遊戯王を小学生からやっていた筆者が遊戯王の最近の高額カードのレートの変動などについて語っていく記事になります。
今回話題に挙げるのが
結束と絆の魔導師
になります。
25周年記念の特別なカードですが、そのレートはリリース当初から大きく下落。その原因と今後このカードの価値について語っていきます。
結束と絆の魔導師とは何か? 度重なる背景違いの再収録によって価値が大きく下がる
結束と絆の魔導師は、遊戯王25周年を記念して作成されたカードで、効果はお世辞にも実践向きとは言えないが、25にちなんだ効果となっており
1万枚記念に作られた、万物創世龍のようなコンセプトのカードということで、話題を集めました。
初出は、2023年の4月にリリースされたDUELIST NEXUS
ネットの調べによると2~3カートンに1枚の封入率ということもあり、東条書記は12万ぐらいのレートで取引されていました。
過去の万物創生龍の高騰と、25周年記念カード、しかもブラックマジシャンとブラックマジシャンガールのイラストを使用ということでかなり盛り上がりを見せたものの…
私が、発売してしばらくたってからレートを見たら、すでに5~6万円と下落していました。
その後、3回にわたって、新しいパックに収録。背景が変わるぐらいの変更であり、よほどこだわりのある人でなければ、価値が感じにくいカードになってしまい
2024年3月現在、フリマアプリ、カードショップでも2~3万円で取引されているカードになっています。
ちょっとお高めのホログラフィックレアぐらいの封入率になった感じですね。
遊戯王 最新INFINITE FORBIDDENの誇りと魂の龍は、高騰する可能性があるのか?
2024年4月発売予定の最新弾「INFINITE FORBIDDEN」は、エクソディアの融合カードが目玉となり、エクソディアテーマ、千年、ミレニアムテーマが追加されています。
さらに25周年記念枠として
「誇りと魂の龍(プライドとたましいのドラゴン)」が、結束と絆の魔導師枠で追加されています。
おそらく、結束と絆の魔導師を再収録しすぎたことが、コレクターの反感を買ってしまったのか
「本商品限定で収録」と記載されており、これが正しく、2~3カートンに1枚の割合であれば、10万円近い初期金額になるかもしれないですね。
もう1つ重要な点として、この収録パックのエクソディアや千年が環境テーマになりうるのかという点です。
ものすごく人気パックになれば、市場にまわる枚数も増えるので、価値はさがりますが、逆に弱ければ、パックもむかれないまま、絶版になる可能性となるため、コレクターとしては、そのあたりも念頭にいれる必要がありますね。
結束と絆の魔導師と誇りと魂の龍の問題点と今後について
この2枚のカードは、元となるブラックマジシャン、ブラックマジシャンガールと青眼の白龍をモチーフにしているものの
モンスターのデザイン、絵柄は似て非なるものがあります。
過去にエクシーズで「伝説の白き龍」という大会で配布され、のちにエクストラパックに収録されたカードがあり
このカードは、公式デュエルでは使用できないのですが、イラストの美しさが、ブルーアイズをリスペクトしたものになっており、コロナ下において、かなり高騰しました。
私の記憶が正しければ、登場当初は4~5000円ぐらいだったのが、2万円を現在超えています。
ブルーアイズをモチーフにしているだけで、海馬瀬人のようにお金をつぎ込んで欲しがるコレクターもいるかもしれませんが、少なくとも私の審美眼ですが、誇りと魂の龍に対して、何としても欲しいという欲求はわきませんでした。
しかし、高騰するポテンシャルのあるカードです。
ただ、シングル買いして、コレクションするなら、3月発売予定のQUARTER CENTURY CHRONICLEのsideprideの初期ブルーアイズのクオシクのほうが、高騰する可能性は高そうです。
おそらくトップレアは、真紅眼の絵柄違いでしょうけど。
遊戯王 25周年記念の問題点について
遊戯王の25周年記念ってものすごく長くやっているな・・・と思ったのですが
それもそのはずで、正しくは2024年の2月が25周年記念なんですが
2022年の年末から行われていました。
特に今年の2月に行われた、東京ドームのイベントは個人的にものすごくいきたかったのですが、東京まで行く必要性と、グッズを持ち帰る面倒さなどで行くことを諦めましたね。
あまりにもOCG関連の限定商品があったので、少し悲しい思いをしました。
そのため、25thシークレットレアは市場でかなり流通しています。流通しているといっても、しっかり価値のつく、高騰するカードというのはごく一部なわけですが
長くキャンペーンをやったからと言って、様々な記念レアリティを作るからと言って、ずっとブームが続くわけではなく
コロナが収束して、カードゲーム本来のクオリティや面白さという点にもより着眼されているのが、現在なのかと思われます。
しかも今回のコレクションパックが2弾にわけて発売されるということや、種類が膨大すぎて、自分の欲しいクオシクをあてる可能性がかなり低いという点で
遊戯王のコレクター展開も、かなり天井が見えてきているというのが個人的な見解です。
ちなみに個人的にはまだポケモンカードより遊戯王を応援している理由
2024年3月現在は、新興勢力のワンピースの人気が高く、ポケモンカードもNHKなどで取り上げられたレベルの過熱感はいまは薄れていますが
女性カードもやや適正価格に落ち着いたという状況です。
転売とか、高騰目的でカードを集めるより、自分が本当に欲しい絵柄とか、所有欲を満たせるかを第一に考えたほうが、幸せになれます。
ちなみに、僕は任天堂という会社は好きなんですが、ポケモンカードは、デジタルカードゲーム展開を全くしていないのは不満です。
(リアルカードはプレイしている人の熱意は高いものの、裾野はどうしても広がりにくいです)
社会人になるとカードを買うお金はあるんですけど、わざわざショップに行って、対戦できる相手を探すのが、異常に面倒なのです。リアルカードを持ち歩くわずらわしさもあります。
それが、カードゲームの醍醐味じゃないかといわれたらそれまでですが
紛失・盗難のリスクや、こっちが対戦相手のカードをあやまって持って帰ってしまうリスクもあると、あんまりリアル対戦したい願望はないです。
遊戯王やMTGは自宅でオンライン対戦できるを開発しており、その1点だけで私はTCGとして、遊戯王とMTGをポケモンカードよりも高く評価しています。
家庭の事情などで興味があっても遊べない人って絶対いますからね。
さらにDCGは、デジタルカードの課金で遊ばせるというのもありますが、プレイしていくうちに、カードに思い入れができてきて「実際に使っているカードを酷暑ンしたいな」というコレクターを増やす役割をもっています
かくいう私もマスターデュエルを遊んでいて「エルドリッチほしいな」とちょっと思いました笑