バイオハザードRE4 チャプター4まで第1印象レビュー 原作からの変更 リメイクして面白くなったのか?

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全世界待望のバイオ4のリメイクRE4をPS5で手に入れたので、プレイしてみた感想をまとめてみたいと思います。
今回はまだ序盤の村のチャプター4クリア時点の評価になります。クリア後に再びまとめレビューをする予定ですが、かなりの密度とボリュームなので、いつクリアになることやら・・・

過去にもサバイバルホラー作品を評価、レビューしているのでよろしければ関連記事もご覧ください。

 

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バイオハザードRE4 リアリティと質感について

バイオハザード7で開発されたREエンジンを活用して、2,3と過去の名作をリメイクしてきたカプコン。今回はシリーズの歴史を変えた4がリメイクされたわけです。

グラフィックに関しては、GCの原作に比べて、3世代分の進化がされているので、キャラクターの質感、風景、建物の細やかさは比べ物にならないほど上昇しています。

敵の欠損描写、建物の破壊描写など、ここ10年以上のゲームの進化を体感することも可能です。

(バイオ7や8のように落ちているものをなめまわすように見ることも可能)

しかしながら、私が一番感動したのはグラフィックの進化ではなく、レオンの細かいアクションです。

放置していれば銃をいじったり、リロード時の細かく銃を操作して手先を動かくアクション。

また、村の中は異臭がただよう井戸が数多くあり、レオンは腕で鼻をふさごうとしますし、愚痴もこぼします。

本作をプレイすると原作のレオンがかなり無機質に感じられるほど、人間味があり、そこがリアリティにつながっています。

また、PS5プレイすれば、デュアルセンスによるハプティックフィードバックの計算された細かい振動を十分に堪能することができます。

 

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バイオハザードRE4 探索と戦闘による緊張と緩和

原作のバイオ4から踏襲したポイントとして、敵の戦闘とアイテムやお金の回収という緊張と緩和のバランスが素晴らしいという点です。

 

原作に比べて、変更されたマップギミックは数多く存在し、本当に別のゲーム、最新のバイオなのかといえるほど風景や敵の配置などは入れ替わっています。

 

もちろん原作で覚えたノウハウが通用する場面もあります。

 

例えば、プラーガ寄生体には、閃光手りゅう弾が有効ですし、井戸の上にぶらさがったペンダントをとる前に、井戸に蓋することで汚れずに高値で売ることができます。

(1体ずつ確実に倒すか、まとめて倒すかはプレイヤーにゆだねられる)

 

油断すれば戦闘で弾切れを起こしやすいバランスになっていますが、探索をしっかり行えば、挽回が可能。こうして緊張と緩和をうまく交互に作用させており、かなりのテストプレイの上で発売に至ったのだなと感心しました。

武器商人は原作同様に健在で、射的場などもあります。

 

マップにちりばめられたトレジャー(宝)を回収して、高値で売却して、新しい武器をかったり、武器をカスタマイズする楽しみは健在です。

 

RE4で追加された武器もあれば、原作と同様の武器も登場し、懐かしくもうれしい思いがあります。強化して、未知なる敵に対峙しましょう。

探索のボリューム、マップの密度はあきらかに原作より向上しています。

これはやや密度が濃すぎるという欠点でもあり、短時間でさくっとサバイバルホラーを遊んでみたいという人にとっては少しマイナスかもしれません。

 

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バイオハザードRE4 原作から明らかに変更されたポイント

チャプター4クリア時点で、原作からRE4がどのように変更されたかをかいつまんで説明します。

まず、謎解きの頻度が増えました。原作もアクションになりながらも謎解きはそこそこあったのですが、RE4は回転とかパズルギミックが結構増えた印象です。

原作では、あまり謎解きに手を焼いた記憶はないのですが、RE4では、「これどうやってクリアするんだろう」というぐらい頭を悩ませるものがちらほらあります。

 

次にナイフのシステム

 

原作ではナイフは1種類だけで攻撃するだけという従来のシリーズと同じような役割でした。

 

RE4では、ナイフには耐久力が設定され、敵の攻撃を受け止め反撃するパリィや、敵につかまれているときに大ダメージで反撃した場合に耐久値を消費します。

パリィは、決まると爽快感があり、ナイフでとどめを刺せば弾薬の節約になります。

 

本作のガナード(普通の敵)は、ヘッドショットやナイフで効率的に戦えば、かなりすぐに倒せるのですが、胴体をむやみにうっても5~6発ぐらい消費するので、プレイヤースキルによって、弾薬の節約効率がかなり変わってくるのです。

次にQTE(クイックタイムイベント)が廃止。過去にQTEをふんだんにもりこんで、ただの初見殺しといわれたので、これは納得。

 

ただし、ボス戦などで敵の攻撃を回避するQTEが少なくなり、原作では敵に接近して攻撃しながら、QTEでかわすという攻めゲーでしたが、RE4では敵の行動・攻撃パターンはしっかり見極める必要性が強くなりました。

 

ちょっとここはプレイヤースキルのない筆者にとっては懸念材料ですね、最低難易度でプレイすることになるかも・・・

 

最後に2や3にあったガンパウダーと合成がRE4では復活しました。ガンパウダーと素材アイテムを合成させることで、弾薬をつくることができます。

 

原作では弾薬はドロップで手に入れるか、武器屋で装弾数をアップさせると装弾がマックスになるという仕様もありました。

 

武器屋の仕様はRE4で廃止されたものの、ガンパウダーと素材である程度自分の意志で、弾薬を確保できるようになりました。

 

これはプレイヤーにとって有利な要素ばかりではなく、アタッシュケースを圧迫するという悩みの種にもなって、メリットとデメリット双方あります。

 

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バイオハザードRE4はゲームオブザイヤーレベルの傑作の可能性あり

バイオハザードRE2は、惜しくもゲームオブザイヤーを逃した作品でありますが、業界やファンから非常に高い評価を受けました。

 

今回のRE4もまだ序盤も序盤ですが、純粋にゲームを遊んで楽しい、適度な達成感と先が気になる展開の数々で満足しております。

 

この数年で、新作とリメイクともに高い評価を得ている、カプコンのバイオハザードのクオリティの高さ、恐るべしですね。

またクリア後か、気づきがあればレビュー投稿予定ですが、だいぶ先の話になりそうです。