ゲームレビュー動画を中心に登録者42万人を超えるyoutuber、ナカイド氏が活動休止を表明。レイア氏との争い、裁判に発展することが濃厚という見方がされています。
私のブログでは、ナカイド氏とレイア氏の主張についての記事が注目されたため、今回は続報と改めて、ブロガーとしてゲームレビューを扱っている私が、感じたことを中心にお伝えしたいと思います。
前回の動画は、数日で200近いアクセスをいただいたということで、ナカイド氏とレイア氏にまつわる話題がどれだけ注目されているかを知ることになりました。
裁判になるのか? ナカイド氏とレイア氏どちらの主張が正しいのか? ゲームレビュー 批判論評について考える
ナカイド氏 活動休止と謝罪を要約・まとめ
まず、最新のナカイド氏の動画について、12分もあるので、要約すると・・・
- アンチチャンネル(十中八九レイア氏)について弁護士に相談中
- 話し合いができなさそうで、ほっとくと怖い
- ゲームを批判しておいて、自分が批判されたら怒るという批判はごもっとも
- レイア氏への訴えを起こすコメントは、朝5時に書いて、動揺していたこともあって後悔している
- 負の感情をあおる動画は思った以上に消耗する
- 心が死んで、youtubeが嫌になり、1年間辛かった
- アンチコメントの意見は正しく感じ、自己嫌悪に陥っていた
- サクラ革命はナカイド氏きっかけで炎上したと考えている
- 再生数がのびると拡散されすぎて怖い、それがクオリティに直結している
- 「批判ばっかりしていると、ゲームが楽しめなくなるぞ」に納得
- 炎上動画がのびると嫌になる、でも動画を出さないと、再生数がのびないと不安になる
- youtubeが苦痛になる
- 今後は自分が面白いゲームを遊んで、ゲームが面白かったという感覚を取り戻し、発信していく
- ナカイド氏動画で迷惑をかけたゲーム会社、不快感を覚えた視聴者へ謝罪
以上になります。以下動画について私が感じたことや、レイア氏の反応についてもまとめていきます。
ナカイド氏 コメント欄の反応 謝罪動画として問題だった点
ナカイド氏の活動休止、謝罪動画に関しては、コメントの削除などを積極的に行っていないため、全体的に不評や批判が目立った形になっています。
私がナカイド氏なら、コメント欄は閉鎖しているので、勇気がある行動といえば勇気があったと思います。
私も過去にある作品を批評したら、「お前はオタク過ぎてストライクゾーンがせまい」というご指摘を受けて、結構メンタルがやられましたね。
ナカイド氏への目立つ批判としては
- 謝罪動画でありながら、自身のメンタル、境遇が主体になってしまったこと
- 活動休止の主な理由とされている、レイア氏に対して、「話が通じない」で一蹴したこと
私は登録者40万人を超えているyoutuberの責任感を経験したこともありませんし、ナカイド氏にしかわからない苦悩があると考えています。
ナカイド氏に落ち度があるとすれば、youtubeは編集やチェックが可能なため、信頼できる第三者の意見などを取り入れた方がよかったかもしれません。
私の主観ですが、問題の要点をシンプルにまとめ、謝罪したうえで、アンチチャンネルとは話し合い今後を決めていく。
または、説明責任があるわけではないので、活動休止だけを伝えるだけでも良かったとも思います。
いずれにせよ。Fラン大学関連の動画は本人の経験をしっかり反映した動画になっているので、ナカイド氏は、情報をまとめて、整理してポジティブな情報を発信することだってできる方だと思います。
ナカイド氏が辛口レビューから抜け出すためにやるべきこと
要約や指摘ばかりでは、建設的といえないので、今後ナカイド氏がどうすればいいかを過去の視聴者であり、ゲームレビュワーの私の見解を述べたいと思います。
youtubeチャンネルの閉鎖orチャンネル名の変更
12月17日現在「ナカイドのゲーム情報チャンネル【辛口】」は、複数の動画がナカイド氏によって編集や削除をされてもなお残っています。
生まれ変わるのであれば、「炎上」「ゴミ」といったネガティブワードや、ネガティブワードと一緒にゲームキャラクター、商品の画像のサムネは消した方がいいと思います。著作権や名誉棄損、営業妨害のリスクが高いからです。
