バイオハザード最高峰のリメイク作で最新作のRE4の城ステージをクリアしたので、感想と評価となります。
原作でもラモン・サラザールの城は展開として一番長く、山場も多く設置されています。今回は、攻略情報も少し入りながらになります。知識をゼロにして挑みたい方は、ネタバレを含みますので、ブラウザバック推奨です。
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バイオハザードRE4 城攻略 よりサバイバルホラーとして管理が重要 敵の無視と樽破壊が重要
まず、城ステージに入って、武器商人からボディアーマーが買えるようになりました。
このボディアーマーが攻略で一番重要です。商人から購入すると18000ペセタ。効果は、遠距離の攻撃を防ぐのと、相手の攻撃を軽減できるもの。生存率を高めます。
しかし、敵の攻撃を受けるたびに耐久値が減ってしまい、武器商人から常に耐久値を補充しないといけません。耐久値がゼロになると9500ペセタ消費するため、お金の管理がしんどくなります。
(宝石は極力売らず、宝石をはめられる装飾品の入手までねばろう)
城ステージからは、敵の攻撃が強力になり、量も多くなります。そうなると弾薬の消費も激しくなります。
進行や弾にあわせて、樽や箱からアイテムが複数出るようになりました。そのため、樽や箱はくまなく捜索して、絶対に破壊するように心がけましょう。
さらに、城ステージからは、敵がわき続ける箇所が増えました。無限ではないと思われますが、レオンの弾薬に見合わないレベルで発生した場合は、無視して先へ突っ走るのも重要。
状況によっては、後から再訪できるエリアもあり、物資やトレジャーを回収することも可能です。
逆にサブクエストや、目の前に敵の撃破を頑張りすぎると弾薬や回復アイテムがあっという間になくなる緊張感がすごいです。
(真っ向勝負で敵を倒したとしても、得られる報酬より失う弾薬の場合が多いケースも・・・)
バイオハザードRE4 原作からの変更点 寄生体と赤邪教徒の強化
城ステージから、原作より変更された箇所がいくつかあったので、戦闘面を中心に紹介します。
まず、寄生体Cの仕様変更です。
原作では、初めて登場する寄生体Aは「寄生獣」のように刃物を振り回す敵
寄生体Bは近づくと頭を食べてくる即死攻撃持ちです。
寄生体Cは原作では倒されたら、寄生元から分離して襲ってくるのですが、攻撃力は弱く脅威は低めでした。
RE4では、最初からガナードと別々に登場し、ガナードの背中にはりついて、ガナードの凶暴性、移動速度を上げます。
はりついたガナードが倒れたら、原作と同じように分離されますが、ハンドガン2発程度でダウンします。変更点はあるものの、他の寄生体に比べると脅威弱めです。
次に、邪教徒のリーダーである、赤邪教徒が大幅に強化されました。
一定時間ごとに、体内のプラーガを活性化させるような咆哮?を発し、レオンの動きを鈍らせます。攻撃も中断されるので、他のガナードに囲まれるとピンチです。
さらに、咆哮によって、強制的に寄生体を発現させられるので、2~3体の寄生体に囲まれるというかなり危ない状況に陥ります。
この赤邪教徒の追加によって、原作でも有効だった閃光手りゅう弾が最重要アイテムになりました。
幸い、武器商人から素材Lとガンパウダーのクラフトで、閃光手りゅう弾が作れます。生存率と弾の節約のために積極的に使いましょう。
バイオハザードRE4 アシュリーを保護しながらの戦い方について
村ステージの最終局面からアシュリーを引率して、アシュリーを守りながら戦うことになりましたが、城ステージではほぼ8割、アシュリーと同行することになります。
原作と異なり、アシュリーに体力ゲージはありませんが、立て続けに敵の攻撃を2は作らうか、レオンの流れ弾であっけなく死にます。難易度は上昇しているといえるのかも。
敵の攻撃を1度受けると、その場にうずくまり、バイオ5のようにこちらが立たせないと、動きません。
アシュリーには、そばに連れて行くのと、距離を離すのと2つの指示ができます。
そばに連れていけば、レオンの走りにあわせてついてくるので、敵から逃げる時に有利です。距離を離す指示は、戦闘が激しい場合にアシュリーへの誤射を防ぐために使います。
