本来、PS5とswitchしか遊べなかった私は、このHi-Fi RUSH ハイファイラッシュを遊ぶ機会はなかったのですが
Microsoftが、自社作品をPS5やswitchでも遊べるように提供すると発表し、すぐに予約購入しました。
2023年の春から発売して、かなり好評だった作品で、とってもプレイしたかったのですが、プレイする機会があり感動のあまり、デラックスエディションを購入しましたし、マイクロソフトの株も少しですが購入したぐらいです。
そんな期待のハイファイラッシュを遊んだ感想になります。
ベヨネッタ3 感想と評価 アクションゲームとして一流ながらネットで炎上?ダサい?爆死といわれている理由なども含めて解説と考察
GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア)クリア後 レビュー 3度のアップデートで生まれ変わるが、イージーでないと楽しめない
FF16 クリア後、ネタバレ含む 評価、レビュー 体験版は絶賛され、製品版は凡作、賛否両論になった理由
ハイファイラッシュレビュー 令和のデビルメイクライ6
ハイファイラッシュのディレクターは、サイコブレイク2も担当した、ジョン・ジョハナス氏。
バイオの生みの親で、デビルメイクライも影で支えていた三上 真司氏のチェックを行っていたようです。
(プレイのうまさがリアルタイムで評価されるシステムはまさにデビルメイクライ)
カートゥーン調のグラフィックが目を引き、リズムにのってアクションという点が、ものすごく楽しそうに見えますが
実際にプレイしてみると、なかなかに硬派なスタイリッシュアクションであり
デビルメイクライをかなり参考にした作品だなと感じました。
コンボルートを増やしたり、体力やスペシャルアタックゲージをショップで購入したり、ショップで購入するためのアイテムを獲得するために探索したり
敵の攻撃が多少単調だったり、パターンが比較的わかりやすいのも、デビルメイクライみたいで、プレイヤーがかっこよく、のれるプレイを主体に考えているんだなと感じました。
極端に聞こえますけど、デビルメイクライ6がやりたいな、ベヨネッタ4がやりたいなというアクションゲーマーは、いまは様々なハードで遊べるので、ハイファイラッシュをやらない理由がないぐらいに優秀な作品です。
リズムに乗って攻撃したり、パリィするゲーム性の本質
本作はゲームのビートに乗って、一拍、二拍とリズムにあわせて攻撃することでコンボの攻撃力が高くなったり、速度がはやくなったり、パリィしやすくなったりします。
リズムは音だけでなく、ステージ内の背景がリズムに合わせて動いたり、主人公チャイの相棒の808という猫型ロボットの発光もリズムにあわせて光ります。
難しければ、タッチパッドボタンを押せばリズムをもっと大きく可視化してくれます。
リズムに乗ることで、「ヘイ」と音がなってくれますが、あまりにもヘイヘイいいすぎると、とにかく明るい安村さんを思い出してしまいます笑
リズムにのって攻撃すれば、ダメージ効率もよくなり、ステージ評価も高くなりますが、必ずしもリズムに乗ることが強制されているわけではなく、コンボは途切れません。
ハイファイラッシュに限らず、多くのアクションゲームが、少しボタン入力を遅らせるとか、タイミングよくボタンを押すということを、要求しているのですが、それをリズムという形で明確にわかりやすくしている点は発明です。
アクションが苦手だったという人にこそ、本作は手に取ってみてほしいです。
ハイファイラッシュの欠点について
ハイファイラッシュは2023年を代表するアクションゲームにまで評価を高めた作品なのですが、問題点もあります。
まずは、カットシーンの多さ
豪華声優陣が起用されているのですが、ステージの合間合間、ボス戦にまで逐一カットシーンが流れ、ムービーも多少長く感じられます。
さらに、1ステージごとが30分ぐらいで構成されているので、少し長め(チェックポイントは多いのですが)ということもあります。
カットシーンによって、テンポが損なわれていたので、中盤以降はカットしてプレイしました。
次に、リズムが必要なシーンが多いという点
(リズム入力に失敗したら、また最初からというのが多いです)
仲間をつかってギミックを解いたり、強敵は一定のダメージを与えると最後にタイミングよくボタンを押すパリィを要求されます。
タイミングよくボタンを押すという行為が、全く必要ではないというゲームであることは知っておいたほうがいいです。
特に近年の作品においては、ややQTEが多いかなと思いました。
(リズムゲームの代表だったスペースチャンネルのパロディも・・・)
あとやはり気になるのは、ベヨネッタ同様に評価システムがあることで、低い評価だった場合、自分が下手だったんだなと落ち込んでしまうことですね。
あんまり、敵戦闘後の評価は欲しくないと思うタイプです。
ハイファイラッシュ 最高に楽しむ方法と攻略法
個人的にこれから初めてハイファイラッシュに触れる幸福なプレイヤーの皆様に、本作を楽しむ方法を伝えたいと思います。
まず、コンボルートはあまり考えず、基本コンボの□×4で戦うということです。
(ある程度、頭を空っぽにして遊んだほうが楽しめる作品。でも考えて最適なコンボを使う楽しさもあります)
リズムに乗ることが上手だったり、手先が器用な方はいろんなコンボを購入して試すのがいいですし、いろんなコンボをつかったほうが、評価はあがりやすいです。
それでも、リズムに乗りながら特定の自分が使いやすいコンボだけを使って戦ったほうが、本作は気持ちよく、効率的に遊べます。
初期で手に入る
□×4
△□□
□△△
△△△
だけでも十分にクリアは可能です。さらにショップで購入するなら
□□△□□で空中に打ち上げるコンボになり、スコアを獲得しやすくなるのでお勧めです。
スペシャルアタックも実は初期装備のスペシャルアタックが有能です
次にボス戦はガチャプレイのほうが効率よくクリアできるです
ボスはなかなか固く、プレイヤーのコンボに割り込むように攻撃してきます。
それを解決するために仲間を呼び出すことを積極的に使います。
仲間は3人おり、2人はダメージソース、1人はコルシカといって敵を気絶させやすくします。1人ずつ丁寧に使うよりも、3人を一気に呼び出して、一気に気絶させて畳みかけたほうが、ダメージ効率はかなり良くなります。
欠点としては、ボス戦はあまりリズムに乗ることが意識できなくなることぐらいですかね…
Hi-Fi RUSH ハイファイラッシュ 数年の1度の高品質のアクションゲーム
改めて、評判通りの面白さのある作品でした。
プレイ前は、ポップな絵柄とリズムにのって戦うというイメージが先行して、かなり初心者向けのリズムゲーみたいなぐらいに思っていましたが
プレイしてみると、デビルメイクライ以降のアクションゲームの伝統を継承した高品質なアクションゲームという印象でした。昔はこういったアクションゲームが定期的に出たんですけどね…
現在だとデビルメイクライの続編の報告もあまりないですし、ベヨネッタも続編をつくるのは難しいかもしれません。
できれば、続編も作ってほしいですね…
ベヨネッタ3 感想と評価 アクションゲームとして一流ながらネットで炎上?ダサい?爆死といわれている理由なども含めて解説と考察
GUNGRAVE GORE(ガングレイヴゴア)クリア後 レビュー 3度のアップデートで生まれ変わるが、イージーでないと楽しめない
FF16 クリア後、ネタバレ含む 評価、レビュー 体験版は絶賛され、製品版は凡作、賛否両論になった理由