次に、チャンネル名もレビューを示唆する【辛口】は外した方がいいでしょう。チャンネル自体を閉鎖する方法もありますが、40万人の登録者を生かすのであれば、ゲームまとめ情報として生まれ変わるしかないでしょう。
ただ、私も広告収入のパワーを知っているものとして、多少問題があってもお金を稼ぎ続けてくれる動画を次々と削除することは、心理的に難しいです。
しかしながら、ナカイド氏は、金銭面ではなく、自分のプライドやポリシーを問題視していたため、あの動画を受けて、炎上を過度に主張する動画を残すとなると、視聴者側からも疑問に思うでしょう。
レイア氏の反応 訴訟はされるのか?今後の動画の方向性について
レイア氏もナカイド氏の謝罪動画を受けて、被害者意識が高いという指摘はしつつも、ナカイド氏からメールなどのクローズドな環境で、相談を受けたら、その相談にこたえるつもりであると主張。
さらに、自分も1日に5本以上ナカイド氏への批判動画をあげることで、ナカイド氏のネガティブな思考に共感している面もあり、実在の人物をたたくことや、炎上動画をあげる頻度をおさえる。
間違った動画や問題のある点があれば、編集したり、一部動画を削除することを考えている。
そのため、ナカイド氏とレイア氏の問題は、当人同士の話し合い、場合によっては裁判によって解決されることになるので、外野がとやかくいうことではなくなりました。
レイア氏は、ナカイド氏に訴えられそうになったという状況を利用し、再生数や登録者を一気にブーストさせた知性だけでなく、これ以上、ナカイド氏を責め続けると別の批判、ナカイド氏への同情もあるということも理解されている方だと感じました。
レイア氏の動画の問題点、誹謗中傷の可能性に関しては、前回の動画でまとめているので、よろしければご覧ください。
裁判になるのか? ナカイド氏とレイア氏どちらの主張が正しいのか? ゲームレビュー 批判論評について考える
ナカイド氏の炎上問題について分析、振り返り
さて、炎上案件ばかりを扱っていたナカイド氏が、軽く炎上したという話でした。
私がいままで見てきた、ニコニコ動画、youtubeの炎上関連を比較すると、批判する側、肯定する側、どちらも冷静に分析されている方が多く見られました。
なぜかというと、ナカイド氏の動画の対象年齢が若干高いことや、最低限の読解力を必要とするという点が大きいからです。
ナカイド氏の動画は、情報を整理し、問題点や評価点を分けて伝えるというもので、中身そのものは、しっかりとしたレビュー動画もいくつかあります。
あと、「炎上を取り上げることでゲームを一生懸命つくった人たちはどうなるの?」という指摘もありますが、ナカイド氏は、ゲーム会社からクレームがあれば対談動画も作るし、削除要請も聞くという最低限の対応はとっています。
比較対象として微妙なところですが、例えばヒカル氏、コムドットなどは
- 祭りくじの不正が疑われる点に対して「汚い大人や」と大声であおったヒカル氏が、のちにバリュー騒動によって、不正にお金を稼いだと指摘され大炎上する(実際は裏で糸を引いていた人物がいるが、真相はやぶの中)
- コムドットのヤマト氏が視聴者に盗撮されて、キレて「恥ずかしいよ大人になって怒られて」と追い打ちをかけるが、後日、ステイホーム環境ながら、コンビニ前で騒ぐ姿を写真でとられる
ヒカル氏、コムドットなどは、喜怒哀楽を大きく見せ、低年齢層にわかりやすい内容や動画を提供しています。そのため、様々な価値観、世代の目に触れ、規模も大きく、ゆえに炎上したときの問題も深いものになります。
そのため炎上行動も、ナカイドに対しては批判論評でおさまるものが見られますが、ヒカル氏、コムドットに関しては行き過ぎた、誹謗中傷なども報告されています。
少なくとも、ナカイド氏は、ファスト映画のように社会的、金銭的な大きな制裁を追っているわけではないので、レビュワーとしてこだわりのある動画、視聴者も自分も評価できる動画をつくる機会もあります。
私はあくまでブログというフィールドで主張することになりますが、今後、ナカイド氏とレイア氏の良質かつ建設的な動画がみられることを楽しみにしております。