youtubeを見ていると、いつも見ている懲役太郎さんが、かなり激怒されている模様。
内容は、名古屋のホームレスの女性をさらしあげて、おもちゃにしているような動画をTIKTOKで上げている若者です。
詳しい内容と、これが現代のホームレス狩りだなと思う理由について、まとめてみました。
このブログでは、youtubeの話題や、youtubeの炎上などにまつわるまとめや記載を行っています。よろしければほかの記事もご覧ください。
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名古屋の路上生活者を無断で撮影し続け、さらし者にしてしまう現代のホームレス狩りについて
名古屋にいる路上生活者に対して、「食べ物をかってあげる」とコンビニまで行き、会計の前で置き去りにするという様子をTIKTOKにあげている模様が、ツイッターで問題となった。
なぜTIKTOKではなく、ツイッターで問題になったかというと、TIKTOKのコメントでは、あたかも被害にあっている路上生活者の女性が悪で、成敗させたかのように賞賛のコメントがいくかあったからです。
動画は、路上生活者から離れる実行者の若い女性が映っていますが、他にも若い男性やグループで、路上生活者を無断で撮影し続けて動画にしている模様です。
SNSによるホームレス狩りがいとも簡単に狩られてしまう
今回の路上生活者の撮影について、自分たちはホームレスになるわけがないという全能感と、未来予知のなさから生まれた行為なのは間違いないでしょう。
これは私の中ではSNSを利用した「ホームレス狩り」です。晒上げて、相手の名誉を著しく棄損しています。
これが、従来のオフラインでの暴力で完結したホームレス狩りであれば、警察などが出動しないと判明することが難しく、闇に葬られてしまいます。
しかし、オンラインで全世界に公開される現代なら、実行したことによる承認欲求を得ることを引き換えに、自分たちもさらし者にされ、別のネットユーザーに狩られてしまう大きなリスクを抱えることになるのです。
まさにミイラ取りがミイラになるという事態です。
事実、ホームレスを晒した若者たちのアカウントや、動画などはツイッターで簡単に拡散され、へずまりゅう氏などの著名人にも拡散されています。懲役太郎さんのようにyoutubeといった別媒体で、取り上げられ、拡散力はさらに増します。
インターネット、とくにSNSなど簡単に個人が情報発信という名の刃をもっている令和の時代、自分たちも標的にされるという想像をしなければ、ネットを使う資格はないでしょう。
その晒しに正当性と危険性はあるのかどうか?
今回の路上生活者をさらした若者たちの深層心理は、おもしろさや小ばかにしているという点があげられますが
一方で、「社会にはこのような人間がいるんだ」という曲がった正義感であげている可能性もあります。
仮にそうだったともしても、あの動画に正当性のかけらはないでしょう。
一方で、例えば、普通に道を歩いて、暴言をはかれたとか、暴力を受けたという実害を受けたなら、動画発信に正当性はあるでしょうか?
正当性は一定ほどあるかもしれませんが、相手の顔をさらしたり、そこに自分の感想などをのせてしまうと、まわりまわって相手に伝わって、被害を受ける危険性が高まります。
晒す、発信するという行為に正当性があったとしても、テキスト>画像>動画のようにリスク管理をはっきりとさせておくことが大切です。
情報発信をする場合、まずはそれを発信する影響を考え、発信すると決めた場合でも、万が一のことを考えて、オブラートに包む技術も考える。これが必要になります。
情報発信の危険性やリテラシーに関しては、実際に痛い目にあいかけないとわからないこともある
現代は、SNSによる文章や画像、さらには今回のように動画で拡散、共有できる世の中になっています。
今回のSNSによるホームレス狩りは、特殊な例ですが、SNSでの発信についてあまりにも無防備すぎたり、後先考えずに発信している光景をいくつか目にします。
情報発信の危険性やリテラシーというのは、今回のように明らかに道義に反しているケースなら、事前に気づいてあたりまえなのですが
私もブログやSNSで失言したり、あやまった発信をしてしまうことは意図せずあります。それで、トラブルになりかけることもあります。
名古屋ホームレス晒しの首謀者の現在について
2023年2月現在も、懲役太郎氏がサブチャンネルを通して、ホームレス晒しの青年について、警鐘を鳴らし続けています。
第三者として、一部の発言はやや過剰ではないか?と思うことはあります。
人の顔やプライバシーを晒す人間に対して、晒し返すこと、晒し返しをちらつかせることが100%正しいとは思えません。
ただ、首謀者の青年はSNSやyoutubeでもチャンネルを運営しており、彼らのものと思われるyoutubeチャンネルの一部の動画は、普通の情報発信だったので、なぜ他人を晒すことに手を染めてしまったのか、悲しくなります。
別件で、夜の仕事をされている女性を客として呼び出し、囲んで写真をとったとのことです。
夜の仕事では顔の画像加工などは確かにされていますが、身内にばれたくない、どうしてもお金に困っているなどの事情が彼女たちにあります。
また、仮に半グレなどの反社が運営している店でそのような行為を行っていれば、撮影したことが発覚した場合、命のリスクも負うわけであり、どちらにしても、非常に愚かなことだといわざるを得ません。
痛い目をみたり、九死に一生を得ないと気づけないトラブルもある点が、ネットの情報発信の厄介な点です。昨日がよかったとしても、今日事故にあたるというリスクは十分にあるのです。
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