日本の映画料金は高すぎる? 2000円でもあなたは見に行くのか? 観客動員、世界における日本の映画料金、アベンジャーズはなぜ強い?

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どうも、学生時代だけで900本ぐらい映画をみるぐらい映画に没頭していた男です。
最近は、自宅で映画を見ることもめっきり減って、映画館も1年に1回映画を見に行くかどうかという頻度です。
久しぶりに調べてみると、どうやら人件費や光熱費の高騰によって、映画料金の一般大人が2000円になったということです。

以前から日本の映画料金では、アメリカに比べて、アジアに比べて、世界屈指の高さといわれていました。

 

詳しい理由については詳細にかたった書籍が発売されているので、今回は2000円になることで、どのように変わるのかについて考えていきます。

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客観的なデータ 映画入場数と日本の映画料金について

まず、客観的データとして全国映画館入場数の推移に関して

2022年は、感染症の影響が薄れたことと、ヒット作が多く登場したことによって、入場者数と興行収入はかなり戻ってきたようです。

【解説】2022年全国映画館の入場者数、興行収入は大幅に増大

2013年から2019年にかけては、ゆるやかな上昇傾向にあったようです。

一方で、冒頭でお伝えしたように日本の映画料金は世界屈指の高さとなっており

日本は何位?世界の映画チケット料金ランキング!驚きの世界の映画館事情とは?

2020年の情報ですが、世界5位とある意味、不名誉な順位になっています。

このデータを踏まえたうえで、最近の日本の映画事情について考えてみたいと思います。

 

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口コミとサブスクリプションによって映画のニーズが結果的に上がる

映画館で映画をみるというのは、たくさんの人々と喜怒哀楽を共有したり、迫力ある映像、サウンドを楽しむために見に行くというのが通例でした。

 

近年では、ネットフリックス、Amazonプライムなどといった映像サブスクリプションサービスが充実しており、これらが可処分時間を奪い、映画館にとって逆風と思われました。

 

しかしながら、近年のヒット作、鬼滅の刃や呪術廻戦は、アニメ本編がサブスクリプションサービスで見られることもあって、せっかく見たから、映画館で続きを見ようという気にさせます。

また、どれだけサブスクリプションサービスが充実したとしても、ネットや動画共有サイトでは最新作の話題やネタバレ、考察などのほうが盛り上がる傾向にあり、今を生きているからこそ、最新の作品に触れたいという欲求が強いのです。

 

インスタグラムで、映える写真を共有したくなるように、最新の映画情報を共有したくなる欲求は、私にもあります。

 

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アベンジャーズが強い理由 最先端で情報や謎を常に与え続ける重要性

最近では、マーティンスコセッシやクエンティン・タランティーノが「アベンジャーズは映画ではない」というコメントを出して、映画業界ではちょっとした論争が起こっています。

 

おそらく1作品、もしくは2作品で世界やキャラクターを濃縮して、人に人生を考えさせるという映画をとっている人間、好む側からすれば、アベンジャーズの大量生産に対して、辟易(へきえき)している可能性はあります。

 

アベンジャーズがヒットした背景は、もちろんあまりにも豪華な3DCGも不可欠ですが、常に新しい話題や謎を鑑賞者に供給して、ネットやSNSにおける情報の共有を起こしているからだと思われます。

(考えさせる映画もありますけどね)

また、映画に哲学や人生を求める人というのは映画の一部分しかみていないといえ、直感や五感で楽しい、面白いと感じられるのも映像作品の特徴です。

 

私だって、「タクシードライバー」や「パルプフィクション」を語り合える友人や、恋人がいれば最高だなと思ったことがありますが、たぶんアベンジャーズの面白さについて語り合える人のほうが見つけやすいと思います。

 

おもしろい、おもしろくないは重要ですが、それ以上に、最先端で情報や謎を共有できるレベルで与え続けられるかが令和のコンテンツで重要なのだと私は感じます。

 

 

 

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日本における映画料金の高さに当たり前、むしろ妥当かもしれないと感じる原因

そもそも日本では古くから一般入場料が1800円という価値が共有されていたため、高いとは思いつつも、映画館で映画をみるためだけに海外へいくわけでもなく、1800円以上で受け入れているというのが、現状です。

 

映画のみならず、ディズニーランドなどのアミューズメント施設も値上げしている影響もあって、近年の値上げラッシュに対して「いたしかなたい」という気持ちもあるかと思われます。

 

さらに、映画館へ映画を見に行くということは、下手すれば半日近くの時間を費やすのですが、デートや家族サービス、知人と価値を共有したり、話題を共有するためにいくのであれば、2000円という入場料、奢ったとしても5000円以内でおさまるのであれば、コスパがいいと判断されるのではないでしょうか。

 

2時間見るだけなら2000円でも、ネットや喫茶店で考察したり、話し合ったりすればその2000円はさらに価値のある体験になります。

 

 

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今後の映画館に対して求めること

この提言は、映画館というより配給会社も含まれるかもしれません。

まず、私は映画を見る場合、真剣に物語について考察したり、濃厚な疑似体験を求めて見に行きます。

 

一方で2時間ずっと集中して物語に没頭することは不可能で、映画館は一時停止や巻き戻しが不可能というメディアにどうしても勝てない問題を含み続けます。

そのため、「閃光のハサウェイ」で行われた劇場でブルーレイ販売などは、他の映画でもやってほしいなと考えています。

話題の作品を劇場でもメディアで扱うことで、売り上げの何パーセントか劇場に入ることによって、収益を確保できるのではないかと考えられます。

私は映画が好きですし、映画館で映画を見るのも嫌いではないのですが、2時間近くトイレの恐怖におびえながら(神経質)映画を見るのが苦痛に感じることもあります。

友達とみるときは、謝りながら端っこの席を確保しているのです。

 

次に、予告編はもっと狭めてほしいです。

なぜ高い金額を払いながら、予告編(CM)をみないといけないのか?

youtubeのように無料なら広告をみますが、有料サービスなら広告はカットできます。予告編だけで10分間も使うのは、今の時代にかなり逆行しているといわざるを得ません。

正直、予告編も計算しながら10分後に入場したほうがいいのかと毎回考えてしまいます。

トイレの話に戻りますが、ラスト10分ぐらいで尿意がやってきたとき「予告編さえなければ」と思うこともあったりします(笑)

 

 

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