仮面ライダーギーツ 17話~32話 あらすじ、主要人物まとめ 考察

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前回は仮面ライダーギーツの1話~16話までの主要人物、まとめ、考察などを行いましたが、今回は17話~32話になります

 

メインキャラの出自に関して明かされる真実であったり、デザイアグランプリが、ベロバというジャマトのスポンサーをしている女性に乗っ取られて、ジャマトグランプリが開催

物語の鍵を握る創世の女神の素性が明らかになるなど、かなり物語は進んでいきます。

 

キャスト面においても、仮面ライダーのガチファンである鈴木福さんが、主人公をサポートする仮面ライダージーンというかなり重要な役割を担います。

 

 

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仮面ライダーギーツ デザイアグランプリの真実について

デザイアグランプリは、はるか未来の未来人を楽しませるためのリアリティーショーとして展開されています。

 

未来では職業や環境などを自由にデザインすることが可能になっており、最初から理想の世界が手に入っています(寿命に関してはあらかじめ、設定されている)

 

この時点でちょっと謎なのは、それだけ自由にデザインできるし、創世の女神の力を借りれば、いくらでも世界をリセットできるのに、鞍馬財閥の資金援助だったり、ジーンなどのサポーターの援助が必要なのかなと思いました。

 

未来でもお金は必要なんでしょうね。

 

デザイアグランプリは、未来人がいろいろな過去を渡り歩いて、様々な時代開催されてきたみたいです。

 

ジャマトたちは、未来人が設定した敵であり、マッチポンプのような存在。

 

そのジャマトもデザイアグランプリで敗れ去った人々を肥料として、人格を持ち、さらに狡猾に凶暴化していきます。

 

この17~32話にかけては、プロデューサーニラム、ゲームマスターチラミで進行され、チラミは、ギロリに比べると純粋なバトルロワイアルではなく、人狼のような騙しあいなど、世界平和を目指せというよりは、より化かしあい騙しあいに特化したゲームをクリエイトしています。

 

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仮面ライダーギーツ 17話から32話にかけての主要人物の秘密、あらすじ

 

浮世英寿/仮面ライダーギーツ

引き続きデザイアグランプリに参加。ベロバに乗っ取られ、ジャマトグランプリになってからも、自分の街の人々を助けるため、報酬抜きに仮面ライダーとして戦っていきます。

 

中盤では彼は何度も転生を繰り返しており、本当に西暦元年からデザイアグランプリに参加しつづける事実が判明。4回に限らず何度もDGPに勝利しており、未来の自分のための力を与えるため、ブーストMK2に変身。

勝者の願いをかなえる創世の女神の正体が母親のミツメであることを知ります。

 

ミツメは未来人であり、未来人と古代人の間に子供を宿すことはできませんが、禁忌を犯して、自らの力をつかい英寿を生みます。

それがほかの未来人にばれてしまったのか、力を悪用されてか、創世の女神にさせられて、デザイアグランプリとして利用されてしまいます。

 

創世の女神にアクセスするためには、ゲームプロデューサー、マスターそれぞれのヴィジョンドライバーが必要です。

ちなみにヴィジョンドライバーは、プレバンで13500円ほどで販売され、プレ値がついて2万近くになっています。

 

ジーン 仮面ライダージーン

未来人で、英寿のサポーター。主要4人にはそれぞれサポーターがついています。

 

ジーンは、心を動かす感動を求め、最初は享楽的な立場として、強い英寿に惹かれ応援しており、あくまで傍観者の位置を保っていました。

 

しかし、人の人生を娯楽にしているようなジーンに対して、英寿は冷たい態度をとり続けます。

 

ベロバがデザイアグランプリを破壊しようとすると、自分が好きなデザイアグランプリを守るため、自ら仮面ライダーに変身して対抗します。

 

英寿が母を求めるために何度も死闘を繰り返し、命を失ってきたことに対して、本当に涙を流し、感動を知ります。

 

死への恐怖も知り、本当に大切なのはデザイアグランプリではなく、英寿という友達であることを知るのです。劇中でも実は一番成長している人物の1人ですね。

 

