もしかしたら、NFT、ブロックチェーンゲームの歴史を変えるかもしれない。
そんな作品が、カプコン元開発本部長として、様々なヒットタイトルを手掛け、パズドラの生みの親といわれている、岡本吉起さんもプロジェクトにかかわっている
ちゃんごくし!結魂しよう
こちらが3月下旬にアプリが開始され、すでに現在、武将がNFT販売されているということで、紹介していきたい。
過去に、資産性ミリオンアーサーなどのNFT×ブロックチェーンゲームを紹介してきました。
悲報 資産性ミリオンアーサー シール研究所が終了 なぜ終わった?今後の展開についての予想 結局NFTは、実物よりも価値があるのかという考察
クリプトスペルズ 現状のままでは問題点が多くてつまらない? カードリストや将来性について 10時間プレイしての感想
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ちゃんごくし!結魂しようとはどのような作品なのか?
すでに公式で、事前ダウンロードの告知がされ、事前ダウンロード数は上々。
一騎当千のように、三國志で活躍した偉人たちを女体化した作品
システムはオートバトルで、RPG形式となっており、ぽちぽち遊んで、ぽちぽち稼ぐをコンセプトとしています。
バトルでは武器を手に入れることができ、武器同士を結魂(けっこん)させることで、覚醒武器というものが確率で登場します。この覚醒武器は、NFT化して、マーケットに出品することができ、おそらくリアルマネーで取引することが可能です。
基本的にバトルをやりこむことで、覚醒武器をつくっていき、覚醒武器を売買していくということが目玉の作品であり、資産性ミリオンアーサーのシール研究所ににている印象です。
バトルの画面、武将たちはボイスがついているので魅力的になるのか、そしてストーリー性はどこまであるのか?という点が注目です。
ただ、女体化した武将がかなりきわどい衣装のナイスバディばかりが並んでおり、ポケモンやモンストのように老若男女をターゲットにしているようには見えず、どれだけコアユーザーを集めるかが、勝負の作品だと思われます。
KUSOGeeeeeeによるちゃんごくしの武将NFTの販売と購入方法について
もう1つ、ちゃんごくし!結魂しようには、NFT化されている武将を取引するという目玉があります。
KUSOGeeeeeeという、NFTプラットフォームに、GoogleまたはiPhoneならappleアカウントを登録し、クレジットカードも登録することによって、NFT武将を取引することが可能です。
最大のメリットとしては、売買ともに日本円による現金のみでのやりとりで完結している点です。
通常NFTは、仮想通貨を購入してやりとりし、購入する際もガス代という手数料が上乗せされるケースもあります。
仮想通貨のウォレットを作ったり、購入することは初心者にとっては、本当にハードルの高いことです。
さらにゲーム内でエアドロップという形で、仮想通貨を得たり、売買利益を得た場合の確定申告などは、かなり素人にとっては複雑に思え
ブロックチェーンゲームの参入障壁を著しく高くし続けている要因と言われております。
その要因をしっかり追及して、サービスとして提供しているちゃんごくしは、それだけで個人的に応援したくなります。
購入方法は2つ
1つは、公式から期間ごとに配布される武将の購入抽選に選ばれて購入です。
例えば、20~22日の2日間は、曹操のシルバー、ゴールドのNFTを一定数配布し、抽選応募して支払いをして、結果を待ちます。
デビットカードの場合は、この時点で引き落としになりますが、抽選から漏れていれば即日返金されました。
武将NFTはランクごとに値段、発行数が決まっており
基本的に
シルバー 発行数1万 値段3000円から
ゴールド 発行数1000 値段2万円から
ダイヤモンド 発行数10 値段50万円から
「〇〇円から」とついている理由として、発行限度数を一気に販売するのではなく、50ずつとか20ずつと少しずつ販売し、販売するごとに100円、200円と値上げして、NFTの付加価値を担保していくからです。
シルバーとゴールドは同時に抽選されることが多いですが、ダイヤモンドは不定期ですね。NFTにいきなり50万円を投資できる人がどこまでいるかどうか。
私は、曹操のゴールドと、皇甫嵩(こうほすう)のシルバーの抽選に参加し、曹操は落ちてしまいましたが、皇甫嵩はゲットすることができました。
NFT武将を持っていることで、ゲーム内で使用できるとか、ランクによって報酬が変わるとか、いろいろあるみたいですが、現状は謎です。
もう1つは、ホルダー同士で、KUSOGeeeeee内で売買することが可能という点です。
すでに、マーケットで販売されており、発売前の過熱した状態なのか、シルバー、ゴールドともに3倍以上の価格で取引されており、ごく一部ですが購入されているものもあります。
抽選数に対して、どれだけの購入希望があったか不明ですがどうなることやら…
ちゃんごくし!結魂しようのNFT武将は購入すべきか?ヒットするためにはどうすればいいのか?
