みなさん、手首マスク、腕マスクはご存じでしょうか？
簡単にいえばマスクの紐を手首に通して、腕時計のようにマスクを装着するものです。
見た目はかなり不格好なものになっており、人によっては不快感を与えるもになるでしょう。
実は、この手首マスク、腕マスクは読売新聞オンラインで発信されて、ネットで話題になりましたが、かなり批判の大きい記事でした。
私も見た時は「ありえんだろ」って正直に思いましたが、実際にやってみると・・・物は試しです。
手首マスク、腕マスク
腕マスク、手首マスクに関する記事はかなり少なく、読売新聞オンライン以外だと
メンタルクリニックの先生が外科の先生にアドバイスをもらってやっているという記事が見られました。こちらならまだ、読売新聞オンラインの記者よりも信頼性はありますが・・・
本題の読売新聞オンラインの記事なんですけど、コロナが５類に変更してもまだ感染リスクがあるから、マスクをした方がいいということだが、あごマスクは夏場でも熱い、ということで手首マスクを記者が提唱しているのです。
ちなみにネットで反感を買ったのはこの一文
「なんか、見た目がダサい！」と思う人もいるでしょう。でも、むしろ今の時代は、「感染対策に気を配っている人だな」と、周りの人たちに好感を持たれるのではないでしょうか。ウィズコロナは「手首マスク」「腕マスク」でより引用
はい、たぶん思われないと思います。
突っ込みどころ満載なのですが、一番は、感染に気を配っているなら、そのままマスクをしているだろうという話です。
好感を持たれることはないと思います。
それよりも、マスクを腕や手首につけるとマスクがあたりそうで嫌だという人が想定される点です。
もちろん、その後の有料記事でもっと違う内容が書かれていると思いますが、ちょっと書き方としてどうかと思いました。
実際に 手首、腕マスクをやってみた感想
今日本は、近年まれにみる猛暑の日々となっています。読売新聞オンラインが提唱するように、あごマスクでも相当熱いです。
手首、腕マスクは実際にやると２つのメリットがあります
１．マスクを落下、紛失しにくい
２．あごマスクに比べて口元は熱くない
実際にツイッターでは「本当に手首マスクしている人がいるんだ」となんか魔女裁判のように、手首マスクを見つけて報告している人がいるんですが、多くの人は他人がマスクをどうつけていようが、あまり気にも留めません。
（写真の通り、内側が手首にべたっとくっつくことはほとんどないです）
まずは、読売新聞オンラインの記事の通りに、外側につけてみました。
ゴムの弾力や、きれいにマスクが二つ折りにたたんでいるので、口が接触する内側が腕にあたるということはほぼありません。
「マスクの外側だって菌があるじゃないか」ってご指摘がありますが、そんなこといってしまえば、いろんな汚れや、菌のリスクは外出したらあるわけで、完全に撲滅することはできませんからね。
次に内側に変えると、こうやってマスクを握ることが可能です。まぁ衛生的によくはないんですが、マスクをより紛失しにくくなるし、周りが「あ、手首マスクしているぞ」ってみられるまえにさっと隠せそうです。
で、衛生的にどのような保管をすればいいのかっていったら、一番いいのは、消毒したマスクケースやホルダーなんかを持参して、都度マスクをそこにいれたらいいのですが、面倒ですよね。
次に考えられるのが、ポケットの中なんですけど、不織布とかはポケットに押し込もうとして、なんかいもおったり丸めると、形が復元される力で、ポケットから簡単に出ます。
私も過去に、ポケットにマスクをいれたら、しわくちゃになるか、道に落ちてしまって紛失することが多くありました。
手首マスクなら紛失リスクはほぼないといえ、その時点でとっても優秀なのです。
暑さに関しては、みなさんマスクをつけることで、熱中症のリスクが上がることは共有しているので、マスクの付け方などに難癖付けてる人はあまりいないのかなと…
マスクは感染予防ではなく、仕事柄やむなくつけているという現状
確かに、ドラッグストアの現場で働いていて、風邪薬や検査キットをお求めのお客様はよく目にします。
でも、マスクをつけずに風邪がうつるリスクもありますが、マスクをつけて暑さで集中力が奪われるリスクのほうが重いと見ています。
会社の方針では、マスクは自由に外していいってことになっているのですが、客商売をしていると、空気感でマスクが外しづらいというのが現状です。本音は外して品出ししたいですね。
手首、腕マスクはマスクを衛生的に保つ期待がどれだけできるかわからないですけど、紛失しにくくなって、かつ熱中症リスクも多少抑えられるのであれば、最適解の一つとして検討してもいいかなと思いました。
ということで、賛否両論ありますが、私は手首マスクや腕マスクは、肯定する立場にあります。
