最貧困女子 ネタバレ 実態と特徴 彼女たちのこれからと末路 リアル 知的障害とコミュニケーション

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少し古いですが、2014年に鈴木大介氏より書かれた「再貧困女子」を読んでみた、書評と感想になります。ネタバレを含みます。
この本では、世の中には貧困の状態で、家族や友人の縁もなく、知的障害などを抱えた再貧困女子が存在しています。彼女たちには特定の特徴があるものの、リアルでは表に出ることがなく、彼女たちの実態や末路について、だれも知られぬことが多いです。
2010年代でも、戦後なような過酷な環境でいきる彼女たちへの取材を見た感想を述べてみます。

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最貧困女子の特徴 なぜ彼女たちの実態はだれにも見られないのか?

本書の発端は、幼いときに両親との死別などを経て、孤立した女性への取材から始まります。次に、月収は10万円付近とワーキングプアながらも、地域の友人と協力して楽しんだりする、マイルドヤンキーとプア充の取材へ移ります。

そこから、筆者は女性たちが全体的に貧しくなっており、さらに筆者が行っていた援〇交際女子への取材とあわせて、本当に貧困に苦しんでいる再貧困女子への実態が知られていないという危機感を募らせます。

最貧困女子たちも、幼少期に親の虐待や孤立などがあり、地方の学校では学内で援〇デリへの斡旋が行われていたり、先輩が後輩を管理するという実態があります。

さらに都心へ1人訪れる少女たちを助けるのは、政府や自治体の捕捉やセーフティーネットではなく、援〇デリをすすめるための代行業者だったりします。彼らは、身寄りのない少女たちの住まい、食い扶持、身分証(他人の物を渡す、偽造)、そして、人間関係を与えます。

援〇デリは、彼女たちの年齢や身体にしか価値を見出していません。

残酷なリアルとして、家族の愛を受けず孤立した少女たちの中には、十分な栄養のある食事を与えられず、高カロリーのお菓子などを食べ続け、太り続けていたり

学校の友人関係などをうまく作れず、流行りのメイクなどを知らないまま、女性として売ることが難しいという実態があります。

援〇デリで、安い金で体を売り続ける少女たちは、潤滑油とデリケートゾーンへの麻酔を使い続け、自分を商品として消耗させ続けることしかできないリアルもあります。

江戸時代の遊〇のように、自分を支援してくれる存在、彼氏や夫になってくれる存在が、再貧困女子の希望ですが・・・

最貧困女子たちは十分な愛を受けないまま、育ったことで、一般常識もなく、相手の愛を試すために突拍子のない行動を繰り返し、それがDVにつながることもあるみたいです。

最貧困女子に対しては、施設などで縛るということではなく、24時間彼女たちが安心していられるような、開放された居場所を作ることも大切です。

 

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最貧困女子と知的障害の関係性と特徴 虐待からのコミュニケーション

鈴木氏が取材の中で、再貧困女子に知的障害の傾向が多くみられるといわれています。

元から重篤な知的障害があるというよりは、長期で過酷な虐待などで、後天的にコミュニケーションに対して、過剰に反応したり、全くできなくなったと考えることもできます。

意外なリアルとして、打ち子(援〇をあっせんする人)やホストも精神的に病んでいる層が多く、少女やホストは、互いに共依存関係にあるということです。

家族との愛情形成に失敗したため、自分たちが新しい家族を作って、ちゃんとした家庭をつくりたい。

そういった志は、立派なものではありますが、安定した住居、職業、そしてメンタルがないと、成立させることがなかなか厳しく感じられます。

実態は、幼少期に受けた虐待をそのまま自分の子供にも与えそうになったり、夫がDVに転換するということがあるようです。

ただし、貧困女子の取材の中では、子供たちを施設に預けたくないという一心で、働き続ける女性もいます。

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最貧困女子の特徴とこれからはどうなるのか? 女性は最後に身体があるの嘘

本書では、再貧困女子とセッ〇スワーカーについての関係性を述べております。

町中で見られる性産業とは違い、サイトを使ったりしているため、再貧困女子のセッ〇スワークは顕在化されにくいです。

たとえ、店舗型に運よく入ったとしても、そこでは過激な指名というなの競争にさらされます。

本書でも店舗型に週1で務める女性への取材がありました。メインの仕事をしながら、週1で、店舗に通う女性ですが、身体へのケア、プロ意識は高く、鈴木氏が取材した別の女性に対して、「努力が足りない、やれることがある」と批判しています。

よく、心無い意見として、女性は少なくとも価値が付く、女性の最後の砦に身体があるという意見があります。

私は、様々な事情で、同世代よりも性産業への知識はあります。

同世代の同じような性格や趣味を持った、友人に「そういう店はいかんの?」って聞くと「金がない」「別に趣味があるからいいや」「病気が怖い」。これが主な理由です。

人それぞれですが、性産業を活用する男性は逆に「お金は多少ある」「これが趣味」「病気への知識が一定量ある」と言い換えることもできます。(借金しつつやってる人もいるでしょうが)

私のように自由恋愛市場で、はじかれた人間が一定のお金を持っていたとして、見た目が多少良くて、愛想がいい人が2万、見た目が悪く、愛想が悪い人が5000円だったとしたら、どちらを選ぶか?

最貧困女子を読んだ後でも、間違いなく前者の2万円を選ぶでしょう。おそらくほかの自由恋愛に敗れ、独身で金がある程度ある、男性も同じような選択をすると思います。

鈴木氏は、無責任で自分が少女たちの助けになれたと自慢する買〇男に憤りを感じていましたが、一方で彼らが少女たちの最後の砦になっていた事実もあります。(違法ですが)

児童〇春に対しての、取り締まりは今後きつくなることしか予想できないため、取り締まりの強化と、再貧困女子への支援、保護を両輪でやる必要があるでしょう。

 

日本という国は、法治国家であり、法律や制度をしっているかどうかで、人生の難易度が変わるといっても過言ではありません。

鈴木氏があとがきで指摘されたように、助けたいと叫ぶことのできる人、アピールできる人が支援を受けそれを言えない人は、どん底に落ちていく。

これは、悲しいですが、抗えない現実でもあります。

さらにいえば、本当に再貧困女子の方々が、本書を読むことは、おそらくないでしょう。

親に虐待されていてたとしても、家庭の中にいれば、ブラックボックスです。

保護というのは、自動的に行われる必要が理想ですが・・・果たしてどうなるのか。

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