パチンコでは、最新のゴジラ対エヴァンゲリオンG細胞覚醒がホールをにぎわせていますが、そんな時だからこそ、昨年の年末に登場し、一躍覇権機種となった、エヴァンゲリオン15未来への咆哮を打ってみることにしました。
年末の回収時期だけど、グランドオープンというホールがあって、どのような挙動を見せるのかな?って気になったので3万ぐらい使う覚悟でいってきました。
過去に有名なパチンコスロットなどについて、記事をかいているのでよろしければそちらもご覧ください
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エヴァンゲリオン15 未来への咆哮 考察 中古価格が400万円を超える衝撃
エヴァンゲリオン15は、中古価格が400万円を超えるほどのヒットを突破した神台といわれています。
現代のパチンコ、スロットはともに役物や液晶の技術革新にともない、価格のインフレが止まらない状況です。
エヴァンゲリオン15も当初は税込で60万ぐらいだったのが、約10倍跳ね上がったのです。
導入しているホールの多くは、平日の昼間であっても稼働がついており、人気の高さがうかがえます。
2021年も様々な新台が登場しましたが、リゼロ、ユニコーン、エヴァが底堅く、新台は牙城を崩せていません。
メーカー、販売店にとっては少し苦しい状況ですが、ホールとしては当たるかわからない新台を導入するコストを考えると、少々高くても先行投資として、高稼働高利益の出せる人気台を導入したほうがいいでしょう。
長期間導入して、機械代を回収できれば、いずれ甘く使えることもでき、ユーザーにとってもプラスです。
ただし、あまりにも高騰しているため、体力のある大型ホールでしかまとまった導入もできず、人気台というのはメーカーからの機〇が・・・
エヴァンゲリオン15 未来への咆哮 シンプルさと王道の帰還
エヴァンゲリオン15のスペックを軽くおさらいすると
大当たり確率は319のミドルスペックで、遊タイムの天井はなし。1個賞球
話はそれますが、遊タイムはボーダーがかなり下げ、ホールは調整せざるをえず、1000円当たりの回転数がひどく落ちるため、当たりの爆発力も落とす必要があり、ユーザーの射幸心をあおれなくなっており、あまり盛り上がりを見せていません。
ミドルスペックの1個賞球も最近増えていますが、おまけポケットの賞球が優遇されており、釘調整が異常にきつくない回限り、1000円当たりの回転数はへそ3個賞球より大きく劣るわけではありません。
ヘソで当たると、時短付きの450発か、ST突入のラッシュ突入に振り分けられます。
ラッシュ突入率は時短込みで60%と言われています。
ラッシュ突入は、大当たり後の抽選で奇数図柄が揃うか、450発消化中に、ST突入を告知しています。
様々な変則スペックが入れ替わり立ち代る、パチンコスロット業界において、エヴァ15は原点回帰、昔懐かしいスペックを売りにしています。
ホールでのインストカードを少し読んだだけでも、だいたいわかる内容。
ただすごく単純というわけではなく、確定演出もちりばめられており、打ち終わってからもネットで調べることで、より知識がついていくという台です。
最近はパチンコでさえも、最初に抑えるべき知識が多くなっていますね。
エヴァ15の演出はなぜシンプルで突発的なものが多いのか?
演出もカスタマイズは可能ですが、ノーマルモード、シンプルモードともに、激しいあおりはなく、地味なノーマルリーチが続いたと思ったら、いきなり最強リーチの最終号機リーチ(トータル期待値70%ほど)にはいったり、唐突に予告(一番弱いもので55%ほど)や、レイ背景(80%ほど)などがあります。
ぼーっとしていると、ロンギヌスの槍がぶっささるなど、スマホ片手にぼーっと打っている現代人を想定した演出ですね。
余談ですが、エヴァンゲリオン15もスマホの画面をみながら楽しむことができます。
私がパチンコを打ちだした頃は、もう演出過多な台が主流であり、保留ステップアップ、とにかく疑似連させまくるという煽りの多い台が多かったです。
確かに、スロットと異なり、期待値の高い演出を1つ呼び込むのではなく、たくさんのチャンスアップから当たるかどうかを見守るのが、パチンコの楽しみですけどね。
あと、様々なチャンスアップを重ねて当たると、ものすごい疲労感があるんですよね。それで通常に振り分けられたら、悔しさもマックスです。
あっさりといきなり当たると、通常であっても人間の心理なのか「まぁいい当たり方下からいいか」ってなってしまうんですよね。
エヴァンゲリオン15 未来への咆哮 ロングSTとショートSTはどちらがいいのか?
