今回紹介するのは、久しぶりに鳥です
過去に胃腸炎を起こしたので、戦々恐々としましたが・・・鳥です(笑)
今回訪れたのは、全国でチェーン展開されている
三代目鳥メロ
になります。決して表に綺麗な女性店員が、呼び込みをしていたから、「いいな」と思って入ったわけではありません!!(下心だけ生きている男?)
三代目鳥メロはワタミグループの影響があるのか?
三代目鳥メロは、ワタミグループの一つです。
もとは「和民」や「わたみん家」でしたが、業態転換して今日に至ります。
上記、引用サイトから同時に業態転換した「ミライザカ」も好調だったようで、ワタミはどちらかといえば、高価格路線だったみたいですね。
ただ、すでに鳥貴族はじめ、鳥×居酒屋って業態は存在していましたし、低価格路線も先行していました。
赤字になっていたとしても、ワタミの店舗数や社員数というスケールメリットを活かしたんでしょうかね。
ちなみに、記事にあるようにワタミという屋号を隠しているという批判もありますね。
これは、半分正解で半分間違いといったところでしょう。
過労死自殺で、ブラック企業として認知されているのは周知のとおりです。
もちろん、創設者の渡邊美樹氏が一代で飲食チェーンを築き、大量の雇用を創設したのも事実。
ユニクロだって、ほかの企業でも過労問題はつきものです。
ただ、開き直るような答弁を繰り返したり、あろうことか騒動の後に議員になったり、遺族に対して「いくらほしいんだ?」と報じられるなど、かなりの自己顕示欲ぶりが明るみになってしまったのは、問題でしたね。
ただ、屋号を隠したとしても、ネットで「三代目鳥メロ」と検索したら、ウィキペディア先生などが「ワタミグループ」と明確に記載しています。
本気で隠しているわけではないということ。
それに、全く違う会社で展開したとしても、飲食業界は純然たる競争社会なので、客からの支持がなければあっという間に廃れます。
では、食べてみましょう・・・
実際に食べてみた
はじめにカシスウーロンとキャベツのつきだしが出てきました。キャベツのつきだしはお替り自由だったと思います。
お酒の安さを売りにしているのですが、安かろう悪かろうか、カシスウーロンの配分が、カシス1に対してウーロン9ぐらいにかなりの薄さでしたね・・・これでは酔えない(笑)
かなり物足りないですね・・・
居酒屋であったら真っ先に注文する牛モツ煮込み
299円という価格ですが、安かろう悪かろうではありますね。モツの臭みがあるし、煮込み特有のこってりとした濃厚な味わいも感じられません・・・
写真がボケボケで申し訳ない
鳥メロの看板商品である
清流若どりのモモ一本焼~特製玉ねぎ塩ダレ~
これは、店員さんが実際に目の前で切り分けてくれます。国産の鳥です。
塩だれとありますが、味わいはさっぱりしていて、鳥本来の柔らかさや甘さがよく出ていると思います。
焼き鳥のセット
実は、若どりと同じく799円という価格設定。若どりはかなりコスパがいいですね。
トサカ(鶏冠)にはヒアルロン酸、モミジ(鶏足)にはコラ-ゲンがたっぷりという
三代目鳥メロの秘伝のぷるぷるダレで味わいます。
熱を加えるとさらさらになるので、焼き鳥にかけられている時点で、ぷるぷるはしていません。
冷たいメニューなどではぷるぷるした状態でのっかっているようです。
大きさは鳥貴族ほどのインパクトはないものの、味わいはしっかりしていて、弾力も及第点ですね。
タレとの相性も良く、ベーシックである焼き鳥のセットがこのような味わいだからこそ、鳥メロはヒットしたのかなと思います。
なんだかんだいって、奇抜なメニューよりも定番メニューが安定している方がリピートも紹介もしやすいです・・・僕は奇抜な方が好きですが(笑)
お酒をもう少し飲みたかったので、オリジナルの
鳥メロハイボール
こちらをチョイスしました。ブラッドオレンジとトマトがはいっているそうです。さらにコラーゲン入り・・・コラーゲンがはいっていてもわからないものですが
こちらは、看板商品だけあって、しっかりとアルコールが感じられます。ハイボールって店によってウイスキーの割合が自由なんですけどね。気持ち多めに入っているのではないでしょうか。
それよりもブラッドオレンジの柑橘系の味わいがアルコールの味わいとうまく溶け合っています。
これはなかなかおいしいので、鳥メロに訪れたら頼んでみてはいかがでしょうか?
〆はぷるぷるダレを使った、卵かけご飯ですね。まぁ鉄板です。
ごはんの量が思った以上に多かったので、おなかがパンパンですね・・・
特筆して、ぷるぷるダレが異常にうまかった・・・・というわけではありませんでしたが。
総評 鳥の安定感は高いが、ハズレもある・・・これからの活躍に期待
さて、やや歯切れの悪いレビューでしたね。
鳥メロハイボールと、焼き鳥セットと若どりを頼めば、2000円ぐらいでおさまりますし、とりあえず満足できるのではないでしょうか?
やはり、細かいおつまみなどが重なっていくと、費用も重なるので、格安といっても結構いってしまいましたね・・・反省。
ベースの焼き鳥がおいしいので、迷ったときにいける居酒屋として知っておいた方がいい・・・というぐらいですかね。
感動ってほどでもないですし、現代人なら値段相応と感じるところでしょうか。突き抜けて、鳥貴族より秀でている・・・というわけでもないんですよね。
そもそも、これからの若い人って何かを話すときに焼き鳥の居酒屋をチョイスしているのかな・・・というのは個人的に気になりますね。
なにせ、ステーキ店で談笑している若年層の多かったこと・・・
そして、いうて居酒屋もコストかかりますよね。飲み代というコストね。
これからの時代はそういった費用を抑えよう・・・って風潮にもなるので、鳥メロが長期的に活躍するためには、もうひと工夫必要みたいですね。
ちなみに、この日は初めてシフトについていた新人さんと、それを丁寧に教える先輩店員さんの交流がありました。頑張れ!!僕も接客業なので・・・