仮面ライダーガッチャード　令和ライダー５作目　最新話をレビューと感想　ストーリーのあらすじとアクション面の評価

令和仮面ライダーも早くも５作目

今回は最新作の「仮面ライダーガッチャード」をAmazonプライムで２話まで視聴したので、その感想を述べていきます。

過去にギーツのストーリー、まとめと主要登場人物の考察なども行っているので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

仮面ライダーガッチャード　物語の基本的なあらすじについて

ガッチャードは１年スパンで安定して楽しめそうな物語として描かれています。

ネットでも「カードキャプターさくら」みたいという声が多かったように

あと、主人公が敵を倒したり、成功したときに「ガッチャ」というのですが、これはやったという意味です。

はい、遊戯王GXの主人公である遊城十代の決めセリフですね。「ガッチャ、楽しいデュエルだったぜ」

カードにまつわるリスペクトを感じますね。

錬金術によって無機物から有機物になったケミーという不思議な生物たち１０１体が解放され、それを捕まえていくというわかりやすいストーリーになっています。

主人公、一ノ瀬宝太郎（いちのせほうたろう）は、夢のない普通の学生でしたが、ひょんなことから、世界の命運を握るガッチャードライバーを九堂風雅（くどうふうが）に託されます。

普通の錬金術はカードに封印したケミーを一時的に解放して使役させますが、ガッチャードライバーは人とケミーを融合させ、仮面ライダーとして絶大な力を得ます。

そんなガッチャードライバーを狙うのは、冥黒の三姉妹。彼女たちは、暗黒の扉を開く鍵として、ガッチャードライバーを奪おうとします。

冥黒の三姉妹の具体的な目的は謎です。人の形態であっても圧倒的な魔法なようなものを使いますが、もしかしたら彼女たちも錬金術師で、闇に堕ちた錬金術師なのかも…

一ノ瀬宝太郎は、風雅の娘で錬金術師を志す九堂りんねとともに、散らばったケミーたちを探していき、一人前の錬金術師として修業してきます。

ガッチャードの１話～２話は、丁寧に主人公と周りの人間関係などを描きながらも、主人公の周りに唐突なトラブルが起こって、巻き込まれて変身していくという流れになっています。

OPなどや雰囲気を見る限り、セイバー、リバイス、ギーツでやや過剰になりすぎた多参戦ライダーを控えめにし、王道の１号～３号？ライダーで固めていくのではないでしょうか。

ストーリーに関しては、人の悪意によって怪人化するケミーたちを食い止めるというのが主なラインになり、２話目でいきなり強盗犯というちょっと重めの犯罪者が登場しますね。

錬金術師界隈では、ケミーが危険視されていますが、本来はケミーを暴走させる人間の悪意というものが問題で、そこにどのようにアプローチしていくのか、ここが子供向け作品として見どころになりますね。

錬金術という、超人的な力をテーマにしているからこそ、力や欲望におぼれてしまう人々を題材に物語を作れそうですね。

ガッチャードのメインスーツアクターは、いままで２号、３号ライダーを続けてこられた永徳さん

宝太郎の不慣れだけど、元気いっぱいに戦う姿を全力で演じられています。

令和ライダーらしく、CG技術を多用しており、基本フォームの「スチームホッパー」ではバッタの形態に変化しながら、敵を翻弄したり、ライダーキックの際に蒸気となってきえて、バッタで強襲して蹴ります。

変身シーンも、スーパー戦隊のような変身バンクを使っており、リッチなCGを従来通り楽しむことができます。

まだ、スチームホッパーしか見れていませんが、本作はかなり膨大なフォーム数がカードの数だけ実装されるみたいなので、新しいフォームが登場し、最新のCG技術で暴れまわる姿を見るのが、楽しみですね。

見せ方としてもうまかったのは、最初は怪人となって暴れるケミーが宝太郎によって使われるときにどのような活躍をするのかという点で、２度楽しめるところですね。