アーロンとは何者? ストーリー
イーストブルー最強の男。魚人海賊団アーロン一味のリーダー
もともとは、グランドラインの魚人海賊団に所属しており、王下七武海のジンベエと肩を並べていたほどの実力者。
グランドラインからイーストブルーにやってきて、ナミの故郷ココヤシ村と周辺20の村を統括する。
大人1人10万ベリー、子供1人5万ベリーを毎月上納させ、上納できなかった村人は即刻処刑するという恐怖で統治している。
また、魚人の仲間を傷つけたもの、はむかったものは見せしめとして、村全体を全壊させている。
キレた場合は非常に凶暴な一方で、狡猾な一面も併せ持ち、人間に対して、水中で呼吸のできない下等な生物とののしる一方で、海図を描く技術力のあるナミや、賄賂で従順するネズミ大佐に対しては、認めている。
アーロン 強さ、戦闘能力について 戦闘結果
打水
少量の水をすくって投げるだけで、散弾銃なみの威力を放つ。(散弾銃なみの威力をもろに受けて、生存しているサンジもすさまじいが)
この技だけで、幹部のはっちゃんとクロオビとの戦闘後とはいえ、ゾロとサンジを圧倒して見せた。
水があれば圧倒的な強さを誇る魚人だが、アーロンはその中でも随一の実力を持つ
キリバチ
ギザギザの巨大な刃物を振り回す
アーロンの魚人ならではの身体能力も相まって、重たそうなキリバチを軽々を振り回しながら、回転して、アーロンパークすらも巻き込んで破壊した。
しかし、ルフィに効果的なダメージを与えることはできず、ルフィに指先でつかまれ、ナミを道具扱いしたアーロンに「使う?」と激高して、破壊させられた。
ある意味、名シーン製造武器といえる。
歯(トゥース)ガム
サメの特徴をいかして、何度でも生え変わる歯を取り出して、相手をはさむように使う技
一見強そうに見えるのだが、アーロンの歯の真骨頂はアーロンの強靭なあごとセットであり、ルフィに直接ダメージを与えるも、殺傷能力は低めだった。
逆にルフィにとられて、ルフィの歯に装着させられるというコメディ展開も見られた
鮫・ON・DARTS(シャーク・オン・ダーツ)
刃物よりかたい鼻を突きだして、敵に狙いを定めて突撃する技。
陸水両方で使用可能だが、水中で使用したほうが奇襲性が高い。ルフィの並外れた動体視力でかわされるも、直撃すればひとたまりもないだろう。
鮫・ON・歯車(シャーク・オン・トゥース)
という派生技もあり、こちらは、歯で相手をかみちぎりながら突進し、回転も加わっているのでかなり殺傷能力が高いが、逆にかみちぎることでアーロンも相手にはりつくことになる
これを利用されて、ゴムゴムの斧でアーロンパークごと粉砕された。
考察 アーロンはナミの海図をつかって本当にグランドラインを目指そうと考えていたのだろうか?
イーストブルー編のボスであり、ネズミとの裏交渉により、懸賞金の2000万ベリーは逆に安く抑えていたアーロン。
のちのクロコダイル(8100万ベリー)と比較すると、実は5000万ベリー程度の実力があったのでは?と推察される。
アーロンは、ナミに世界中の海図をかかせて、世界を支配しようとたくらんでいたが、グランドラインを回った経験があるので、本気で支配を考えるならすぐに突撃していたはずだ。
ナミの幼少期からココヤシ村を中心に8年以上島を牛耳っていた過去があり、金をつかって仲間たちと豪遊していた。
実は、同胞に関してはかなり仲間思い(モームはのぞく)で、同胞がやられたときや、ルフィによって盾にされたときは、かなり感情をあらわにしている。
のちにバギーも仲間想いであることがわかったが、イーストブルーの船長はいずれも恐怖で統治したり、気に食わなければ部下を容赦なく見せしめで殺す一面を持っており
アーロンほどの仲間想いというのは、珍しかった。
一方で、仲間と楽しくやれたら、周りがどれだけ不幸になってもかまわない(特に人間)という考えの持ち主
上昇志向のルフィと今が楽しければいいというアーロンの考えは、2人の実力差を埋めることになった。