あの時ヒトカゲを選んだ子供たちが、タケシとカスミを倒して、ポケモンの世界を知ることになった話

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今日はセラミックロケッツというブロガーの話をしたいと思う…と思ったが、この人が書いたブログについて僕も思うことがあったので追記を

セラミックロケッツさんは、2011年からはてなブログにて活動されており、2022年の年末から更新が途絶えている。

セラミックロケッツ!

遊戯王、スマホゲーム、ネットの話題、映画レビューと私と扱っている題材が似通っているので、深夜とか、仕事の休憩中の孤独な時間帯によく読んでいた。

 

別に話したこともないんですが、ブロガーというのは、自分と似たような題材とか近しい文章を書く人のことが、やっぱり気になるものだ。

 

 

願わくば2023年にひょいと復帰してほしい。

過去にもGAMELIFEさんという海外ゲームレビュー情報をあげていた人をリスペクトしていた記事を書いたことがあるのだが、今回はただ紹介するというよりは、継承した形で、記事を書くことにする。

 

その名も

 

あの時ヒトカゲを選んだ子供たちが、タケシとカスミを倒して、ポケモンの世界を知ることになった話

元ネタ

あの時ヒトカゲを選んだ子供たちはどうやってタケシに立ち向かうべきだったのか。

元ネタのほうは、本当にまたポケットモンスターを1からヒトカゲを選んで遊んだ気分になれるので、見ることをおすすめする。

ポケモンレジェンズアルセウス エンディング後レビュー クリア時間、つまらない?難しい? 攻略のポイント

Newポケモンスナップ switch 面白い?つまらない? クリア後レビュー ボリューム、おすすめな人

 

 

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タケシのイワークによって「とくしゅ」の存在を知る

私も幼少期にポケモン赤を購入し、ゲームボーイのスロットに差し込み、夢中になって遊んだものです。

選んだポケモンはもちろんヒトカゲ・・・・

 

後のポケモン金・銀のチコリータのほうが、ハヤト(ひこうタイプ)、ツクシ(むしタイプ)、アカネ(みんなのトラウマ)とかなり厳しいのですが

ヒトカゲも、序盤にタケシ(いわタイプ)、カスミ(みずタイプ)と山場を迎えております。

 

そして、一番の山場はカスミなのですが、セラミックロケッツさんはタケシ戦が山場であると力説されています。

タケシのポケモンは振り返ってみると、おかしなことに攻撃技がノーマルしかなく、技マシンも「がまん」とノーマル技です。「いわおとし」さえ持っていません。

 

つまり、ヒトカゲが与えるダメージも少なければ、こちらがうけるダメージも致命的なものはないわけです。

唯一つらいのは、イワークから「いやなおと」を連打されて、防御力をさんざん下げられた後の「たいあたり」です。これなら、いくら攻撃力がポッポのイワークでも耐えられません。

 

当時の少年たちは苦戦しながら、どうやったら勝てるんだと悪戦苦闘。

今思えば、無理してヒトカゲを使うというこだわりを捨てて、ゼニガメに変えてしまえば楽に突破できたというのに・・・

 

しかし、子供は一度選んだ選択肢を信じるもの

そして、やぶれかぶれにヒトカゲにひのこを命令すると・・・

 

「あれ?3割ぐらい減ってるんだけど」

 

3割は盛りすぎたかもしれない、しかしひっかくだとよくて2割程度のダメージだったのが、ダメージは通っているぞ・・・どういうことだってばよ

 

説明しよう

 

ポケモンには、それぞれ種族値というポケモンによって伸びやすいステータスと伸びにくいステータスがある

イワークの種族値は防御力が160,これは初代の全ポケモンで2位というあまりにも驚異的な数値、対するとくしゅ(当時はとくこうととくぼうがとくしゅに一元化されていた)は30で、こちらは140位とほぼ最下位レベル。

 

つまり、イワークは、特殊技のひのこに対して、効果はいまひとつであるが普通に攻撃が通るのである。

 

しかし、子供は特殊や物理を考えて攻撃しているわけではなく、多くの子供たちが「ポケモンってゲームはごり押しで攻略できるんじゃね?」と錯覚

 

振り返ってみると、イワーク攻略時のヒトカゲは防御と特殊のシステムをしる素晴らしい体験だったということです。

 

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イワークよりはるかに強い カスミのスターミー

タケシを倒すと、おつきみやま、ゴールデンボールブリッジとここからさらに本格的なトレーナー戦をこなしていく。

 

ヒトカゲをつかっていると、イシツブテに難儀するかもしれないが、ここにきてトレーナーは「ポケモンって簡単なゲームじゃね?」と油断する

ヒトカゲもリザードに進化して、火力もあがり、向かうところ敵なしと錯覚

 

そこで現れるのが、ハナダジムのカスミであり、その相棒のスターミーだ。

 

カスミの手持ちはヒトデマンとスターミー。

 

ヒトデマンからすでに「みずでっぽう」を持っており、リザードピンチ!!

