檜山 沙耶氏の恋愛記事「弱者男性の姫」に対する違和感と疑問の正体 問われるネット記事の表現とリテラシーについて

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先日、ウェザーニューズの看板お天気キャスターの檜山沙耶(ひやまさな)が恋愛宣言したことを受けて、ネットは騒然、ウェザーニューズの株も急落することになったらしいですが、それを受けて、週刊女性プライムが

「弱者男性の姫」お天気キャスター・檜山沙耶、西岡良仁との熱愛宣言に飛ぶ誹謗中傷! オタクが怒る背景にあった“アイドル営業の側面”

このようなタイトルで記事を投稿

私はたぶん、社会的にも恋愛的にも弱者男性に相当する可能性があるからこそ、アンテナにかかったわけですが、それでもこの「弱者男性の姫」という表現はあんまりだろう、ひどすぎると思ったので、記事にしました。

 

なぜブログにしたかというと、私自身、マッチングアプリの敗北者で、恋活の模様をyoutubeで発信しているからです。

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弱者男性ってそもそも何?

そもそも弱者男性とは何か?ウィキペディア先生の記載をほぼ引用させていただく

弱者男性(じゃくしゃだんせい)とは、独身・貧困・障害など弱者になる要素を備えた男性のことである。この言葉は、マジョリティ(多数派)であり強者であるとされる「男性」の中にも、恵まれない者や不幸な者がいると論ずるときに用いられる。(引用元弱者男性

私、社会学などには関心のあるほうなのですが、弱者男性っていうあまりにもターゲットが多すぎていて、表現が曖昧で、定義をつくったところでどのような対策や思考がされるのかが不明瞭すぎて、このような言葉自体を作るべきではないって考えています。

 

それならば、従来通り社会的弱者、恋愛弱者のようにカテゴライズして論じられたほうが、建設的な議論ができます。

もちろん、すべてにおいて貧困で弱者な人間が生まれているという問題提起はできますが、それでも絶対的弱者なのか相対的弱者なのかをしっかり仮定しないと・・・

 

ストレートにいえば、この言葉そのものが単なる悪口で、建設性が皆無なのです。

 

余談ですが、弱者男性に独身がカテゴライズされていますが、日本で自〇するボリューム層は50代といわれております。いわゆる責任世代、会社でポストがあったり、家庭を持っている層も苦しんでいるという世の中であるという認識は持っておくべきでしょう。

 

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弱者男性の姫という本人にもファンにも極めて失礼な言い回しについて

この弱者男性の姫というのは、そのまま「オタサー(オタクサークル)の姫」の言い換えと考えてもいいのでしょうか。

 

週刊女性プライムの記事には

  1. “オタク男性がリア恋する”キャラクター
  2. 男性について“奥手である”というのも男性視聴者の心を躍らせました

 

ウェザーニューズのお天気キャスターが、アイドル的な人気が出ているという側面はあるものの、それによりすぎた記事になっている点に違和感。

別に普通に緊急の場合はキャスターらしい対応はしていた動画もあり

 

いまは、ガチ恋するというより、恋愛は面倒、お金もかかる、そしてできないのなら、遠くから推し活するほうが楽

 

もちろん一定数ガチ恋していた人はいたかもしれないが、お天気キャスターとして表にたって、顔出しして、コスプレも堂々と披露している女性が、恋愛経験が乏しいというのは想像性にかけるわけなので、それを踏まえて応援している人が大半なわけです。

(筆者はいつかVRの世界に逃げようと思っております)

ネットニュースなどは読まれることを意識して、やや刺激的なタイトルをつける傾向にあるとはいえ、「弱者男性の姫」というのは檜山さんを応援していた人にも失礼だし、檜山さん本人にも結構失礼な言い回しだなと私は思います。

 

 

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今回の檜山氏の人気を「弱者男性の姫」以外で表現するとしたらどうするか?

今回、弱者男性の姫という表現について、極めてストレートに苦言をていしたのですが、「ではどのような表現だったらいいのか?」

 

たとえば、ウェザーニュースの切り抜きや、檜山さんのコスプレ動画など、短時間で魅力をつたえ、受け手も短時間で推せる要素のある人が、人気が出る傾向にあります。

少し前なら、Vチューバーや配信者などが若者を中心に投げ銭されたりと推される傾向にありましたが、Vチューバーの話術や人間性を知るためには、それなりの時間が必要であり、特定少数を深いファンにする点では有効ですが、大衆を巻き込むことは難しいです。

 

逆に入り口は切り抜きや短時間動画であっても、実際は長時間キャスターを眺め、文章で交流もできるという点が、革新的で、短時間でも長時間でもその人の人間性や、仕事に触れることができるというのは、大きな変化です。

 

また、檜山氏は、週刊誌による好きなお天気キャスターランキングで1位と、民放外からランクインするという快挙を見せました。

 

情報やトレンドに関して、すでにマスメディアの力は失いつつあるという見方をする人が増えましたが、檜山氏の快進撃は、タレント、お笑い芸人、アナウンサーといったマスメディアが発信源だと思われていたジャンルをネットがかっさらう片りんを見せることになりました。

 

 

今回、弱者男性の姫と記載した人は、男性なのか女性なのかわかりませんが、ご自身も弱者であるという自覚があるかもしれないですし、逆に自分はそういうカテゴリーにはまったくはいっていないと確信しているかもしれません。

ただ、少し言葉が衝撃的だったなと思います。

とはいえ、「弱者男性の姫」も批判・論評として表現の自由ではあると考えられます。(当然、弱者男性の姫の対するカウンターとして書いたこの記事も表現の自由の範疇で言葉をチョイスして書いています)

ネットでは物議をかもしていました。

そして明らかに恋愛弱者である私もなんだか切ない気持ちになりました…

 

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