バイオハザード6 クリス編  ネタバレストーリーまとめと考察 ピアーズはなぜ人気があるのか?

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前回はレオン編を取り上げたので、次のクリス編もまとめたいと思います。
シリーズ1作目から出演しており、前作の5も主役を務めたクリス・レッドフィールド。BSAAの指揮官として、バイオテロに立ち向かうのですが、多くの仲間の犠牲、私情か義務かで揺れ動く、1人の男としてしっかり描写されており、筋が通っていると感じる素晴らしいストーリーでした。

このブログでは、バイオハザードシリーズについてとりあげています。

 

 

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バイオハザード6 クリス編  ストーリー ピアーズとの出会い、悪魔のジュアヴォ

物語はとあるバーから始まります。酒を飲みまくり店員に悪態をつくクリスと、その横でステーキを食べる若者。

 

若者の名前はピアーズ・ニヴァンス。どうやら彼はクリスを知っているようだ。

 

クリスは半年前に指揮した対バイオテロの作戦で、多くの仲間を失い、自分も軽い記憶障害が起こるほどに負傷し、トラウマも抱えている。

 

アルバート・ウェスカーを倒した伝説の英雄も今は見るも無残な姿を見せている。しかし伝説の復活を信じたい、ピアーズはじめBSAAの隊員たちは、クリスにもう一度現場に戻るように呼び掛ける。

中国で再び、バイオテロに対して指揮をとることになったクリス。

腕は全く衰えておらず、半年前のイドニアで出会ったクリーチャー「ジュアヴォ」と再会を果たす。

 

ジュアヴォは、ゾンビともプラーガに寄生されたガナードとも異なる。

 

バイオ6で登場するCウイルスを直接投与されて変異するもので、ゾンビはガスを吸うことで変異する。

 

バイオ6のゾンビも武器を扱ったり走り回るなどの知能を獲得しているが、ジュアヴォは自我を失っている以外は、人間とほぼ変わらない。

 

言語も理解するし、なんと重火器も扱える。必然的にクリスとピアーズは市街地で、銃撃戦を強いられるのだ。

 

それだけではない。ジュアヴォは強力な再生力を持ち、倒したと思ったら足が変異してバッタになったり、蜘蛛になったり、さながらグロテスクなテラフォーマーズに変貌する。

しかし、クリスは持ち前のゴリラパワーで、ひたすら殴り倒し、ジュアヴォたちをせん滅し、人質を解放する。

 

任務がひと段落突いた後、破壊された市街地から人型の塊を発見する。クリスは半年前のトラウマを思い出す。

 

 

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バイオハザード6 クリス編  ストーリー イドニアで無残に消える仲間たち

BSAAは反政府ゲリラとイドニア共和国で敵対していた。

 

反政府ゲリラは新型のBOWを用いており、その鎮圧のためにクリスたちは現地に乗り出していた。

イドニアでは、ジュアヴォだけでなく超大型のBOWも実戦で投下されていた。

 

クリスは現地で、シェリー・バーキンとジェイクという謎の青年と邂逅する。

 

シェリーはラクーンシティでクリスの妹であるクレアと出会っている。良かった、もしクレアと知り合いでなければ、シェリーは筋骨隆々の男におびえて逃げていたかも。

 

市庁舎に突入した、クリスとピアーズ、そして新兵のフィンは、エイダ・ウォンという美女と出会う。

市庁舎は、バイオハザードの洋館のようなエントランスになっている。この形はもはやゲーマーが見れば、敏感に「あ、洋館だ」と感知できる見た目だ。

 

洋館にはいたるところに蛹(さなぎ)のように固められた人型の何かがある。

そして、そこらかしこに血の跡と、なにかしらの研究が行われた痕跡がある。

突如、そのさなぎが孵化し、モンスター「ナパドゥ」となってクリスとピアーズに襲い掛かってきた。

ネオアンブレラの職員と名乗るエイダ。彼女を保護することで情報を引き出そうとするクリス。

彼女はとらえられたというには、とらえられたにしては、やたら華美でセクシーな衣装に身を包んでいる。クリスよ、少しは女性を疑おう。

案の定、のこのことエイダについて行ったBSAA隊員は、ゴキブリホイホイようにエイダに閉じ込められる。フィンも含めエイダによって蛹にさせられ、BOWとしてクリスたちに襲い掛かる。

 

気絶するクリス、それをかばうピアーズ。

 

さっきは3体のナパドゥを相手するだけで大変だったが、ピアーズよ、なぜ5体ほどのナパドゥをクリスをかばいながら戦えるのか?

 

そうか、バイオ6のパートナーは弾薬も体力も無限だった!!

