第１話の盛況をうけて、今回はVIVANTの第２話についても登場した考察や謎について、みなさんと共有したいと思います。
VIVANT、一説によると１話に１億かけたというかなりのビックバジェットながら、視聴率はぎりぎり２桁だったとのこと。
しかしながら、通常のドラマなら２話以降は離脱者がでてくるので、視聴率が下がるのですが、２話は１話より視聴率があがったのは好材料になります。
VIVANT（ヴィヴァン） ２０２３年最も期待されたドラマ評価と感想 第１話のあらすじと乃木の過去と能力の考察について
乃木の別人格が野崎を警戒しろと乃木に忠告する
第１話ではかなり登場した乃木（堺雅人）の強気な別人格。
第１話では要所で、乃木を助けたのですが、第２話はあまり出ていません。しかしその少なさが重要だと思います。
２度登場し
１度目は、乃木の私室で、野崎に注意しろと警告
２度目は、１０億円の損失をまわりに責められたときに俺はやっていないと激高する形で登場。
実は、乃木の別人格は表にでることがあることが証明されました。
そして、１度目の野崎の警告も、「男は普通壁ドンしないから気があるぞ」となんだかコメディタッチな警告になりますが、１話目で第２人格が一見無駄だと思ったアドバイスが、乃木の命を救っています。
つまり、第２人格と野崎（阿部寛）には何かしらの因縁があり、中盤以降で敵対する可能性があるかもしれない？と示唆されていると思われます。
ただ、これだけの情報では何とも言えません。
VIVANTの真実と別班について
乃木が、テロリストから聞いた「ビバン」という言葉。これは別班（ベッパン）ではないかと野崎が考察します。
別版というのは、自衛隊の影の組織で、政府が関与しておらず、テロリストに実力行使ができるもの。作中でも引用されていましたが、００７のMI６ですね。
同時に、テントというテロリスト組織が、存在することが明らかになっています。
テントは明確な思想や行動理念を持たず、世界各国でテロ行為を繰り返す、極めて危険な集団です。
丸菱商事の１億ドルのご送金もテントの活動資金に流れてしまったのでは？と推察されます。
推察ですが、テントはテロ行為を行うことによって、経済的なほころびをおこし、それを利用して儲けている集団なのではないでしょうか？単なる愉快犯にしてはやることの度が過ぎていますし、あまりにも組織だっています。
人が組織をつくって行動を成す原動力は、思想か金だと思われるので、テントは金銭的な大きなメリットがあって、世界のバランスを崩すためにテロをやっているのではないでしょうか？
乃木に怪しい経歴は１つもなかった
野崎は隠れ家で乃木は別班と関係しているのではないかと、日本の協力者（たぶん濱田岳さんかな？）に依頼して、調査したのですが
「怪しい経歴は１つもなかった」と断言しています。
３つの可能性が示唆されます
- 本当に乃木に怪しい経歴は１つもない
- 怪しい経歴はあるが、野崎があえて言わず乃木の反応を確かめた
- 怪しい経歴はあるが、乃木の別人格がそれを見事に隠した
これもこの時点で不明です。
視聴者は乃木の夢を見ているので、乃木はテロリストと関係があるのでは？と疑ってかかっていますが、VIVANTはとにかくミスリードが多いので、次の章で詳しく考察します。
乃木の過去を示す夢は本当か？ 父母は生存している？
劇中でたびたびみる乃木の夢
乃木の家族がテロリストから逃げるが、テロリストにつかまってしまいます。その後、両親は死んだと乃木は思っています。
ただ、そもそもその夢は本当なのか？本当だったとしても両親も明確な死は描かれず、乃木の記憶は現在のところ、両親と別れた地点で途切れています。
テロリストに連れ去られる乃木を追いかける母は後方から銃撃を受けるも、肩にあたっており、一命はとりとめているようにみえます。父は捕まえられただけです。
そして、乃木は子供がたくさん収容された檻に放り投げられ、その際に頭を強打します。かなりの血だらけです。
この強打したところで、乃木の第２人格が生まれた？かもしれません
あと、乃木の経歴がまっさらだとしたら、この強打した本物の乃木は実は死んでいて、近くにいた子供が乃木の記憶をそのまま引き継いでいるという可能性もあったりなかったり。（砂の器かな・・・）
この夢はいずれにしても、ミスリードだらけだと思うので、今後の展開まで待ちましょう。
VIVANT 第３話以降の展開について
第３話では、バルカ共和国からの逃走に一区切りついて、日本へと舞台を移します。
野崎は、誤送金について、丸菱商事内に乃木をはめたやつがいると踏みます。そして共同戦線をはります。
乃木は、公安のバックアップを受けながら、丸菱内でテロリストとつながっている人物を探すことになるのです
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