前回は、アーマードコアのネタバレ、エンディング後の考察をテーマに語りましたが、今回は純粋にアーマドコア6をアクションゲームとしてみた評価になります。
なお今回の比較対象はロボゲーではなく、死にゲー、それもフロムの過去作との比較となります。
ネットでは死にゲーといわれましたが、実際にどう感じたかをまとめていきます。
このブログでは、最新作のゲームレビューを主に行っています。
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アーマードコア6 やられる前にやれを基本としたゲーム性
アーマドコア6クリア時のアセンブルがこちら
HU-BENガトリングガンと60SNAという大型ニードルをそれぞれに備えた重火力構成。
実現するために、機体も大きくなっているが、AP(体力)、そしてブースト速度なども2足歩行なので確立されています。
60SNAはアイスワームというボスに挑む際のイベント武器であり、片方は普通に手に入りますが、片方は購入することになります。
「やられる前にやれ」「攻撃力が正義」というのは、アーマードコア6の基本になります。
爽快感はあるが、淡白にならざるをえない「スタッガー」システム
アーマドコア6で新しく追加されたのが「スタッガー」
これは、相手に衝撃力というダメージを一定数与えることで、相手を行動不能かつだめーじ倍率を上げることができます。
自機にもこのスタッガーは設定されており、ミサイルなどを直撃するとピンチになります。
スタッガーのメリットとして、重火器や一撃必殺の近接武器も活躍の見込みがある点です。
相手がどれだけ素早くてもスタッガー状態にすれば行動不能にでき、一撃を叩き込むことができます。
ただし、スタッガーになっている時間は非常に短く、武器のリロードタイミングをしっかり見極める必要があります。
一見するとフェアで戦略性の高そうなスタッガーなのですが、ふたを開けてみれば、重火力の武器を相手に当て続けることが正義となっており
相手によっては
スタッガー→ダメージ→スタッガーをループさせることで、ほぼ完封させることができます。
パリィなどの要素はなく、一部の強敵をのぞけば、相手の行動パターンを観察する前に自分の火力を押し付ければいいという結果に終わります。
そのため、アーマードコア6はスタッガーシステムを悪用してしまうと、途端に淡白なゲームになってしまいます。
アセンブルは自由度があるようで、限定されてしまう しかし誰もが攻略しやすいのはメリット
アーマードコア6の醍醐味はアセンブルで自分の好きなように機体をカスタマイズできる戦略性と攻略性の高さです。
ガトリングやショットガンが強すぎるなら、自分で封印して遊べばいいんだって思いますが、実際に攻略法を知ってしまうと無理して変える気になりません。
一部防衛戦や遠距離武器が必要となるミッションもあるかもしれませんが、ほぼ火力武器だけで押し切れるミッションばかりになります。
裏を返せば、アセンブルの組み合わせと最低限の基本操作を熟知していれば、だれもが濃密なSF設定のアーマドコアを遊べるという前向きな思考になります。
発売されて1か月ほどですが、エンディングの1つである「ルビコンの解放者」のトロフィー達成率は約35%です。
ブラッドボーンのガスコイン神父撃破率ぐらいではないでしょうか。
3人に1人のレベルでクリアできているのが、アーマードコア6になります。
アーマードコア6の物足りなさとつまらなさ
上述したように、有効な武器や戦法が見つかってしまったら、アーマードコア6でやることは少なくなり新しい武器を買う必要もなくなります。
ソウルシリーズに比べて、RPG要素はほぼないため、武器を使い込んで行ったり、合成したりすることで強化されるということもありません。
ミッションによっては使える武器や機体が制限されることもありますが、自由度の高さの裏返しということで、戦い方が決まればあとはそれを続けるだけになります。
そのため1週間近く全く本作を触らなかった時もありました。(ただそれは特撮にまたはまってしまったこともありますが)
アーマードコア6 国内屈指のグラフィック、演出 雰囲気ゲーとして楽しむと最高傑作
フロムゲーといえば、外観だったり雰囲気を楽しめる作品が多く存在しました。
例えば、ブラッドボーンの第1ステージのヤーナムは、歩くだけでゴシックホラーを体感できるだけのデザインの高さを見せつけてくれました。
アーマードコア6も1つとして同じようなステージ構成はなく、メカニックのデザインや、撃破時にスローモーションになる演出など、世界にどっぷりつかれるだけのグラフィックスや演出が目白押しです。
ゲーム性を求めすぎると、物足りない部分があるものの、グラフィックスや演出を堪能しようと思うと、これだけ素晴らしい作品は2023年の優秀な作品と比較してもないんじゃないかといえます。
グラフィックス面は間違いなく、PS5専用ソフトと比較しても、AAA級であることは約束しますし
機体を自由にカスタマイズして戦うって、ちょっと初心者は敬遠しそうですが、そんなこと考えず、すごいグラフィックで派手なアクションを楽しむんだぜと考えて、気楽に遊べるとすごい可能性を秘めた作品であることがわかりますよ。
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