突如、すい星のごとくあらわれた「合作おとわっか」というMADについてFF10、10-2を遊んだことがあり、ネタにされたOPの魔法少女まどかマギカも好きな筆者が感じたことについて述べていきます。ほかのファンのように不快におもったのか、またワッカについて改めてかんがえなおすような記事になります。
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合作 おとわっかにおけるティーダの○○〇気持ち良すぎだろネタについて
おとわっかは、5月7日にニコニコ動画に投稿された、MAD動画。
今回のティーダの気持ち良すぎだろネタは、このおとわっかの中のほんの一部分で、おとわっかはそう再生時間が6分に及ぶ大作になっています。
名前の通り、FF10の主要人物のワッカをネタにしたMAD動画であり、ニコニコの創世期だったり、LGBTネタを取り扱ったことや、あまりにも唐突に流れるタイミングと、全く関係のない魔法少女まどかマギカのコネクトの替え歌という、脳の情報が追い付かない構成になっていることがうけた理由?
そもそも、この「気持ち良すぎだろ」というのは、ワッカが劇中で発したセリフや、口癖ではなく、スクウェア・エニックスが、ディシディアファイナルファンタジーにて、「ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ」というキャラ紹介にインパクトを持たすために、使ったキャッチコピーだったわけです。
実際は、ティーダのコンボが気持ちいいわけではないというプレイヤーの意見がある点が、面白いところです。
元のおとわっかは、スクウェア・エニックスの著作権侵害の申請を受けて、本家のニコニコでは削除されています。
この削除さえも「異界送り」と言われ、盛り上がりに拍車をかけることになりました。
ただし、大量の替え歌や、切り抜きなどは、youtubeなどでも確認できるのが現状になっています。
なぜ、ティーダの○○気持ち良すぎだろネタがバズったのか?
ワッカのティーダの○○気持ち良すぎだろネタがバズった理由について考えると
- あまりにも強引な解釈
- コネクトと合成音声の合わせ技
これらが挙げられます。
ワッカは美女と結婚して子供がいるという基本設定を無視
まず、ワッカは見た目こそ、兄貴肌で、うほっいい男みたいな恰好をしていますが、原作のFF10では、幼馴染のルールーと結婚して、子供がいます。
ルールーは、黒魔導士のポジションであり、化粧は暗め、身体にあっていないかなりぶかぶかな、ドレスを着ています。
そして、おそらく野村キャラのなかでも、一番豊満なバストをしているのが、ルールーです。
FF10リリース当時、学生だった筆者はルールーのアレしか、ずっと見ておらず、そのためにルールーを育てていたぐらいです(黒歴史)
物静かな性格や、ユウナの印象が強すぎるのですが、ルールーもキャラとして優秀です。こんなルールーと結婚するなんて、ワッカうらやましすぎだろ!!
ということで、別にワッカの同性愛者要素はないわけですが、薄い本などの妄想で、ワッカとティーダに関係があったら、ティーダは、ユウナと二股をかけることになり、ワッカはルールーがいるのに、不倫しているという、構図になり、これを面白がっている層がいるというわけです。
おとわっかとコネクトについて 風評被害
コネクトというのは、魔法少女まどかマギカのテレビ版のOPになります。
ClariSという女性ユニットがボーカルを務め、作詞作曲は渡辺翔という人が担当。ちなみに渡辺翔氏は、自分の曲が、おとわっかで使用されていることを知っています。(公認も黙認もしているわけではない)
おとわっかは、スクエニから著作権侵害で削除されましたが、コネクトや魔法少女まどかマギカ関係からも、削除申請されるリスクは大きかったと思われます。
まどかは、パチンコやスロットでも登場しており、大当たり中や大当たり前は、コネクトがかかるのですが、それをyoutubeでアップしてしまうと、削除されることがあるという前例があったからです。
風評被害として、コネクト関連の動画に、「気持ち良すぎだろ」というコメントが散見されます。
魔法少女まどかマギカといえば、萌え絵をかぶったシリアスな話で話題を集め、10周年記念の映画も制作中です。おとわっかでまどマギを知った人は、劇場版でもいいので、見てください。
ティーダの気持ち良すぎだろネタは、あまりにも不快か?
とある、一般の方のブログで、今回のおとわっかについて、とても不快だという記事が、検索上位にきて、バズっていました。
FF10はなんと発売からすでに20年以上が経過しているもはや、レトロゲーです。今回のおとわっかの人気によって、steamのダウンロード数が一気に上がったぐらいです。
そのため、おとわっかをきっかけに、FF10を知ったという新規層がいるということです。
リアルタイム世代は、ほぼ確実に社会人になっており、今回のおとわっかの気持ち良すぎだろネタは、あまりにも陳腐で、幼稚にみえるという意見もわかります。
なにせ、男性器を直接連呼する価値と、ティーダの○○気持ち良すぎだろで歌詞を貫く、強引さというのは、なかなかに強烈です。
また、ブログ内の指摘で、同性愛が軽くネタにされすぎる風潮への指摘もありました。
これが、ユウナの○○とか、ルールーの○○気持ち良すぎだろだったらどうなっているか?
同性愛以前に、男性器がネタにされすぎ問題もあったりなかったり・・・
おとわっかとニコニコ動画反旗の一作について
私は学生時代、ニコ中といえるほど、ニコニコ動画の中毒状態でした。たぶん私生活の大半を、ニコニコ動画の視聴にあててました。
時代が変わり、youtubeの収益化という大きなインパクトによって、ニコニコで活躍していた配信者や、投稿者の多くが、yotuubeに転身して、生計をたてています。
クリエイターという最も価値のある財産を失ったニコニコは、動画投稿サイトとしては、勢いを失っている状態です。
コメントが流れるという機能も、youtubeだってコメント欄機能があるわけで、直接返信したり、いいねをおくったり、アクションがおくれます。
また、youtubeは無料でも、2倍速で動画視聴可能に対して、ニコニコは月額課金のニコニコプレミアム会員にならないと、倍速機能が使えません。
ニコニコは、基本的に好きな動画を探すというよりは、ランキングから話題の動画をクリックしてみている人が多いです。
理由として、みんなと同じ流行に乗りたいという集団心理だったり、再生数の多い動画は、コメント数が比例して多いので、コメントを見たいという考えがあるのでしょう。
デメリットとしては、淫夢ネタのように、1つのテーマや話題がバズると、そのテーマばかりの動画がランキングに集中して、多様性がなくなるということです。これを嫌って、ニコニコからyoutubeに変わった人もいるでしょう。
このおとわっかは、ニコニコ創世記のMADだったり、強引な解釈だったり、ちょっと幼稚なネタを放り込むという、かなり懐かしさを感じるネタでした。
同時に、あまりにも早くスクエニに目をつけられて、削除されたため、このようなアングラな雰囲気の動画というのは、楽しみづらくなり、許容しづらくなった時代なのかなと、物思いにふける印象もあります。
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