さて、私の考察も加えます。
ちゃんごくしのNFT武将は、購入すべきかどうかです。
ブロックチェーンゲームは、9割以上が、リリース当初がプレイヤー数が多く、マーケットの売買なども活発になります。
著名人やインフルエンサーを起用して、広告を活用する企業もあるぐらいです。
しかし、下落するのも早く、先行者利益が終了した後は、尻すぼみになる作品が多いからです。
最たる要因としては、「稼げる」が独り歩きして、あまり稼げなかったとか、ゲーム性が全く高くなくて、ハマる要素がないという点です。
ブロックチェーンゲームは、遊べて稼げるという夢のような宣伝文句でプレイしたけど、離脱している人が多いということです。
ちゃんごくしに関しては、正直ゲーム性はプレイしていませんが、ものすごく高い、いままで遊んだことがない感動があるようにはあまり見えません。
さらに冒頭で書いたように、老若男女に広げようというキャラデザインでないという点も、やや不安要素ですね。
次にNFTへの価値ですが、ブロックチェーンゲームにおけるNFTの価値は、トレーディングカードゲームに似ており
- 美術的、希少性、イラストレーターなどの価値
- ゲーム内でとても使える、強いという価値
例えば、1はポケカでいうがんばリーリエのSRがあたります。2は、原神で強力なキャラクター、武器などがNFTになっていたら、たぶん1~3万円でほしいというひとも多いでしょう。
個人的に重要なのは、武将NFTをアプリゲームでがんばっても入手できたり、無料配布キャンペーンを行うことです。
これによって、実際にマーケットで武将NFTをやりとりしようか、購入しようかというきっかけになります。
当然、このあたりの私が簡単に思いつきそうなことは、メーカー側がしっかりやってくれると信じています。
ちゃんごくし!結魂しよう 岡本吉起氏への期待
岡本吉起氏は、コナミ時代からカプコン時代にかけて、数々のヒット作品に携わってこられた、ゲーム界の大御所であり
ちゃんごくしともう1つ別の作品のプロジェクトを最後に、他社などから依頼されるゲーム関連の仕事から引退されるらしいです。
ちゃんごくしプロジェクトの開発期間は3年であり、みんあが遊んで幸せになれるゲーム作りをコンセプトにして作られています。
ゲームが趣味として、やりつづけることでお金がもらえます、まわりに偉いねといわれるような趣味としてのレベルをあげるような試みがあるみたいです。
ちなみに、なぜプラットフォームをクソゲーーというゲーム業界にとっては、マイナスの名前にしたかというと、ありえないシステムをつくり、みんなを驚かせいたいという狙いがあったからだといいます。
仮想通貨を使わず、円にした理由として、安定性と大きく稼げる可能性は低いが、大きく暴落する可能性も低いということらしいです。
確かにトレーディングカードや、現在だと野球やサッカーの選手カードでも長年保有していたら、いつのまにかフリマやオークションで価値が上がったってことはあります。
なんと、ちゃんごくし関連のゲームは6本進行しているようですが、ユーザーとして心配なのは、6本遊びきれるのか?ということですね。
おそらく数本は普通のスマホゲームアプリの規模で、数本は1日1回開いてなにかするという軽いものかと思われます。
NFT武将を持っていると、6本のゲームすべてで使用できるため、ゲームごとにいちいち武将を獲得する手間が省けるらしいです。
三國志は知名度が高いということで、採用されたみたいですが、岡本氏が読書家で、三國志もかなりお好きなかたなので、三國志に対する熱量をもったコンテンツを提供されることは期待できます。
ということで、ゲームリリース前に事前情報だけでも結構詰め込みました。
個人的にNFTを使ったブロックチェーンゲームの不満点をかなり解消しようという意欲作であり、多くの人が参加することで、盛り上がり、このゲームのみならず、他のブロックチェーンゲームに良い影響をもたらすことを期待しています。
悲報 資産性ミリオンアーサー シール研究所が終了 なぜ終わった?今後の展開についての予想 結局NFTは、実物よりも価値があるのかという考察
クリプトスペルズ 現状のままでは問題点が多くてつまらない? カードリストや将来性について 10時間プレイしての感想
2024年のWCCF、FOOTISTAは復活するのか? 昔の価値が高騰? どうしてサービスは終わってしまったのかを再び考える