無在庫転売はなぜ悪いのか? 実際にやられたケース バレる経緯 大手フリマサイトが違反にするのはなぜか?

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今回は無在庫転売によって、差出人不明の商品を送られてしまったことを記事にします。
無在庫転売は、メルカリ、ラクマといったフリマサイトでも問題となっており、名前の通り、無在庫転売を利用するものは、在庫を抱えることなく、ネットのやりとりで商品を左から右へ流して、利ザヤを稼ぐのです。

さて、今回は無在庫転売の実態についてと、なぜ無在庫転売がフリマサイトなどの利用規約に反するのかという私の推測、そして実際に無在庫転売を受けるリスクと、対応について、まとめます。

結論から言えば、無在庫転売を繰り返していればいずれバレます。また中古品などを無在庫転売している場合、古物商の観点からも非常にリスクが高いです。やるべきではありません。

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そもそも無在庫転売とは何か? その1 フリマサイトで落札したものが、ECサイトから送られるケース

無在庫転売は、名前の通り、在庫を抱えず商品を左から右へ流して利ザヤを稼ぐ転売方法です。

代表的な例を挙げると、なかなか手に入らないゲームハードや、トレーディングカードのボックスがあるとします。

あなたはフリマサイトで、しぶしぶ定価よりも高い値段で取引します。通常はゆうパックやクロネコヤマトの宅急便などで送られてくるのですが、なぜかAmazonやほかの通販サイトから商品が送られます。

これは、出品者が購入して自宅に合ったものをフリマサイトに出したのではなく、予約を勝ち取って、定価で手に入れた商品を宛先を落札者の住所を記載して送ってもらうという手法をとっているのです。

ネットを調べると、実際の配送は商品とは異なる小さな箱や封筒に「後日届きます」という文言などを書いて、後日、ECサイトから商品が送られるという方法をとっているようです。

 

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無在庫転売とは何か? その2 ECサイトで購入したのに、フリマサイトで匿名配送されたケース

これが、今回私がうけたケース。

ECサイト、例えばAmazonのマーケットプレイスなどは、出品者と購入者の間で取引がされ、Amazonはその仲介を行っているにすぎません。配送方法は出品者にゆだねられるのです。

個人間の取引なので、レターパックやゆうパック、宅急便などで送られる場合が基本なのですが・・・

なぜか、フリマサイトの匿名配送で商品が送られてきました。

匿名配送なので、私の住所や名前は書いているけど、送り主は全くわかりません。正直気味が悪いです。ただ、マーケットプレイスの商品かもしれないと思い、封をあけると該当商品でした・・・しかし、とりあえずこれはよくないだろと思い、該当のフリマサイトに問い合わせました。

 

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無在庫転売はなぜ悪いのか? フリマサイトやECサイトが規約違反にする背景

2022年12月現在、無在庫転売は法律などで明確に違法になっているわけではありません。

当然、チケットなど本来転売してはいけないものを転売するのは、言語道断です。

では、やりまくって、稼ぎまくってもいいのか?

基本的に、有名なフリマサイトやECサイトなどは、在庫のない商品を出品することを禁止しているケースがほとんどです。

手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること(禁止されている行為・出品物) メルカリ

ラクマ お知らせブログ

運営側が、無在庫転売を違反にする背景は、配送トラブルが発生するリスクが高いからです。

身に覚えのないフリマサイトから商品が送られてきたら、正直気分が悪く、落ち着かなくなりますし、受け取り拒否をされる人もいるでしょう。

さらに、受け取った本人だけでなく、出品者も本来は購入者本人に商品を発送していると信頼して、販売しているわけです。まさか購入者が、無在庫転売で別の人間の名前と住所に送っているとは夢にも思わないでしょう。

受け取り拒否や問い合わせ対応などで、運営側の人件費や調査する労力がかかるので、無在庫転売は、やってはいけないのです。

ネットで、悪やクズやといわれていますが、私も言葉を選ばなければ、そう断言できます。

 

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無在庫転売で、フリマサイトより身に覚えのない商品が届いた場合にしたこと

今回の私の例をまとめると

  1. ECサイトで、個人間で商品を購入
  2. なぜか、フリマサイトの匿名配送を使われて送られてくる
  3. 商品は確認したが、確証はもてなかったので、フリマサイトの運営元に問い合わせ、商品の情報などを伝え、調査してもらう
  4. ECサイトの販売元には、確認のためメッセージを何回か送り、おそらく匿名配送されたものは、ECサイト経由で注文したものであると推測する
  5. 4の状況をフリマサイトに伝え、フリマサイトも二次被害を防ぐために購入者(無在庫転売したであろう人物)に対してペナルティを与える
  6. 今後のトラブルを避けるため、ほぼ間違いなく私の商品ではありますが、商品はフリマサイトやネットで出品はしないようにする




以上になります。3日程度でこのやりとりでしたが、正直心身が疲弊しており、ぐったりしました。

私を不安にさせた罪は重いです。

販売元はあらかじめ、メルカリの匿名配送で送られてくるとか、送り状番号を私に伝えておけば、多少安心して商品を受け取れた(それでも無在庫転売を疑うが)かもしれませんが、それすらも怠っていたので、商品をネットで個人販売する資格もありません。

今回、私は商品を一度確認のため開封してしまい、あとがややこしくなりましたが

本当に不安であれば、受け取り拒否や、商品を開封せずにフリマサイトの運営元に連絡したほうがいいでしょう。ただし、ECサイトで販売元に返品、返金対応してもらうようにメッセージをおくったりする必要もありそうなので、本当に大変です。

なぜ、普通にネットで取引しているのにもかかわらず、こんな労力をかける必要があるのか?

少しでも楽をして金を得たい、不誠実な対応をして金を得たいという人間がいるから、このようなことになるのです。

私は事態がおちついた現在でも、かなり怒っていますし、この記事をみることで、被害を受ける人が1人でも減ることを心より祈ります。

 

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ネットでの個人間取引で気を付けるべきポイント

ネットにおいて、個人が容易に出品者にもなり、販売者にもなるからこそ起こる事態でした

さて、今回の個人間取引をする場合に、無在庫転売を受けないように事前に防ぐ手立てはあるのでしょうか?

販売元のグーグルマップ、レビューなどがあれば確認する

Amazonのマーケットプレイスなどは、販売元の評価を見ることができます。

マーケットプレイスに記載されている店舗名、ショップ名などがあれば、検索をかけてみて、実際に存在する住所なのか、店舗なのかを確認できれば、しっかり確認しましょう。

次に販売元のレビューがみれるなら、確認しましょう。仮に無在庫転売を平然とやっているなら、すでにレビューで書かれている可能性があります。




配送方法を販売元に確認する

これをわざわざやる必要があるのか?というところですが、フリマサイトなら、基本は配送方法は購入者にも提示される場合が基本です。

そういうものがないサイトであれば、どのような形で配送されるかをあらかじめ販売元に確認するという方法もあります・・・

ただこれ、ちゃんと在庫や自分のものを出品して配送している販売元からしたら、なぜ確認するんだ?って話ですけどね。

 

あと、身もふたもない話ですが、そもそもネットで個人間取引を控えるというのは、1つの防護策になります。

 

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