エヴァンゲリオン15のSTは99%を163回転以内で射止めるという、いわゆるロングST機種。ロングSTといっても、明確な定義はなく、昔の牙狼(GARO)ほどの長さと確率ではないですね。
ST分母は100を超えていますが、最初の63回転は超高速で消化しますが、最後の100回転になると、演出が重なり、消化が途中で止まります。だから、まったり遊べるのかというわけではなく、おそらく1回のSTあたり5分程度で終わります。
最初の80%を超えなければ、結局は単発と変わらない450の出玉で、この可能性も十分にあり得ます。突破するためには5割ぐらいですね・・・結構きつい。
さて、STにはロングとショートがあり、定義はやや異なりますが、ショートSTというのは、ぱちんこCR聖戦士ダンバインがブームの先駆けとなり、正確には時短+残保留の源さんのような、超高速ループが一時期、主流になりました。
源さん韋駄天が流行った時は、各メーカーが時速○○発をいかに競うかみたいな状況になっていました。
熱狂したユーザーが多かったものの、せっかく319で仕留めたラッシュをじっくり楽しみたかったり、V入賞パンクで唐突にあたりがおわってトイレにいけなかったり、通常時の振り分けが600発で時短なしという地獄仕様だったり
尖っているスペックなのはいいんですが、長期的に打つとなるととがりすぎるのも問題かと。
エヴァ15は、ロングとショートの良いところどりといったところです。
確率は99分の1。基本はあらわれる使徒と戦って勝利したら1500発とともに、ST継続です。
バトルスペックで、演出の頻度こそ多いものの通常時同様にあっさりしており、チャンスアップも金やレインボーが絡むと激熱、ボタンではなくレバーのほうが期待値が高いというかなりわかりやすいつくり。
筐体もそうですが、牙狼をかなり意識していますね。
渚カオルの復活演出や、無号機の全回転などかなり楽しませてもらいましたね。
2023年以降のエヴァンゲリオン15未来への咆哮について
2022年はコロナの自粛緩和などによってホールに客が多少戻ったともいわれる一方で、ここ数年で、コロナによる常連の年配層が離れたり、タ〇コが吸えなくなって若年層もホールから離れているといわれています。
前提として、エヴァンゲリオン15は、大手のホールしか大量導入できないほどの価格だったり、条件といわれているし、4円パチンコでしっかり利益が出ない限り、1円パチンコで見る機会はないでしょう。
一昔前は、最新機種も数か月すればすぐに低貸しに以降したり、低貸し専門店も幅を利かせていましたが、コロナ期間中に私の周りでも低貸し専門店は閉店しています。
仮に1円で打てたとしても、4円の等価ボーダーが17回転が主流なので、1円だとかなりマイナス調整になるでしょうね。
2022年終盤には、メダルレス機械のスマートスロット(略してスマスロ)が登場しました。
ヴァルヴレイヴを筆頭に、かなり荒い機種が多くなり、客は設定1でも5%の万枚を夢見て、ホールは利益をとると。
ただ、スマートスロットに利益が同時期の6.5号機に割り当てられるのか、パチンコにも少しそのおこぼれがいくのかはわかりません。
大手でなければ、スマートスロットのユニットを含めた機械代を回収するだけでも大変でしょうね。
エヴァ15については、大量導入しているホールもちらほら現れ、稼働して1年が経過しており、大切に長期運用しようというホールの考えもあります。
だからといって即還元とは考えにくいものの、現在最新のゴジエヴァに比べれば、まだ回す可能性はあるのかと、言われています。
またビスティの強みとして、全機種に導入してほしいスマートハンドルがあります。
いわれているのが、年配層もスマートハンドルの快適さ利便性に気付いたといわれ、海シリーズが以前ほどの安心感、ブランドが薄まったために、ゲームフローもわかりやすく、スマートハンドルのあるエヴァは、海に代わるスタンダードになる可能性はありますね。
定番になれば、海、ジャグラーのように生かさず殺さずの少しだけ辛い調整で平日でも打てる可能性があり、勝ちたいというより演出をみたい、だらだら楽しみたいという人は、エヴァンゲリオン15はおすすめの機種になりそうです。
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