switchのオンラインプラスで遊べる、NINTENDO64の「バンジョーとカズーイの大冒険」を強すぎるグランチルダの撃破と、パズルピース100枚コンプリートしたので
クリアした感想と現在のレア社について思うことをまとめました。
ゲームレビューでもあり、ゲーム業界への感想も含まれていますので、よかったら読んでください!!
バンジョーとカズーイの大冒険はどのような経緯で生まれたのか? 1998年 スーパーマリオ64の進化といわれる
バンジョーとカズーイの大冒険は、任天堂で開発を委託されていたイギリスのレア社という企業が開発し、1998年の12月にリリース。
ゲームシステムは、NINTENDO64のローンチで絶賛されたスーパーマリオ64を踏襲していました。
レア社は、SFCのスーパードンキーコングで一世を風靡しましたが、バンジョーを出すころには、ブラストドーザー、007ゴールデンアイ、ディディーコングレーシングと全くジャンルの異なる作品をヒットさせ、007ゴールデンアイはいまだに愛好家が多いです。
そんな鳴り物入りで発売されたバンジョーは、マリオ64のシステムを踏襲しながら、美麗なグラフィック、パズル性の高い謎解き、豊富すぎるアクション
2023年に遊んでも、常に先のステージに進むたびに新しい発見や驚きに包まれた素晴らしいゲーム体験が得られます。
バンジョーとカズーイの大冒険がスーパーマリオ64よりも優れている点
バンジョーは、ステージごとに散らばったパズルピースと、音符を集めるのが目的です。
パズルピースは新しいステージの解放に一定枚数必要で、音符も次のエリアに進むためのドアを開放するために必要です。
マリオでは、各ステージに散らばったスーパースターを集めて進んでいくのですが、スターを取ってしまうとステージクリアになって、ステージから強制的に出ます。(100枚コインは除く)
一方で、バンジョーはピースをとってもステージ攻略は続行します。
これはメリットでもあり、デメリットもあります。
メリットとしては、10枚のパズルピースがあることで、全てが戦闘や謎解きだけでなく、エリアをある程度進んだご褒美として、パズルピースが獲得できる機会があり、ステージ探索がやめられなくなる魅力がある点です。
デメリットとしては、switchでは中段セーブができますが、途中でプレイを中断しにくいです。マリオの場合は「このエリアのスターを1個とったらやめよう」と辞め時がわかりやすいです。
また、音符というマリオで言うコインも先のステージに進むためには絶対に収集しないといけません。
音符は各ステージごとに100個あるのですが、ステージから抜けたり、死んでしまうとリセットされます(XBOXで発売されたリメイクでは取得数は継続される)
この音符とパズルピースの要素によって、ステージを隅々まで探索する要素や「あの道の向こうに新しいパズルがあるんじゃないか」というわくわく度は、マリオ64より高いといえます。
バンジョーとカズーイの大冒険 攻略サイトと中段セーブを駆使しないと攻略はとても難しい
もし、中段セーブが使えず、当時NINTENDO64でバンジョーとカズーイを遊んでいたら、たぶんクリアできなかったと思います。それぐらいに本作は難しいです。
(例えば、この行き止まりに見える扉もステージ内で特定の動物に変身させてくれる、マンボ・ジャンボの魔術を活用して、かぼちゃに変身して、ステージを抜けないといけないということを知らないと無理なのです)
マリオ64は2Dから3Dの転換になっただけでなく、左から右へ単純にゴールを目指すのではなく、スターを獲得するという探索要素を加えました。
自力ですべてのスターを集めることは困難なため、おそらく攻略本はかなり売れたでしょう。私もリアルタイムで遊んで父に買ってもらいました。
バンジョーも攻略サイトがないと、ラスボスであるグランチルダと倒す以前に戦うまでに至らないと思います。さらにグランチルダはあまりにも強すぎます。
ゲームのうまさのみならず、知識も問われており、チート対策なのか終盤はグランチルダからステージの写真や、キャラの名前、さらにはグランチルダの妹から教わるえげつないグランチルダの趣味を知っておく必要があります。
さすがに現代のチートというべきか、中段セーブを駆使して、あてずっぽうで切り抜けました(笑)
バンジョーを楽しむ秘訣として、まず初見は自力で頑張って音符やパズルを集めていきましょう。
そして詰まったらyoutubeや攻略サイトをみて、埋めていくのがおすすめです。
時間のない人は、しょっぱなから攻略情報を見てもいいのですが、自分で見つけた感動というのは、この手のゲームでは重要ですし
バンジョーとカズーイはマリオほどアクロバティックな動きはできないかわりに、探索性をかなり強化しているので、自力で頑張るのが楽しむための秘訣です。
バンジョーとカズーイの大冒険とレア社の現在について
バンジョーとカズーイは、スマブラSPの追加キャラとしてアナウンスされ、当時の任天堂ファンを驚かせました。
というのも、レア社はN64の時代には10本以上の作品を発売し、どれもがハイクオリティだったのですが、その後マイクロソフトの傘下になり、株式も売却され、ソフトの新作や権利関係がマイクロソフトに移りました。
それでも、携帯機などはマイクロソフトはノータッチだったため、バンジョーの続編などを任天堂ハードで出してしまたし
考えてみれば、スーパードンキーコングはレア社開発ですが、任天堂の著作権キャラだったためか、複数の移植がされていますよね。
それでも、バンジョーはレア社が生み出したオリジナルキャラであり、スマブラのディレクターである桜井氏は、バンジョーを参戦させるために、マイクロソフトと交渉したみたいです。
そのため、まだレア社はマイクロソフトの傘下であるという事実は変わりませんが、任天堂と仲違いしたとか、そもそもネットで「和解」とか書いている記事もありますが、喧嘩しているわけではありません。
それだけ、当時マイクロソフトが優良なディベロッパーを買収するという動きが、ゲーム業界で珍しかったといえるのです。
任天堂にしても、プラチナゲームズに開発資金を提供することで、ベヨネッタを任天堂ハードだけで出すようにしていますからね。
レア社 ゲーム好きの芸能人、芸人にも語り継がれている
youtubeでレア社と検索すると、霜降り明星のせいじさんや、カミナリさんがレア社単体の企画で動画にするほど愛されています。
特に動画後半のせいじさんのバンジョーで出てくる動物の声ものまねが激似すぎて、深夜に動画を開いたのですが、馬鹿笑いしてしまいました。
落ち込んだらこれをみます(笑)
(一見かわいいワニを操作するミニゲームなのですが、かつかつで難易度が相当に高いです)
愛だけでなく「バンジョー全クリしてるやつおらんから」っていうぐらい、バンジョーのコンプリート難しいんですよね・・・
いまならswitchで中段セーブが使いまくれるので、根気があればだれでもクリアできますけど、制限時間イベントの制限時間が、本当にぎりぎりに設定されています(笑)
わざわざ秋葉原でレア社のソフトを探していたみたいです。
ちなみに、カミナリの2人が仲良くなったのもレア社がきっかけだったみたいですね。
いまなと、レトロゲームファンをはじめ愛されているレア社
2023年の年末には、007ゴールデンアイの配信が予定されています。友達の家で遊んだことがありますが、その後、版権物もあり高騰してしまって遊べていませんでした。
遊ぶのがとても楽しみですね!!