今回は、注意喚起と反省を含め、なぜ私は個人情報や身の回りのことをSNSやブログで発信してしまったのか?についてまとめていきます。
以前記載した記事とセットで、読んでいただけると、より解像度が高くなると思われます。
司真(つかまこ) つかまこ情報局の情報発信によって、傷ついた方々への謝罪と今後の方針について
できる限りおきたことについて、批判や問題点を自分にベクトルを向けて、考えておりますが、どうしても自分ごとになると甘くなってしまうという欠点もありますが、私のような人間を1人でも多く生み出したくないため、発信できる情報は発信していきます。
SNSの情報は点と点が線になる 氏名と住所について
SNSやブログについて明確に名前、住所といった個人情報の根幹となる情報をフルで公開したことはないのですが
例えばSNSで
- 自宅周辺の写真・情報
- 勤務地周辺の写真・情報
- 勤務先の特徴、同業種の違いなど
- 過去に付き合った人間関係(同性、異性含めて)
これをつなぎ合わせると、友人はもちろん、検索をかけていけば、名前や住所にたどり着く可能性があります。
そうなってしまうと、自分で情報公開してしまったことと同義になります。
リアルの人間関係にさらされる、刑事・民事レベルの問題が起こるとなれば、起こした側にも問題があるのですが、起こした相手を挑発したり、そうなる原因を作る情報を発信する側にも問題があるため
自分の周辺情報を発信する場合、いやできる限り発信すべきではないのですが、発信するとしても、過去の発信情報を照らし合わせて客観的に考える必要があります。
インスタグラムなどの影響で、Xでもインパクトのある写真などが投稿される頻度が多くなったと推察されますが、映像というのは自分が想像する以上に多くの情報を、公開しているので、注意が必要です。動画ならなおさらになります。
SNS酔い 発言すると何者かになったような錯覚で勘違いを起こす
最悪、SNSで個人情報を発信したとしても、悪用されなければ大事にはなりません。
しかしながら、SNSというのは24時間いつでも全世界に発信できるため、入力したときの精神状態によって、マウントや激しい批判を行ってしまうケースがあります。
例えば、私は接客業をやっていた経験があり、その接客業で受けたストレスをそのままSNSに投稿してしまったことがあります。
自分ではオブラートにつつんだつもりの言葉でも、当人や関係者が見たら、気分を害する内容だったことは間違いがありません。
当時は、同業者のフォロワーも多く、愚痴やストレスを言い合って、お互いの傷をなめあうような状況に心地よさを覚えていました。つまり、職場では孤立しているような状態だったけど、ネットには居場所がある
実際は、職場でも悩みやつらさを訴えれば、受け止めてくれる環境はあったかもしれないけど、そうないと自分で決め込んでしまったという愚かさにあります。
愚痴をいったら、いいねがいっぱいつく、リプでいっぱい同情される。そのような状況に、私は酩酊していました。
お酒をたくさん飲んだ時のような、思考力の欠如、アクセルの踏み間違い。
いろいろありました。
予防策としては、自分のメンタルをコントロールすることも大切ですが、自分の属性やリアルに近い人と深く結びつかないという点も大切だと思われます。
DMや鍵垢にとどめておくという方法もありますが、どちらもスクリーンショットをとってしまえば、公開情報に早変わりするので、いずれにせよ、SNSで明確に負の感情を発信することは危険であるといえます。
SNSはマイナスとマイナスで大きなマイナスができる掛算 資産を公開する愚行
私が最も周りに指摘されたことは、年収や当時の金融資産を公開していたことでした。
私は1つのアカウントで、仕事、プライベート、金融、ブログといったすべての情報をSNSにつめこむという、愚行を犯しておりました。
当時を振り返り、なぜ年収を公開したかというと、年収を記載して、ニュースをつぶやいたほうが、発信者としてのリアリティがでると思いあがっていたこと
金融資産は、株クラスターにいた気でおり、自分たちの投資成績などを公開しあうという文化がXにあったため、それを過信して情報公開したこと
ここで、冒頭に戻りますが、SNSは点と点が線になります。
資産を公開したら、資産だけを公開した人間で終わりますが
別のつぶやきで、誰かの職業やお金の使い方について指摘してしまうと、激しいマウントをとっている行為、人間性の欠落という形になります。
SNSでの発信は、+と-をかけたら-にもなるし、マイナス同士でかけたらより大きなマイナスが発生する掛算になります。
SNSを凶器にかえないためにやるべきこと
結論としては、自分の情報をなんでもかんでも、精査せずにネット発信しない。これにつきます。
しかし、私たちは生きているとどうしても、同情を求めたくなるような理不尽な環境、ストレスというものが発生します。
こういう記事を書いていていうのもあれですが、今でもリアルで理不尽、しんどいことがあったら、SNSにつぶやけたらなと魔がさすことがあります。これはもはや依存症、病気のレベルでもあるため、自分がそのような重症であると自覚することも大切です。
また、古い考え方かもしれませんが、リアルで、しっかり悩みや言いたいことを言い合える関係の人をつくる、つながることもすごく大切だと思います。
私は人間力が弱いため、そのような人を全く作れていないという問題がありますが、本来はそうしていくことが、SNSで個人情報を発信してしまうことから離れる方法だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました
今後も、ネットで起こした問題、失敗に対して報告できることは報告していきます。
私の人生は軌道修正がむずかしくなりましたが、この記事をみて、1人でも多くの人がSNS運用や、情報発信について思いとどまること、修正することがあり、トラブルを未然に防げれば、自分の情報を公開した意味もあると思います。