エルデンリングをやっとの思いで、クリアしたので、念願のレビュー記事を書きたいと思います。過去の記事のように、主要のボス解説を記事にしようと考えていましたが、あまりにも没頭して、生活に著しい支障をきたしてしまいました。それだけはまってしまったということです。
個人的に、このゲームを超える作品が今年でるのか?と心配になるのと、あまりにも生活に影響がでたので、この先、フロムゲーを買うべきか迷うぐらいにはまりました。
このブログでは、PS5の最新ゲームレビューの攻略やレビューを紹介しています。
過去にエルデンリングについての記事も載せているので、よろしければご照覧あれい!
ネタバレなしで、エルデンリングのすばらしさをまとめたレビュー動画をあげています
エルデンリング クリア時間は約45時間、軽いイベントをこなして50~60時間、武器やイベントを細かく廻れば100時間超えも
私は、ゲームをレビューしたいがために、面倒になったら早解きしてしまいます。エルデンリングも同様に、攻略サイトにかなり頼って、かなり卑怯な方法で倒したボスも数知れず。
にもかかわらず、攻略時間は46時間でした・・・レベル上げなどの作業の時間も多かったですが、大半は圧倒的な密度、探索と戦闘を楽しむことができました。
もし、あなたが攻略サイトをみないでクリアすることが重要と感じるのであれば、余裕で100時間以上は、遊べる作品になります。
強いボスが現れたら、「装飾を強くしようか、レベルをあげようか、遺灰を育てようか、武器を育てようか」
どうやって、目の前に立ちはだかる壁をクリアするか。その方法はプレイヤーにゆだねられており、それを考えたうえでボスを倒した時の達成感は、計り知れないものがありました。
戦闘はSEKIROに比べると、やや遅めになっていますが、刹那の攻防が多く発生しており、終盤は防ぐのではなく、しっかり回避することが必要になるため、実際にプレイすると、かなりスピーディーに感じると思います。
エルデンリング 攻略 クリア時に取得してよかった武器や装備、タリスマン、戦技について
クリアして、取得してよかったアイテムや重要なアイテムについて振り返ってみます。
打刀+25
侍の初期装備で、出血効果を付与する武器。出血効果は敵にダメージを与え続けると出血が発生し、追加の大ダメージを与えます。主に人型、獣型に有効。霊体には無力です。
抜群の安定感と使いやすさを誇り、戦技の付け替えもできます。序盤から終盤まで活躍しますが、大型ボスに対しては、大型の武器を用意したほうがいいでしょう。
黄金のハルバード
リムグレイブに降り立って、はじめて遭遇するボス、ツリーガードのドロップ武器。
筋力30、技量14、信仰12と要求されるステータスは高めに設定されています。
専用の戦技で攻撃と防御にバフをかけることできます。
圧倒的なリーチと攻撃力を誇り、馬上でも強めに使える優秀な武器です。
防具 ライオネルシリーズ
ザ・脳筋な防具。重量はかなりあるため、装飾品などで、重量をあげないとつらいです。
重量の見返りとして、全体的な防御性能が高く、物理以外はラダーンシリーズよりも高め。
ただ、よい防具を身に着けたからと言って簡単に勝てないのが、このゲームの難しさです。
黄金樹の恩寵
HP、スタミナ、装備重量を底上げ
緑琥珀のメダリオン
スタミナの最大量を底上げ。スタミナは回避、攻撃のみならず、戦技でもしっかり消費するため、DPSが大きく変わっていきます。
武具魂のお守り
装備の最大重量をあげます。最大重量をあげることで、防御力の高い防具をきながら、ローリングがしやすくなるため、確かな戦力アップになります。
義手剣士の伝承
技を5あげます。5あげることで、装備可能な武器の範囲が広がるのはもちろん、単純な火力アップにつながります。
民兵スケルトンの遺灰
特定の条件を満たせば、何度でも蘇る2人組の骸骨の遺灰。
攻撃力は低いものの、やられても一定時間敵の攻撃を受けなければ復活します。ターゲット取りや身代わりとして、重用できます。
ただし、中盤以降になると範囲攻撃を連発する敵が増えるため、蘇生効果が1~2回しか使えないことが、当たり前になります。さらに、遺灰のリソースを攻撃に使えないのが、致命的です。
腐った野犬の遺灰
竜のツリーガード、モーゴッドで大活躍する遺灰。本作最強のスリップダメージと言える腐敗効果を相手に与えます。
ただし、何度か腐った野犬の攻撃を当てる必要があり、相手に見つからない状態で攻撃したり、ターゲットをこちらがとる必要があり、使っていて楽しい遺灰になります。
写し身の零の遺灰
プレイヤーの装備に倣った霊を召喚します。耐久力が高いことや、回復アイテムを自分で使うので、場持ちがいいです。
さらに、主人公の装備や戦技に連動しており、主人公と連続霜踏みする様は圧巻です。
終盤は、これなしでクリアできませんでした。+6のままでしたが、十分活躍できます。
戦技 霜踏み
