虫歯予防、天然甘味料で信頼されていたキシリトールの多量摂取が心臓発作、脳卒中リスクを高めるときいて キシリトールは健康にとって危険?これからもガムは購入するかを考える

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ここ最近、虫歯になりやすくなって間食が多いので、ボトルガムを買ってやりすごしているのだが、ややショッキングな記事を見つけた。

今回はキシリトールガムについての記事になります。

今回の記事は医学的な話も含まれるが、個人の見解も多分に含まれるので、結論や行動は各々にゆだねることになります。

 

 

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キシリトール多量摂取、心臓発作・脳卒中のリスク2倍

こちらはCNNの記事から抜粋

キシリトール多量摂取、心臓発作・脳卒中のリスク2倍に 新研究

その前にキシリトールって何?ということで、厚生労働省のeヘルスネットより抜粋

白樺や樫の木からとれるキシラン・ヘミセルロースという糖分から作られ、糖アルコールの一種で砂糖と同程度の甘さがあります。むし歯を予防する天然甘味料として、北欧諸国で多用され、チューイングガムやタブレットなどに使用されています。厚生労働省より食品添加物として認可されているほか、世界保健機関(WHO)や 国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。

e-ヘルスネット

 

これまで比較的安全といわれていた甘味料のエリスリトールと、天然の甘味料としてさらに安全性が高いといわれていたキシリトールを多量摂取すると、血小板を凝固させ、凝固した血栓は血管から剥がれ、心臓に移動して心臓発作を引き起こしたり、脳に移動して脳卒中を引き起こしたりする可能性があるといわれている。

 

糖尿病リスクのある人は、血栓症にかかりやすいといわれており、いままでそういった人々に推奨されてきたキシリトールに実はリスクがあるのでは?という一石が投じられたことになる。

 

 

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私たちはこれからもキシリトールガムを愛用しつづけるべきなのか?

現代人にとって、糖分は頭や身体を動かすために必要であり、ストレスを軽減させるためにも糖分の高いものを摂取する人もいる。

ドラッグストアで働いていたころは、多くのお客様が、人工甘味料を購入されていた。

 

今回の研究は原典を読んでいないのでよくわからなかったが、どれぐらいの期間でどれぐらいの量のキシリトールを摂取すれば多量といえるのか?という境界がよくわからない。

こちらの動画のコメントでは

父がキシリトールのガムをいつも大きな容器で購入して頻繁に食べていました。 健康診断でも全くずっと問題無かったのに、心筋梗塞の疑いで急に亡くなりました。心臓に繋がる太い血管がカチカチだったそうです。 研究結果のままです。驚きです。

というコメントが寄せられている。一番の原因がキシリトールであるのか?それは不明だが、このような個人の見解もある。

 

重要なのはこのような情報を警告として受け止めることであって、盲信していはいけないということだ。

一般的に複数の人工甘味料が入っているボトルガムと、歯科専用キシリトール100%ガム、どちらが長期的に摂取して健康に被害が及ぶのか?

 

たばこやアルコールと同様に、お菓子に関しても長期的かつ多量にとれば、健康に害が及ぶことはわかっているが、目の前にあるストレスや不安を解消するために一時的にとらざるを得ないということは、現代人なら良くある話だ。

 

重要なのはバランスであって、必要以上に摂取しないということだと思う。

 

塩や油についても、多量にとれば健康に害をもたらすが、少量で質の高いものを撮れば、逆に複数のメリットを得られる。

 

繰り返すが、キシリトールが悪いというわけでも、素晴らしいというわけでもなく

砂糖を摂取し続けることや、ストレスで喫煙をするぐらいなら、ガムの方がまだ低リスクであると思われる。しかし、キシリトールを盲信してそればかりを食べるような偏食は避ける。

このあたりがいい塩梅ではないだろうか。