 

ようやくヒトデマンを倒してからやってくる、すばやさととくしゅの種族値がトップクラスのスターミー。

 

技にバブルこうせんがついており、みずでっぽうの威力の約1.5倍である。

 

スターミーは進化ポケモンの中ではそこまで硬くないポケモンではあるが、カスミ挑戦時は、スターミーのレベルが高いことと、対戦する進化ポケモンに強いやつがいないので、まさに序盤の壁なのです。

 

少年だった私はこの時思いました

 

詰んだ・・・・

 

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カスミに負けて、ポケットモンスターはとても自由度の高い作品であることを知る

実は、ポケモンというゲームは順番通りにジム戦を攻略する必要はなく

 

当時としては珍しく、ジム戦を一時無視して、別の街にいくことができます。

 

カスミの場合は、ハナダシティをこえて、次のジムがあるクチバシティに行けるのです。

ただし、クチバジムに挑戦するには、カスミを倒して、ひでんマシンのいあいぎりが使える必要があります。

 

クチバシティ周辺のトレーナーや、サントアンヌ号のトレーナーと戦えば、進化したリザードをしっかり育てることが可能です。

加えて、おつきみやま、サントアンヌ号では、わざマシンでメガトンパンチ、のしかかりと、威力80以上のノーマル技が手に入ります。

 

特にのしかかりは、初代の技の中では破格の性能。命中100も魅力ですが、相手を30%の確率で麻痺させることができます。

 

この技マシンというシステム・・・今思えば本当に画期的で、現代のポケモンでは何回でもつかえて、覚えさせるのも忘れさせるのも自由ですが

初代では、一度きりしか使えず、技を意図的に忘れさせることもできない。ほかの技で上書きしてしまうと、もう二度と技を思い出すこともできないのです。

 

FFのエリクサーみたいに惜しんで使ってしまうと、使わないままクリアしてもったいないことに、逆に効果的に攻略として使ってみると、ポケモンの奥深さが広がります。

 

リザードというポケモンは、レベル33で「きりさく」を覚えると、初代はきりさくがほぼ急所にあたるので、もうそこからは無双なのですが、それまでの技が本当に弱く、実は製作サイドから

 

「わざマシンを効果的につかって乗り越えよう」と誘導されているような作りになっています。

 

自由に技を組み替えるシステムは、ドラクエ3やFF5の転職システムに近いものがあります。これによって、自分のポケモンを攻撃型にもできるし、サポート型にもできるという点で

今振り返ると、ポケモンという作品は単にポケモンの見た目がどうとか、集めるのが楽しいとかヒットした要因はいくらでも見つかるのですが

RPGとしての攻略の楽しさがいくつもつまっている

という事実に気づかされ、驚かされるのです

 

 

カスミを撃破してからは、おそらく苦戦することは少なくなります。

四天王カンナと戦うまでは、記憶がなくなるほどすいすいいった記憶はあります(矛盾)

基本的にポケモンの伝統として

水、炎→そこそこ簡単、または普通

草→普通、または難しい

って難易度設定になっています。

草は得意タイプが少なく、弱点タイプが多いです。もっとも理不尽なのは、水タイプが氷技を普通に使えてしまう点ですね。

 

近年では、御三家でもエースバーン、ゴリランダーといった環境ポケモンが出ていますがね。

 

初代に限って言えば、ゼニガメを使用すると圧倒的に難易度が低いです。ジムリーダーで苦戦するのはマチスとエリカかもしれませんが、ヒトカゲのタケシ、カスミに比べるとあまり苦戦した記憶がありません。

 

しかし、おそらく最初にゼニガメを使っていたら、ポケモンバトルの奥深さ、RPGとしての選択肢の広さに気づけていたかどうか・・・いや少年時代にヒトカゲで遊んでいてもおそらく気づいていない究極の後付けなのですが・・・

 

このように、昔の名作がなぜヒットしたかを考察してみると、結構合理的な答えがかえってきたり、売れて当たり前の奥深さが実はあったりするのです。

結論として、セラミックロケッツさんにまたブログ書いてほしいな・・・

 

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