高難易度になれば、この使い分けが生死をわけそうですが、スタンダードはそこまでシビアに考える必要はなさそうです。
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バイオハザードRE4 ストーリー 原作からの変更点について
バイオRE4は原作に比べて、ストーリー性が強化されたといわれています。
(ソウルボーンのように、目の前にあるオブジェクトなどを見ながら、何があったのかな?と想像を掻き立てられる場面も)
一番の変更は、ルイス・セラが小屋と同じく、トロッコパートでレオンと共闘してくれます。
原作以上に、元アンブレラ研究者として、村の研究に加担してしまい多くの犠牲者を出してしまったことを悔いています。
しかし、なぜルイスが今回の騒動に巻き込まれたかという細かい部分までは、1周目ではわかりませんでした。
次に、クラウザーの登場です。原作では最後の孤島で急に登場し、急にレオンと関係があるような設定が盛り込まれ、急にやられます。
クラウザーには、ある重要な役割を与えられ、さらにレオンと実際にバトルします。原作ファンでも違和感のない仕様になっています。でも初見の人は結構無駄弾を使ってしまうかもです。
エイダとの絡みも原作同様にあります。
原作では西洋風だったエイダの表情も、REシリーズでは、中国、アジア系の美人に変更されています。
エイダもアシュリーも並外れたスタイルを持っており、バイオRE4は美男美女が大活躍するゲームになりますね~
バイオハザードRE4 ストーリー考察 プラーガ問題の元凶 ラモン・サラザールは悪人だったのか?
20歳という若い年齢に引き換え、老人のような声と見た目というギャップを持つ、ラモン・サラザール。
バイオハザード4の黒幕は、ロス・イルミナドス教のオズムンド・サドラーという老人ですが、そのサドラーにそそのかされて、先祖代々閉じ込めていたプラーガを城と村全体に解き放ったのが、ラモン・サラザールになります。
そのため、ラモンがサドラーに心酔しなければ、今回のプラーガ問題は全く起こりえなかったのです。
原作では、執事の日記から、早くから両親を亡くし、孤独だったラモンにとりいって、騙されたためこのような結果になったとされています。
孤独と宗教というのは、密接な関係といわれているので、ラモンもある種、今回の騒動の被害者という見方ができます。
一方で、バイオRE4では執事の日記が加筆修正されており、ラモンは幼少期に自分をちびだと陰でいっていた、使用人を呼び出し、硫酸を浴びせて、恍惚とした表情を浮かべたという、ラモンのサイコパスなエピソードが披露されています。
ラモンはクラウザー同様に、プラーガの支配種を埋め込まれ、自我は保っています。
城の地下には、拷問やプラーガの実験によって命を奪われたものが多々います・・・
つまり、バイオRE4の解釈になると、ラモンは孤独を抱えていたかもしれないが、もともと猟奇的な一面があり、自分のためなら人の死もいとわないという側面があったようです。
主が間違っているとわかっても、ついていく執事・・・なかなか悲しいですね。
バイオハザードRE4 変更するところと守るところをがしっかりしている
もうすでに城ステージの攻略で13時間ぐらい経過しています。
原作から排除した要素もありますが、それ以上に密度の濃い探索と新要素を盛り込んでいます。
今この時点で「リプレイ性は高くないな・・・」という評価にはなるのですが、1周で大満足できるリメイクに仕上がっており、RE3で感じた不満を持っている人は安心してくださいといったところです。
バイオRE4は、今風のパリィなどの要素を追加しながら、サバイバルホラーの根幹であるリソースの管理と、緊張と緩和の連続を大切にしています。
バイオハザード6から先の3人称視点のあたらしいバイオハザードであると感じさせてくれます。
また、原作に忠実な要素と、逆に原作から完全に変更した要素もあります。
ラモン・サラザール戦についてはふれませんでしたが、原作をやり込んだ人ほど、驚くような変化を付け加えています。
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