 

そして現代に戻る。

 

 

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バイオハザード6 クリス編  ストーリー 対立するクリスとピアーズ エイダの恐るべき計画

場面は中国に戻ると、クリスは復讐の鬼と化していた。

仲間を次々と失い、さらに冷静さを失うゴリスをなだめるピアーズはさながら保護者・・・ではなく飼育員。

エイダに翻弄されながらも、献身的なピアーズによって、己を取り戻すクリス。

そしてとうとうエイダを追い詰めるが、エイダはシモンズの部下によって命を失う。

 

エイダはCウイルスをさらに完成させたことと、ラクーンシティのような惨劇を再現しようとミサイルを打ち込むという。

 

まずい、何としても止めなければ・・・しかしレオン編をクリアした俺たちは知っている。中国の街にCウイルスが残酷にも散布されるということを・・・

 

クリスとピアーズの検討もむなしく、ミサイルは打ち上げられてしまった。

 

死亡したエイダの忘れ形見である進化したCウイルスをピアーズは回収した。

 

そこは隊長のクリスが持つべきだろうとおもったが、クリスが所持してしまうと胸板でつぶしてしまう可能性があるから、賢明な判断といえるだろう。

 

 

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バイオハザード6 クリス編  ストーリー ピアーズの選択とハオスの脅威

クリスはレオンから海底油田にとらわれているジェイクとシェリーの救出を依頼される。

 

クリスはジェイクと再会し、自分がジェイクの父であるウェスカーを殺したことを伝える。

 

ジェイクはウェスカーのことが嫌いだったが、さすがに親の仇を目の前にして、なぜクリスとウェスカーが殺しあうことになったかもわからない。説明を求めるが、そんな時間はない。クリスは機会があればすべて話すという。

 

見事に2人を助け出すが、目の前にはエイダの傑作である超巨大BOWのハオスが巨大な蛹から孵化した。

 

ハオスが解き放たれると、世界は破滅するらしい。

 

ハオスの圧倒的な体力と攻撃力の前に、並みの重火器では効き目がない。

 

ピアーズは飛ばされ、左腕は引き裂かれてしまう。

 

窮地に陥ったピアーズは、クリスを助けるためにエイダから奪った進化型Cウイルスを自らに投与する。

 

もはやデビルメイクライの住人、さらにアラストルの力を得たピアーズは、レールガンのような電撃攻撃をハオスに浴びせる。

 

よし、この戦いはピアーズに任せよう・・・というわけにはいかず

 

ハオスのコアを破壊して、蛹状態にして、蛹を破壊して、バイオ4以降の伝統芸の近接攻撃をぶち込んでいく。

 

体力も高く、一撃死も持ち合わせるハオスはラスボスにまさにふさわしい。

 

これからのBSAAは頼む、俺は引退する

 

どうやらクリスの言葉はピアーズにとって、死亡フラグになってしまった。

 

油田から逃げるために脱出する小型潜水艦。ピアーズも同乗できるが、いつウイルスによって自我を失ってしまうかわからないピアーズ。

 

このままBSAAに帰還して、治る見込みはあるのだろうか?研究対象としてひどい扱いをされるのではないだろうか?

 

そして、ハオスがまた復活して襲ってくるというカプコンの製作陣の意図を呼んだピアーズは、クリスを単身逃がす。

 

逃げた先で、やはりあらわれたハオスに対して、渾身のレールガンをぶっこんでいく。

 

エンディングにて、ピアーズと再会したバーで、ピアーズの好きだったステーキを頬張るクリス。そしてまた彼には任務が要請された。

 

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バイオハザード6 クリス編総括と考察 BSAAの暗躍とピアーズの人気について

BSAAはバイオ5から登場した組織で、崩壊したアンブレラが製薬会社であり、世間の製薬会社バッシングに対して対応するために、創設された側面がある。

 

バイオテロ撲滅に対しての活動を行っているが、そのまま戦争を行えるだけの軍資金が必要になるため、国連だけでは賄えないため、大手の製薬会社が共同してスポンサーとなっています。

 

BSAAのスポンサーになっている会社が、アンブレラと癒着がなかったとはいえませんからね。

 

結果、バイオ7では、特異菌エヴリンに対する処置の失敗について隠蔽したり、ヴィレッジではミイラ取りがミイラになるという人型BOWの投入など、完全に一線を超えている。

 

BSAAの不信はバイオハザード6からもささやかれており、作戦の多くが人命を軽視する突撃命令などが含まれている。

 

バイオ7の特異菌や、バイオ8のカドゥはコントロール性が難しかったが、バイオ6のCウイルスによるジュアヴォを始めとするBOWはまさに管理できる兵器であり、ネオアンブレラのエイダだけでも、一国の戦力を保有するレベルにまで至っている。

 

Cウイルスを握れば、低コストで強大な軍事力を持つことができる。

さらにBSAAは一枚岩ではないので、どこかの製薬会社がその情報を抜け駆けして独占してしまえば・・・

だから、ストーリーまとめにも触れましたが、ピアーズが戻ったところで悲惨な末路を迎えていた可能性が高かったと思われます。

 

ピアーズに関しては、人型BOWになって上官を守るということで、その献身性に対して嫌いになる要素はありません。

 

冒頭で、クリスを伝説として迎え入れ、最後は伝説として見送る。まさにクリス編はピアーズなしでは語れないのです。

また、ピアーズが献身的な立ち位置にいるからこそ、クリスの精神的な不安や暴走を描くことができます。

いままで、肉体のみならず精神面でも超人だったクリスでしたが、6では人間臭い一面も描かれております。

ただ、ピアーズの死を乗り越えたことが幸か不幸か、7以降では再び鋼メンタルのクリスを見ることができます。

 

ジェイク編とエイダ編についても語ろうと思ったのですが、1つの記事を書くだけでも膨大なテキストと時間を必要とするので、まとめて紹介するか、それぞれの特徴をまとめて端的に考察する記事になると思われます。