ここ近年、著作権切れとなったハイジやプーさんの残虐改変ものが増えたのですが、今回は、名作「ピノキオ」をダークゴアファンタジーとしいて、改変し、ソウルボーンシリーズのシステムも加えた、新作死にゲー「偽りのP(ライズオブP)」の体験版をプレイしたので、映像とともに、感想とレビューをお伝えします。
発売はPS4と5で縦マルチとなっています。
過去に、ソウルボーンは、ブラッドボーン、SEKIRO、エルデンリングとクリアしたので、それらのレビューもまとめて記載しておきます。
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「Lies of P」偽りのP ディレクターインタビューから考える韓国産ソウルライクについて
ライズオブPは韓国の企業NEOWIZという会社が、リリースしている作品になります。フロムソフトウェアではありません。
総括ディレクターのチェ・ジュウォン氏は、幼少期から日本のコンソールゲームに魅了され、韓国を代表するソウルライクを製作したいという想いから、本作を立ち上げたとのこと。
今回プレイした体験版は、まさにブラッドボーンのピノキオ版という感想でした。
システムとしては、ストーリーの中で嘘をつくという要素があり、嘘をつくほどに人間に近づけるのですが、エンディングが分岐するとのことです。
このあたりは、スカイリムなどの細かくサブクエストが選択によって分岐していく洋ゲーに影響されたのかなと
「Lies of P」ライズオブP 戦闘とシステムのレビュー
画面のインターフェイス、戦闘システムは、ほぼブラッドボーンと思っていただいて差し支えないです。
死亡したら経験値をそのまま落としてしまうとか、チェックポイントについたら回復アイテムの回数が回復したり、敵が復活するとか
さらに、リゲインシステムまで同じになっています。リゲインというのは、敵から受けたダメージに対して、すぐ反撃して攻撃を加えると少し体力が戻ってくるというブラッドボーン特有のシステムです。
世界観も英国のゴシックな雰囲気を引き継いでおり、敵の配置などもどこか見たような配置です。
もちろん、ライズオブP独自の要素もあります。
例えば、モンスターハンターのように武器には切れ味のゲージが設定されており、回復することで攻撃力が戻るなど
あとは、柄と刀身を組み合わせて、武器を作ったり、柄の能力を解放して、一定時間ステータスをあげたりするなどあります
しかしながら、基本のシステムは完全にブラッドボーンに酷似しているといえます。
これを安心感ととるか、新規IPだけど面白みがないととるかは、プレイヤー次第です。
ブラッドボーンの世界観がたまらなく好きだというプレイヤーは一定数いるので、そういったプレイヤーには、かなり刺さる作品だと思います。
考察「Lies of P」ライズオブPの世界観やストーリーはどのようになるのか?
ライズオブPの世界観は、主人公がいきなり目覚めて、いわれるままに先導されて、いつの間にか人を撲殺している機械たちと戦うという流れになっています。
どうやら、舞台は機械たちが人間に反旗を翻しているようです。
原作では優しかったゼペットもなんだか狂乱しているというテキストを見る限り、ソウルボーンあるあるのまともな人間はあまりいなさそうな気がします。
ソウルボーンにならって、ムービーで丁寧に物語を説明するというよりは、テキストなどをみて、プレイヤーに想像をうながすという作品になるかもしれませんね。
ライズオブPの発売日は、9月19日に予定されています。まだ3か月あるので結構あり、現時点で体験版で遊べるのはありがたいですね。
発売日に他のAAAタイトルとかぶらないのかによって売り上げは大きく左右されると思われますが、死にゲー好きの人は、要チェックの作品であることは間違いないでしょう。
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