今回は現在唯一販売されている6枚刃の韓国メーカードルコの髭剃りを紹介します。6枚刃が主流の4~5枚刃に比べて肌に優しいのか?剃り味は増えたことでしっかり剃れるのか?そのあたりを重点的にレビューしていこうと思います。
毎朝、この6枚刃を使っているからです(会心)
さて、今回は、韓国メーカーのドルコさんから発売されている
DORCO PACE6PLUS
これを紹介します。ドルコはソウルで1955年され64年を超え、世界130か国で剃刀を販売している歴史ある企業です。ドルコというのは、韓国語で「東洋」というらしいです。
価格もシックやジレットほどではなく、貝印やフェザーレベルのリーズナブルな価格になっています。
メイン商品である6枚刃は、最先端技術によって製作され、世界初の6枚刃を実現しています。特許をとっているのか不明ですが、まだシックやジレットも6枚に踏み切っていませんよね。俄然興味がわいてきます。
当然、ただ6枚にしただけではなく、保湿成分のあるスムーザで剃刀負けを防ぎます。
主流の国産、外国メーカーのカミソリのレビューはいかにまとめていますので、参考にしてください。5枚から3枚そして1枚刃はどのような性能で、剃刀負けについては特に重点的にレビューしています。
実際に剃ってみた
ええと、これを使って真っ先に思い浮かぶのが、セル完全体にトランクスが超(スーパー)状態その2で挑んだ時のお話です。
パワーは、その前の超ベジータよりも圧倒していましたが、筋肉をつけすぎて、動きが鈍くなりすぎて、簡単に攻撃をかわされました。パワーを上げすぎることでスピードが死んでしまい、戦えなくなったのです。
この剃刀を使うと、なぜシックやジレットといった最先端の剃刀メーカーが6枚を避けるのかがよくわかります。
まずメリットを書きましょう。刃が密集しているので、剃刀負けが起こりにくい。非常に優しく、これを使っている間は、肌の調子がすこぶる悪い時以外は、出血しませんでした。
次にデメリット
- とにかく剃り味が悪い
- すぐに髭カスがつまってしまう
剃り味が悪い+耐久力が致命的に悪いです。1週間持たずに刃が使えなくなることもありました。
髭カスがたまったら、つまようじなどでカスを除去して延命を試みるのですが、なぜか刃の裏がプラスティックで堅くガードされているため、全然カスがとれない・・・その割に一回の髭剃りでカスをぐわっと引き寄せてしまうものだから、使用感の悪さがエスカレートしてしまいます。
これからも6枚刃が主流になることは考えにくい
そうですね、剃り味は普通の5枚刃の3分の2ぐらい悪いとおもっていいでしょう。結果、何度も往復してしまうことで出血は免れたとしても、肌のダメージは蓄積していくでしょう。
実は、これを使用する前にネットでこういった不評点があることは知っていました。しかし髭剃りは使ってみないとわからない点が多々あります。・・・・ネットの評判通りでしたね。夢の6枚刃を期待していましたが、実用性はまだまだ5枚刃に劣ります。
そもそも、現状のユーザーは5枚刃で満足していますし、ユーザーの中には、切れ味の鋭いフェザーの2枚とか3枚刃を求める声すらあります。6枚にする必要性はないと各メーカーが分かりきっているのでしょうね。
しかし、その向上心、チャレンジ精神は高く評価したいです。実用的で評価の高い6枚刃の登場もそう遠くない未来にあらわれると思います。