなキャラをいっぱい出させて、たぶん終盤に伏線とか一杯回収するのでしょうが、途中であきるんですよね・・・

 

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新すばらしきこの世界 アドベンチャーパート サブクエは冗長で作業的でつまらない

新すばらしきこの世界で描かれる渋谷のグラフィックは、とっても幻想的で素晴らしいです。ビルがこちらに倒れ掛かってくるようにうねってるグラフィックは印象的です。

本作は、アドベンチャー要素が強く、ダンガンロンパのような小回りや演出が散見されます。

 

リンドウたちは、渋谷をまわりながら、ファッションショップや飲食店にいって、能力を強化していきます。

(飲食店は面倒ですが、永続的に能力があがるので使わざるを得ない)

 

ただ早い時期から「自分のあげたい能力を提供してくれる飲食店だけいけばいいじゃん」「ファッションショップでいろいろアイテムをかって、装備させるの面倒だな」って思ってしまいます。

 

普通のRPGなら、今進んでいる最新の村が一番いい装備を整えたりしているのですが、新すばらしきこの世界はその作業が面倒です。

 

さらにいえば、この2021年で狭いエリアに区切って、エリア移動させるのもかなり苦行です。

プレイして10時間ほどでようやくダッシュ機能が実装されるのですが、遅いよ…

 

エリアの長さもとっても狭いし、エリアからエリアにひとっとびできません。ヒカリエから道玄坂に飛べません。(もしかしたら途中から飛べるのかもしれませんが)

 

またメインと並行して、キャラクターボードを埋めるためのサブクエストがあるのですが、サブクエストもつまらないものが多く、ほぼ雑魚敵の連戦です。

 

サブクエストの発生地点はメニュー画面から見られますが、本作は自由にマップを行き来できるわけでもなく、気づいた時はもう遅かったという現象があります。

前の日に戻ってプレイしなおすこともできますが、面倒でやる気が起こりません。

 

一番不満だったのは、リンドウの特殊能力で過去に遡れますが、これがよく発生して、ゲームのテンポを著しく悪くしています。ここぞという時に挿入されるならいいですが、無駄にプレイ時間が長くなっているだけで、一番不満でした。

 

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新すばらしきこの世界 戦闘 ボタンの組み合わせを考えるのは楽しいが すぐに使うバッジが固定されてつまらない

戦闘に関しては、2画面要素をいかした前作とは大きく異なります。

バッジを装備して、そのバッジごとの能力を発動させて攻撃するのは一緒です。

キャラ事、ボタンごとにバッジの攻撃が割り振られています。

 

(使いやすいバッジのレベルがカンストしたらあまりやることがない)

 

例えば、リンドウは近接系の多段攻撃、相棒のフレットは遠距離の弾攻撃のバッジを付けます。

 

同時にリンドウに対応したボタンとフレットに対応したボタンを押せば、敵に一気呵成に攻撃でますし、順番に特定のタイミングで、攻撃するとシンクロ率が上がりやすくなり、マッシュアップという強力な攻撃を出せます。

 

ボタンの入力数は仲間の数が増えると増えて、どのタイミングで押すか離すかを考えるのは楽しいです。

 

ただ、強いバッジや強い攻撃というのは決まっているので、いろんなバッジを集めて育成するという楽しみはあまりないです。

 

また、戦闘も繰り返すとかなり単調で、3時間程度で飽きてしまいました。

どうやって、コンボをからめて敵を最短で倒すかを考えるだけで、かわすとかブロックすることによる攻防があまりなく、エフェクトもめちゃくちゃ派手で爽快・・ってわけではないですね・・・

 

難易度やレベルをいじることで、アイテムのドロップ率や難易度を調整できるのはいいなと思いましたが…

 

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新すばらしきこの世界 良くも悪くも携帯機だった前作の続編というクオリティ

新すばらしきこの世界は、2万本という売り上げながら、プレイしたファンの評価はかなり高かったです。

 

評価する点としては、グラフィック。アニメ調の3D表現がうまくはまっており、野村哲也氏デザインのキャラがいきいきとしており、表現方法は3DCGのFF15やFF7リメイクより卓越していると思いました。

(渋谷の街への表現や、あえて建物をゆがませるアイデアは素晴らしいです)

しかし、アドベンチャー、戦闘のテンポや爽快感が長時間プレイに耐えうるものではなく、悪く言えば、本当に前作のすばらしきこの世界の普通の続編。

 

携帯機の作品で出せばたまらなく素晴らしい作品だったけど、据え置きとして考えるとかなり普通の作品という結論です。

 

そのため、新すばらしきこの世界は、switchの形態モードで遊ぶとか、グラフィックは落ちると思いますが、スマホで遊べるとなったらかなり優秀な作品になると思います。

 

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