獣道4後に、消息が心配されたガイル使いで、獣道皆勤賞、ミスター獣道として圧倒的な強さを見せてきたこたか商店(敬称略)。今回は、こたか商店が、過去のライバルたちとの激闘、そして獣道で、最も激闘とも称されたユウベガ(敬称略)との死闘について振り返った生放送をされたので、すべて聞いたうえで、まとめながら、動画勢としてわたしが思ったことをまとめました。
今回も失礼ながら各プレイヤーに関しては、便宜上、敬称略させていただきます。
このブログでは、ウメハラ(敬称略)の獣道についてまとめた記事をいくつか投稿しています。よろしければほかの記事もお読みください。
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こたか商店が獣道に選ばれた経緯
こたか商店が、ビーストダイゴによって、ストⅡXで獣道に選ばれた経緯として、獣道0といわれている、クラハシVSオゴウにウメハラが参入することになって、その時に戦ったガイル使いとして、印象に残ったからとされています。
初代獣道では、ストリートファイター2でこたか商店、ストリートファイター3で弟子犬という新しいスターを擁立しようとウメハラは企んでいたとのこと。結果的に、弟子犬は、当時の修羅に戻ったヌキにやられてしまったが、こたか商店は、ウメハラの期待に応えることになりました。
1試合目の兄ケンに対しては、こたか商店は王者という自覚はなく(もともと勝敗がついていなかったため)、兄ケンへの挑戦者という気持ちで挑んだとのこと。
むしろ、大阪からわざわざ東京へ出向いてくれた兄ケンへ感謝している。
ちなみに、獣道がイングランド(キャミィ)ステージである理由として
- キャラクターが最もみやすい
- 処理落ちが最も少ないステージ
- BGMが熱い
などの大会映えする要素が多いからです。
スパ2は古い作品のため、ステージによって処理落ちが全く異なるメンヘラ仕様(こたか命名)のため、イングランドステージ採用は必然だったのこと。
ストツープロ イトーの狂気的なやりこみについて
2戦目のディージェイ使いのイトーに関しては、ストツープロと認めています。
厳密には、ストリートファイター2は現行の作品ではなく、プロライセンスだったり、スポンサードを受けているプレイヤーはいませんが、プロレベルの取り組みの高さを、現在進行で行っているリスペクトを込めています。
イトーに対しては、試合への取り組みやストツー愛が尋常ではなく、プラスティック袋へパンパンにつめた50円硬貨が、目に焼き付いているとのこと。
最近では、メダルコーナーで使われるようなコインケースいっぱいに、10円玉(1プレイ30円のため)をたくさんいれているとのこと。
イトーを超えるやり込み、時間を費やしたプレイヤーはあらわれないだろうと評価しています。
なぜユウベガ戦をひかえて、ふじもんディージェイと10先をしたのか?
ニュートンで行った10先は、ユウベガ戦前ということもあり、やらなければもっとベガ対策をつめられたのでは?という疑問がありました。
ふたを開けてみれば、スト2の10先で最も素晴らしい試合の1つとなったわけですが、こたか商店にとって、獣道ディフェンディングチャンピオンとして、避けて通れない一戦だったと振り返っています。
また、イトーとふじもんは同じディージェイ使いですが、イトーはどんな相手でも真剣に読みあいをするが、ふじもんは徹底的に勝っていくスタイルと分析し、全く異なるディージェイだから、ふじもんを倒す必要があったとのことです。
3戦目のクラハシについて
この試合では、PVの時点でクラハシが当時の鬼のクラハシを取り戻しても勝てるかわからないと弱気であり、試合結果も15先で15-4という残酷なまでに、こたか商店が圧勝しました。
結果からすれば、大差をつけられたものの、クラハシの取り組みは、こたか商店からみてすさまじいものがあり、対戦相手をつとめたヨシオガイルをとてつもなくキレさせ、その怒号がゲームセンターに響き渡っていたとのこと。
しかしながら、それを上回るこたか商店の対策と集中力により、古豪クラハシをはねのけることに成功しました。
獣道4前からはじまる戦い ユウベガはすでに獣になっていた話
獣道4では、緊急事態宣言の影響でいつ行われるかわからず、しびれをきらしたこたかは、ユウベガと戦おうとしていました。
過去に7時間に及ぶ対戦を、トイレ、ドリンク休憩皆無で、ユウベガと戦い続けた記憶があり、ベガVSガイルが楽しいことや、獣道前に対戦することで、因縁をさらに盛り上げようという魂胆があったとのこと。
