今回は新春特別企画なのか、街録chの三四郎さんがメールで何度も問い合わせして、ひろゆきこと西村博之さんにあうためにフランスまで向かった回になります。
前後編あわせて、なんと2時間以上というかなりの長尺ですが、すべてみたので、思ったことをまとめてみます。
過去にも街録の特定の回(またはリスペクトしているような同じスタイルの動画)をまとめたことがあるので、よかったらご覧ください。
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街録ch ひろゆきさんはなぜ20年以上一線で活躍されているのか?
ひろゆきさんが、過去に自己啓発本を買うぐらいなら、街録の武井壮さんの回をみればいいとツイートされたそうです。
そして、今回のひろゆきさん回です。ひろゆきさんといえば出す書籍もベストセラーで売れているのですが、実際にひろゆきさんが執筆されているのではなく、編集者などにエピソードや考えをはなして、それを編集者などがまとめるという手法です。
つまり、要約はされているけど、ひろゆきさんの生の考え、思想なのかは微妙なところ。
今回の街録はひろゆきさんが、自分のこと、youtube、そして三四郎さんと質問が交代して、なぜ街録chが長く愛されており、ヒットしているのかという分析まで行っています。
まず、ひろゆきさんについて
現在小学生でも人気ですが、論破キャラはニコニコ動画のころから生放送で、知識人を呼んでよくやっており、再生数をとっていました。
2チャンネル、ニコニコ動画と一般人が自由にしゃべれるプラットホームを立ち上げ、ついには、自分が生放送でしゃべって切り抜きで拡散するという「ひろゆき」そのものが、コンテンツ、プラットフォームになっています。
ひろゆきさんのモラルとバランスと ニコニコ動画にDM機能をつけなかった理由がおもしろい
ひろゆきさんといえば、2ちゃんねるの管理人の時に誹謗中傷関係で、裁判をよく起こされ、多額の損害賠償請求をされたといわれています。
現在は10年以上経過して時効になっているらしいです。
実際は、損害賠償よりも個人情報や誹謗中傷の書き込みを消してほしいという訴えがあり、すべてを消すかどうかの判断が難しいため、第三者の裁判に決めてもらうというスタンスだったようです。
余談ですが、私も過去にニコニコ動画で動画を投稿したら、名前を特定されて「○○か?」ってコメントされたことがあり、削除要請をしましたね。すぐに反映されましたね。
面白かったのが、ニコニコもツイッターやインスタのようにDM機能をつけようという話があり、ひろゆきさんが猛反対されて消えたみたいです。
理由は、ニコニコでは小学生などの子供が使え、DMなどで怪しい金銭のやり取りなどが発生したときのリスクが大変だからということ。
2ちゃんねるも利用者同士の会話は有料制にしているとのことです。
何が優れいているかというと、運営側が規制せず一般人同士が会話したり、クリエイティブなものを作れるプラットフォームを作りながら、このように一般人同士が交わることによるトラブルの芽を前もって摘むという考えですね。
ひろゆきさんのyoutubeの未来予想 低予算でおもしろくないものを作り続けること
ひろゆきさんは、自らの行動を持って、長時間ライブ放送しながら、スパチャや切り抜きで収益を得ています。
ひろゆきさんが、活動を本格化する前から、youtubeは企画先行で、いかに派手で、いかにお金をかけてやっていくかというところでインフレになっているといわれています。
ひろゆきさんは、毎日おもしろい動画をとる必要はなく、ラジオ感覚で親しみやすいヒカキンやはじめしゃちょーは長く続くが、お金で面白い企画を作り続けるヒカルやコムドットは、アイデアがきれてマンネリになるか、無理が生じると説明。
面白いコンテンツというのは、消費されるスピードも速いとのこと。
ひろゆきさん自身の質疑応答のライブも面白い場面だけが、名場面として切り抜かれるけど、通しでみればそうでない部分が多く、人はつまらないところは自動的に忘れるとのこと。
そもそもビジネスとして、お金をかければかけるほど、収益に対しての費用が大きくなって、利益が減るということです。
いかに省エネで、同じような企画であってもみんなに惰性で見続けてもらえる仕組みがつくれるか。
これはyoutubeだけでなく、ブロガーも意識したほうがいいですね。
私もブログに対していろいろ投資したり、消耗品をかったりしていますが、費用をかけたからといっていい記事がかけるわけではなく、読まれる記事がかけるものではありません。
ただ時間や労力、足をつかえばいい記事になる傾向はあります。
三四郎さんとひろゆきさんと共通点 「人にこう見られたくないというのが強い」
最後の30分ぐらいが、質問者が逆転して、ひろゆきさんが、「街録は三四郎さんがぽんこつだからおもしろいですね」から発展して、三四郎さんのパーソナリティについて話が進みます。
目に見えて、ひろゆきさんが楽しそうに話しています。
街録chは数々の有名人や時代の人を起用したりして、登録者数が100万人を超えています。大成功の部類ですね。
ひろゆきさんはまず、youtberとしてそこまで成功しながらまだ裏方の姿勢を崩さない、偉そうにしていない三四郎さんを評価されています。
それに付け加え三四郎さんのエピソードとして、ひろゆきさんの承認欲求がマイナスという意見に対して
- フランスまでの飛行機でCAから「いつもみています」と言われ、ビジネスクラスにすればよかったかなと考えたが、逆になに偉そうにリクライニングシート使っているんだよと思われるのが嫌で、エコノミーで正解だった
- お金がはいって伊勢丹で財布を買おうとしたら、ロゴのはいっているブランド物をかったら、ブランド物を身に着けている自分が客観的に恥ずかしくなり、結局持っていた財布よりも安い機能性の高いロゴの入っていないものを買った
このエピソードにひろゆきさんが大笑いされて、共感。
ひろゆきさんはブランドなどを身に着けるということは、ブランドなどの力がなければ、自分が金持ちだったり、イケメンであるとアピールできない人たちとばっさり切り捨てていました(笑)
ここから、ひろゆきさんはぽんこつといいながらも、三四郎さんについて無能とはいっていません。(登録者100万のチャンネルを育てている時点で有能ですが)
街録chはなぜ徹底的に現場主義でアナログなのか? 30年愛されるコンテンツをつくる三四郎さんの意志
三四郎さんが自分の身の丈、自分のスキルや能力にあった選択を常にしていることをものすごく評価されているというわけです。
さらに、街録はzoomなどでもできるのに、三四郎さんが現場に赴き、相手と1対1で向き合って話す。かなりアナログで非効率なやり方をとっています。
その理由として、三四郎さんが徹子の部屋や、自分が担当していたいいとものテレフォンショッキングのように30年経過しても、みんなに愛されるような動画をあげつづけたいという想いがあるからです。
この動画を見ると、ひろゆきさんのインタビューというより三四郎さんに愛着がわきます。
一方で、良い動画をつくるため、モチベーションを保つために、三四郎さんはコネクションがあっても、相手の言われた通りの内容やインタビュー相手の選定を行っていません。
仕事や街録chにとって重要と思った人を優先して取り上げているのです。
このある種、恩知らずな側面がないと1人でyoutubeで生きていくことは難しいようです。
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