今回は、小学生から学ぶべきマーケティングの話
なぜコンビニ一番くじの企画で
コムドットは売れ残って、東海オンエアはすぐに売り切れてしまったのか問題
これを学ぶことで、だれでも需要と供給、マーケットについて軽く学ぶことができると考えたので、取り上げていきます。
このブログでは有名youtuberについていろいろ取り上げています。
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比較 東海オンエアとコムドットの一番くじ
大雑把に東海オンエアとコムドットの一番くじの違いについて比較
11月18日開始
730円
コンビにはローソン、ファミマ、ミニストップそのほか多数
主にキャラクターぬいぐるみ。メンバーのフィギュアもあるがデフォルメされたもの。実写アイテムは、F賞のクリアファイルぐらい(しかも選択できる)
10月1日開始
ファミリーマート限定
1回770円
商品はすべてメンバーの写真をアクリルスタンドしたり、ハンガーにしたり、ボードにしたもの。ラスト賞だけキャラクター化されたもの
しかもすべての賞、選べないので推しのメンバーが手に入る確率が低い
勘の良い人なら、上記の比較だけでどちらが売れたかがわかると思います。
キャラクターVS実写だけではない コムドットのくじが全く引かれなかった理由
単純に、東海オンエアは購入しやすく、普段使いもできるようなキャラクターグッズが多かったからで、コムドットは本当のガチファンでないと手が伸びないような商品だったから
これに尽きるのですが
コムドットの場合、実写の写真やスタンドなので、例えば「やまとさんが目当て」という女性が、そのほかのメンバーをあててしまったら、失礼な言い方になりますが、実質外れなのです。
ただでさえ狙った賞を当てないといけなくて、そこからメンバー5人からランダムなので、5分の1の確率って、ガチファンであっても引きたいと思える人は少ないのではないでしょうか?
コムドットやまと1st写真集『LUCY』 [ コムドットやまと ]
今の若い人はコスパやタイパを重視しているといわれているのですが、これだけキャラクターグッズに対して、くじ性が強くなってしまうと手が伸ばしにくいのです。
コムドットのファン層の男女比が離れていないのになぜ女性特化のくじにしたのか?
私は今回の記事を書く前、てっきりコムドットのファン層というのは10代~20代の女性層に集中しているものだっと勘違いしていました。
実際に2022年のデータでやまと氏が出されたデータによると、男女比は4対6です。街中で声をかけられる比率も半々とのことです。
だったら、アクセサリーとかタオルとか、男性でも購入しやすいものを商品に入れておけば、男性層も取り込めたのでは?と思われます。
コムドット氏が全くくじの商品内容にタッチしていないとは考えづらいです。
メンバーの実写アイテム、男性ファンなら買うでしょうか。もちろん全く買わないまでいいませんが、購入するハードルはかなり排除されていると思います…
商品を先鋭化するアイデアは悪くなく、むしろ尖ったほうがよかった
コムドットはファンを囲うため、時間を奪い合うyoutubeの性質を理解したうえで、最近の動画は1本あたりを30~40分ぐらいに長くして、取り込んでいるのです。
広告単価を多く得るためにも良い方法だと思います。
逆に、ヒカキンやフィッシャーズのように誰であっても見やすい時間とか、10分ぐらいにおさまっている動画を連投している投稿者は、広く浅くリーチすることが可能になります。
これによって、私のようにコムドットについてはニュースなど表層的な面しか知らない層と、メンバーの性格や企画をすごく熟知しているファンの没入度、認知度はかなり広がります。
それでいいと思います。
人気になっていけば、ファンがコミュニティ化して深くなっていくのは、どの業界でも起こることです。
それならば、一番くじの内容ももっと尖ったディープなものにした方がよかったのかもしれません。
xでやまと氏が、一番くじの不振についてコメントを残されていました。これは結構異例なことだと思います。
やまと コンビニくじ不振報道に強気「到底コムドットの価値は下げられません」
これはマーケティング的に「売れなくて本当に辛いです」と弱気を見せればよかったのか、今回のように「コムドットの価値は下げられません」と強気が正解なのかわかりませんが…
コムドットははたしてアイドルなのか?
今回、結果的にアイドルグッズのような売り方をして失敗したコムドットくじ
ちなみに、リーダーやまとさんの著書もアイドル2.0でしたね。
過去に、えびすじゃっ〇のリーダーと対談している動画があり、1時間に及ぶ動画なんですが、コムドットのやまと氏がどのような戦略をたててyoutubeに挑んだのかが垣間見える動画になっています。
親がものすごく裕福だったとか、有名人だったわけではなく、自分の動画に対する企画力、編集力、メンバーの動かし方など、努力をしっかりして今があると非常に尊敬しています。
行き過ぎた考えになりますが、今回の一番くじについて、アイドル的な方向に振ったのは、ジャニーズの不祥事に対して、その受け皿が自分たちになるという覚悟のあらわれだったのかもしれません…
ただyoutuberというのは、今も昔も企画力だったり、我々一般人に近い目線で話すという共感性などが武器だと思っています。
これは私の主観ですが、偶然コンビニで目にしたVtuberのにじさんじのビックリマンチョコが、結構売れ残っていました。
私が見た店舗がたまたま売れ残っていただけかもしれませんが、Vtuberも根底はキャラクターの見たくれではなく、演じている中の人のキャラクター性やトークの面白さで人気が広がるのではないでしょうか?
あとは下世話な話ですが、3Dキャラが少女だけど、中の人はものすごいグラマラスボディとかのギャップがあるとバズるのかもしれませんね。
要するに、圧倒的な見た目とかボディとか、カリスマ性がないとその人だけで成立している写真とかグッズってなかなか売れないっていうぐらいハードルが高いものだということですよ。
話し戻しますけど、やっぱりグッズは選択制にすべきで、社会現象化していた時のAKB48の時も、ファンの多いメンバー、少ないメンバーの格差はあったわけなので。
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