ただ、ユウベガは東西戦をはじめ、大会やゲームセンターに姿を現さず、PVの国民の4大義務(スト2の大会にでること)を拒否してまで、こたか対策を行っていた。
ユウベガの獣道に対する執念について、方向性は違うものの、こたか商店は高く評価していた。
獣道4前の因縁のツイートについて
こたか商店はツイッターで、ユウベガに対して「負けたら30年のやりこみが無駄になりますよ」といったあおりツイートを投稿した。
ウメハラやこたかファンにとっては、格闘技を愛するこたかが、獣道を盛り上げるために行った煽りと認識しているが、実際は全く違いました。
獣道という死闘を3戦潜り抜けたこたかに対して、ユウベガが勝てるといった一言に反応してしまい、本心で投稿したツイートだったと振り返っている。
獣道4 マッチポイントでピヨりからの3段をミスした理由
こたかVSユウベガ戦は、4先の3セット先取で勝利というルール変更が行われまして、こたか商店は、マッチポイントまで試合を優位に進めていましたが、最後に基本コンボをミスして、ユウベガに逆転を許しました。
ウメハラは、1万回に1回あるかどうかのミスと振り返っています。
今回の獣道は、プレイヤーの手の動きも見えるようなカメラ設定だったのですが、ぴよった瞬間に、これで終わりなのにユウベガがとったのは、レバガチャではなく、冷静にダブルニーを決めるためにタメていたということが、判明し、ユウベガのメンタルの強さの半端なさを感じました。
終戦後、しばらくたってなお、なぜミスしたかわからない、すべてを振り返ることはできないと、ダメージを残しながらも
獣道の前日に行われた3on3の大会で、ユウベガのチームが優勝したこと、ユウベガが逆3タテを決めるレベルで仕上がっていたことがプレッシャーになっていたと語っています。
勝利を確信して、気が緩んだのではなく、逆にここで決めなければ逆転されるという極限状態が招いたものだったのかもしれません。
こたか商店にとって獣道とはなんだったのか?
こたか商店は獣道の常連をつとめる辛さをかたるとともに、獣道によってスト2に興味のない視聴者が、ストⅡを見ることになったきっかけを作れたことに感謝しているようでした。
まず、辛さとしては、ウメハラのきまぐれで行われるため、不定期に行われるプレッシャー、短期間で仕上げる必要性があるとのことです。
闘劇という10年以上前にアルカディアや各ゲームセンターが、格闘ゲーム衰退を危惧して行った大会を見ていたこたか商店。
オトチュン、ヌキ、クラハシ、ユウベガ、ムテガイルといったレジェンドプレイヤーを見ていたこたか商店は、憧れを抱いていました。
ただ、闘劇も時代の流行や、ニーズによって採用するゲームが移り変わっており、当時はまだほかの格闘ゲームが定期的にリリースされていたため、ストリートファイター2へのニーズは高くなく、闘劇採用も少なかったとのこと。
獣道の場合、獣道に選ばれるための席がまず少ないことや、同接でどれだけ視聴されているかをみることができ、こたか商店にとってはストⅡを広める最大の機会だったというわけです。
ユウベガ後もファンからサシシリュウなど熱望されていたことも知っていたこたか商店は
「死人に口なしです」と自分のいまの現状を評価しています。
また、敗戦を経験したことによって、これまで自分が倒した3人がどのような気持ちを抱えていたかを知ることになって、それがさらに精神にダメージを与えたようです。
獣道5の展望について
獣道5に関しては、さまざまな憶測がはやくも生まれています。
解説にすわっていたレジェンドガイル使いのムテガイルが触発され、こたかの敵討ちとして、ガイル使いのプライドとして、ユウベガに挑むという話もあります。
ユウベガはレジェンドプレイヤーでありながら、現在進行でもトッププレイヤーの1人のため、ディフェンディングチャンピオンとしてはふさわしい。
こたか商店のリベンジマッチを例外的に認める声もありますが、すっかり憑き物がとれたこたか商店に、また獣になってくれと頼むのは酷かもしれません。
ユウベガは死ぬまで、こたかは四半世紀(25年)ストⅡをやり続ける予定らしいので、獣道30ぐらいでみれたらいいかもしれません・・・
はい、このブログでとりあげた話以外にも、めちゃくちゃ面白いエピソードや小話が無数に存在しています。
また不定期にこたか商店の生放送は行われるみたいですが、対戦配信とかもみてみたいですね。間違いなくスト2のレジェンドプレイヤーの1人になりましたね。
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