ほぼ禁止級の戦技。目の前1.5メートルぐらいを基準に氷を発生させ、氷を踏んだ相手に追加ダメージを与えます。
うまくいけば、氷を出した瞬間と発生した瞬間の2回ダメージをたたき出すことができ、簡単に1000以上のダメージを連発できます。
デメリットをあげるとすれば、ダメージを即与えられるわけではないということ。
あと、連発しやすいために消費FPが馬鹿にならないため、FPにレベルを振り分けたり、FP回復に壺を回す必要があることですね。
戦技 血の斬撃
見た目が、最高にかっこいい斬撃。そして、打刀との相性も最高で、打刀の出血効果を高めることが可能です。
踏み込みながら広範囲に打つため、複数の敵を巻き込むことが可能です。さらに攻撃モーション中に、敵の攻撃を受けてものけぞりにくかったり、敵をのけぞらせやすいということで、タイマン性能が高いです。
ただし、霜踏みと比べると、攻撃力をあげるとダメージもあがる霜踏みのほうが、最終的に使える戦技になりました。
エルデンリング オープンフィールドは過去作の良さをよりボリュームアップさせた
エルデンリングは、過去作に比べて、開放的なフィールドと寄り道要素が豊富に用意されている作品になっています。
しかし、基本ルールは、ソウルボーンに準拠しており、ゲームオーバーになればルーン(通貨であり経験値)を落としてしまいます。
基本は、祝福というセーブポイント兼回復ポイントを目指しながら、敵をよけて走っていくスタイルになります。
王都ローデイル以降は、雑魚敵の火力が半端ない状態になり、こちらの体力やアイテムが万全でも、非常に苦戦を強いられます。
そのため、逃げることがベターになってしまうため、せっかく製作者がこだわって作った、雑魚敵のモーションはあまり堪能できませんでしたね。
ゼルダのように、オープンワールド化して、がらりと見直すというつくりではなく、今までのシリーズの良さやゲーム性のボリュームを上げたという考え方が、しっくりきます。
エルデンリングになぜ没頭するのか? ミッションリストを廃止した英断
エルデンリングが、従来のオープンワールドと違う点として、「ミッションリストが全くない」という点が挙げられます。
ソウルボーンシリーズも、ミッションリストなるものは、ほぼありませんでしたが、エルデンリングもありません。複数のデミゴッドを倒して、エルデンリングをえて王になろうという基本ストーリーは、あり、王を倒す順番もある程度決まっています。
ただし、どのように強化して倒すか、どのようなビルドに育てるかは、プレイヤーにゆだねられております。
近年の、常にマップ上でやかましく表示される、メインミッションとサブミッションリストは廃止されており、目的に縛られず、プレイヤーが自発的に探索しようとする仕組みになっております。
このミッションリストの廃止は、他のオープンワールドゲームが追随することはないでしょう。プレイヤーにとって極めて、不便で不愉快に感じさせる恐れがあるからです。
その点でも、エルデンリングはソウルボーン初心者向きであるかといわれると、ちょっと返答に困ります。
本作から、セーブポイントの祝福を開放すると、次の目的地への道しるべがしめされるようになりましたが、その道しるべもあえてアバウトに作られており、探索意欲をそぎません。
エルデンリングの戦闘評価 難しい?シンプル?ボスについて
エルデンリングのボスは、いずれも濃ゆいボスばかりなので、また別の機会に記事にします。
エルデンリングが難しかったかどうか?と聞かれると、ブラッドボーンより難しかったです。
ブラッドボーンより、脇道にそれることができて強化できる余地があるのですが、探索意欲や戦略をたてずに、いわれたままにボスに直行すると、相当に難易度が高いです。
戦闘に関しては、ボタン操作は慣れてしまえばシンプルに感じますし、プレイヤーの育成方針が固まれば、アイテムの取捨選択がしやすくなります。
ただ、シンプルに作りすぎた分、火力にリソースを割くことが正義になっている形になります。
新要素に関して、ガードカウンターは序盤の雑魚的狩りにおいては、重要ですが、ボス戦だとあまり機能しません。パリィのように、特定の攻撃にガードカウンターを仕込んで当てれば、態勢を崩せるという特別仕様にしてほしかったです。中盤以降は空気です。
戦技に関しては、このゲームにおいて正義です。私は戦技がなければ、絶対にクリアできませんでした。
霜踏みと、血の斬撃は必修科目として、習得しておきましょう。
ただ、わかれば簡単なボスをあえて用意しておくことで、タイマンで勝たないといけないボスには、とことん苦戦する仕様になっています。
そのため、前戦ったボスの攻略が次のボスに必ずしも生かされるわけではありませんが、プレイヤースキルを磨くことは怠らないように。
いかがでしたでしょうか。ここまで熱中しました。しかし冒頭でもお伝えしたように、生活に支障をきたし、仕事に遅刻しそうになりました(笑)