英寿がMK2変身の反動で眠ってしまう副作用を解消するため、自分のレーザーレイズライザー(変身アイテム)をささげ、レーザーブーストフォームに進化します。

 

ベロバ

見た目は若い20代の女性ですが、実年齢は300歳の未来人。

 

ジャマトのスポンサーであり、世界の不幸を望んでいる破滅主義者。

 

戦闘スペックは高く、レイザーレイズライザーで変身した際は、大型の怪物のような姿になり、仮面ライダーグレア2(チラミ)を圧倒、他3人のスポンサーと戦った際も互角以上の戦いを見せます。

レイザーブーストフォームに圧倒されるものの、必殺技をうけてもピンピンしている図太さをもっています。

 

敗北者としてのコンプレックスを抱え、全ての仮面ライダーをぶっ潰す道長の考えに同調し、互いに利用しあう関係を築きます。

 

チラミのヴィジョンドライバーを奪ってからは、自らがゲームの運営者となりジャマトグランプリを開催。ラスボスをニラミに設定し、ニラミからヴィジョンドライバーを奪ったものは、どんな願い事もかなえることを約束。

 

最終的に英寿とニラミの同士討ちを誘って、ヴィジョンドライバー2本をかすめとります。

 

吾妻道長/仮面ライダーバッファ

デザイアグランプリで命を落とし、半分ジャマトになりながらも仮面ライダーを潰す目的のために戦い続けます。

 

彼は仮面ライダーではなく、デザイアグランプリという少数の勝者が多勢の敗者の命や可能性を食いつぶすシステムや世の中を嫌悪しており、ヴィジョンドライバーを利用しながら、デザイアグランプリそのものも破壊することを考えています。

 

ベロバを終始利用する関係と考えています。

 

序盤ではほかのメイン3人と時には協力していた道長ですが、この中盤では最後まで敵対する関係は変わりませんでした。

 

鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ

鞍馬財閥の令嬢として引き続き、デザイアグランプリに参戦します。

彼女の父親は、デザイアグランプリのスポンサーですが、重大な秘密があり

 

祢音が誘拐された過去の被害者は祢音ではなく、本来の鞍馬財閥の娘のアカリであり、誘拐の際に命を落とし、父親はデザイアグランプリのスポンサーになることを条件に、祢音という理想の存在を作ってもらうことをかなえてもらったのです。

 

娘本物を生き返らせたとしても、それは偽りの存在。だからといって娘が死んだという事実を忘れてのんきに生きることはできない。しかしながら鞍馬財閥の優秀な跡目は欲しい。

 

かなり父親の偏ったエゴによって(ただ父親は悪人ではない)生まれたのが祢音ということです。

 

自分の出自に苦しみながらもサポーターと共闘して、本当の愛を求め続ける祢音

 

 

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ギーツ キャラクター考察 吾妻道長の行動理念の弱さが気になる

中盤で鍵を握るのは、怪人に片足を突っ込みながら、仮面ライダーをぶっ潰すという目的をひたすら貫こうとしている道長というキャラです。

 

彼は学生時代の友人が、理想をかなえるためにデザイアグランプリに参加して、命をおとしてバッファを受け継いで参戦しています。

 

それが、創世の女神の秘密をしり、少数の勝者の幸福のために多数の敗者の犠牲をともなう世界は問題があると考えるようになります

 

ただ結局はライダーをぶっ潰す力が欲しいということで終わります。

前の序盤考察でも書きましたが、彼はデザイアグランプリ中もまじめに働き続ける実は好青年です。

たとえ、仮面ライダーを潰す力がほしいといってもベロバを利用しているといっても、一般市民が巻き込まれまくるジャマトグランプリの片棒をかつぐのはちょっと矛盾しています。

仮面ライダーを否定するということは、人が稼ぎたい、儲けたい、相手を独占したいっていう欲望そのものを否定。デザイアというのは欲望って意味ですが、デザイアグランプリへの否定ということであり

さらにいえば、この世界そのものを否定するということで、ベロバとは違った意味で、破滅主義者なのかもしれません。