いきなりステーキ　起死回生の一手？　肩ロースステーキは安くておいしい？

食欲まみれの全力京都紀行

2023.04.21

以前はやっぱりステーキのレビューをしていたのですが、久しぶりにいきなりステーキで新商品が販売されて、値段も安くて気になっていたので、実際に店に入って食べてみました。名前は肩ロースステーキ。赤身のおいしそうなステーキだったので楽しみです。

このブログは、全国チェーンされている飲食店の新商品や話題をピックアップしてお届けしています。

いきなりステーキ　赤身肩ロースステーキの値段と基本情報

赤身肩ロースステーキは２０２３年の２月より一部店舗で試験的に導入されたのですが、好評だったため、全国のいきなりステーキに導入されました。

２０２３年の５月末まで販売されており、なくなり次第終了らしいですが、できることなら継続してほしいメニューだと感じました。

価格は１００グラムで１０００円。これだけだとやっぱりステーキのミスジステーキと変わらないと思いますが、グラムをあげるとコスパがよくなります。

例えば、３００グラムは１７５０円ですが、やっぱりステーキのミスジステーキだと２５８０円になります。

やっぱりステーキは、ご飯、スープ、サラダのバーがついているのですが、ランチタイムだとスープ、サラダ、ライスが安値でつけられますし、私はディナーで、スープとライスのセットを頼みましたが、価格は２０８０円でした。

いきなりステーキのコスパ商品の代表と言えるワイルドステーキと比べても、肩ロースステーキの価格は割安になっています。

もしかしたら、利益率とかかなり低くやっているのかも。いきなりステーキの覚悟がうかがえる商品ですね。

赤身肩ロースの３００グラムを注文しました。

注文してから１０分もしないうちに届いたので、やはりいきなりステーキは早いですね。感心しました～

お肉が密集してすでにおいしそうですね。調味料に塩や、甘口のいきなりソースがあるのでお好みでどうぞ。

赤身はしっかりと赤く染まっており、レア気味に焼かれております。鉄板は比較的はやく音がしなくなるので、しっかりと焼きたい人は注文時にリクエストしてみてはいかがでしょうか。

味に関しては、ステーキというより焼肉に近い味わいでした。ロースと記載されているから当たり前なんですけどね。

肉汁があふれるとか、噛めば噛むほどジューシーというよりは、ロースのおいしさがストレートに伝わってくる印象です。

一番びっくりしたのが、脂身の味でした。脂身は比較的大きめだったのですが、ホルモンのミノやシマチョウといった脂身のおいしさを感じる味わいになっており、ここまでホルモンに近い脂身のステーキを食べたのは生まれて初めてです。

ですから、ライスに脂身を軽くのせただけで、贅沢なホルモン丼の完成なのです！！

初回はライスとセットで頼むことをお勧めいたします。

良い意味で、満足感のある焼肉コースを食べたなという感想でした。ちゃんとした焼肉コースを頼んだとしても２０００円でおさまるかどうかって話なので、コスパは間違いなくいいですよ～

私が行きつけのいきなりステーキがオープンしたときは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのいきなりステーキでした。

京都の店は、立ち食いではなかったのですが、女性の一人客が平日の昼間でも店におとずれて、肉を頬張る姿を見て、潜在的なニーズをしっかりつかんでいたんだなと思いました。

繁華街だと、ステーキ店というのはあるようでなかった、郊外に集中していたという印象でした。

２０２３年現在だと、やっぱりステーキをはじめとしたステーキ店が乱立し、いきなりステーキの優位性は減りました。

ニュースでもいろいろとネガティブな報道がされ、コロナも影響しました。

しかしながら、コロナによって、通常のレストランのような注文形式に戻ったりして、利便性はかえって増したと思います。

今回の肩ロースステーキですが、早い、うまい、安いという飲食店で重要な要素をがっちりキープしているのは素晴らしいですが、女性客でも満足できるのかは疑問です。

脂身はめちゃくちゃおいしかったし、なんなら次は４５０グラムを昼に平らげたい気持ちなのですが、おそらく脂身を敬遠する女性客のリピーターはとりづらそうです。

個人的に休日前の仕事終わりだったり、休日の昼間だったり、気分が落ち込んだ時はステーキを食べたいので、ステーキ屋には引き続き頑張ってほしいです。