パニオンコーワ錠　血流促進によって疲労回復の効果がある　キューピーコーワとの比較と感想と評価

ドラッグストアで買える医薬品

2020.11.26

今回は疲労回復に使われるパニオンコーワ錠のレビューと感想になります。ドラッグストアで医薬品として販売されている商品で、コーワさんが発売されている一風変わった商品となっています。疲労回復以外にも様々な効能効果があります。

このブログでは、ドラッグストア店員で登録販売者の筆者が、実際に購入して使用したドラッグストアで買える商品を紹介しています。パニオン以外の疲労回復の効能のある医薬品を紹介しています。

パニオンコーワ錠　主成分　アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物（ＡＴＰ）の役割と効果について紹介

パニオンコーワ錠は、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物（ＡＴＰ）が主成分となっており、他にも4種類のビタミン成分が配合されています。

ＡＴＰの役割は、血流を促進させて、血管内に取り込んだ栄養素を身体のいろんな部位の細胞に届けることです。

ＡＴＰは、栄養素をしっかり細胞に届けることで、エネルギーを作る働きを助けます。それが、疲れに効果がある要因となっています。

一見すると、当たり前のことを当たり前にするだけの作用に見えます。

しかし、加齢や生活習慣によって、栄養分をエネルギーに変換するエネルギー代謝が行われにくくなり、それによって、不快症状が起こりやすくなります。

ＡＴＰの働きによって

などなどの、まるで万能薬といえるような働きを見せています。

パニオンコーワ錠はドラッグストアでも取り扱っています。

購入されるお客様は、高齢者の方がメインになります。この商品に愛着を持つ方が多く、高齢者のお客様が多い、商店街ではご指名されることも多いです。

ただ、似たような疲労回復で使われる、キューピーコーワに比べると、パニオンの売り行きはかなり落ちます。

様々な症状に効果をあらわしているというよりは、明確な目的や効能が書かれた医薬品の方が売れますね。

30歳の私が使用した感想ですが、疲労回復効果はあまり見込めませんでした。

社会人にとって、毎日1日3回飲むというノルマが少し厳しいです。

また、キューピーコーワに含まれているカフェインのようにわかりやすい効果がないというのも効き目を感じづらかった要因になります。

一方で、60歳を超えている上司は疲労回復の効果を実感したようです。リピーターがいるのもうなづけます。

ＡＴＰの効果もさることながら、カフェインが含まれていないということで、カフェインの影響を受けやすい高齢者にとっては、有難い内容になっているのではないでしょうか？

前述のように、キューピーコーワは滋養強壮までも効果に書かれているので、疲労回復や倦怠感がある場合は、パニオンは若干劣る印象です。

ただ、高齢者の方や、カフェインが苦手なかた、血行促進成分を求めている方には、素晴らしい商品ではないでしょうか。